”京”風に”坪庭”と洒落ているが、たかが狭いのみである
今日は平成19年3月30日金曜日である。
今日の予定は午前中は水泳で午後は13時から「パソコン教室」に行く予定だ。
目の前にあるカレンダーを見ながら呟く。
ふと?カレンダーを見ながら何か変だ?と感じた。
目の前の壁にぶら下げているカレンダーの28日(水)の欄に“11時に○○”と記入して有るのが目に入る。
この○○は歯医者さんに行く日だった。
「あれッ 歯医者さん行ったかな?」と急に不安になった。
確か前回に治療が終わったときにお医者さまから
「次回の治療は少し間を置いて一週間後に予約を受付でして下さい」と言われたっけ・・・。
テーブルから立ち上がりカレンダーに行き大きなカレンダーを捲り4月の予定の記入を見る。
4日(水)の予定を見ると、何も記入していない。
「なんでも帖」を開いて見る。
ここにも何も記入していない。
俺・・・水曜日 何をしていたかな~ァ と藁にも縋(スガ)る気持ちでブログを見ると何も書いていない。
益々、不安になる。
若しかして歯医者さんに行くのを忘れたのかも?
忘れていたら、どうしよう・・・。
その時はかみさんに頼むか?
自分が不都合になると、何でもかみさんに頼む癖は今も治らない。
情けない男だ!
これでは我輩は、まるで“落語”の主人の熊さんである。
そこへ、カミさんが起きてきて居間に来た。
「おい、俺! 水曜日 何をしていたかな~ァ?」
「な~に?水曜日?」
「そうだ!」
「水曜日といえば一昨日(オトトイ)ではないの?」
「忘れたの?」
「うん・・・」なんだか我輩もションボリとして来た。
「歯医者さんに行ったか?行かなかったか?分からないのだ」
2日前のことが思い出さないのだ。
「あんた、確か行っているよ」
「何で分かる?」
「領収書を貰ったよ」さすが会計の事となるとカミさんの記憶は元が違うようだ。
「そうか、行っていたか?そうだ!診察券に印字してある筈だ」ショルダーバックを取り出し診察券を入れるポケットの中を調べる。
診察券を取り出し、よく見ると“4月4日11時15分“と印字してある。
確かに28日の水曜日に歯医者さんには行っていた。
ほッ とする。
直ぐに4月のカレンダーの予定に”○○に11時”と書き込む。
でも歯医者さんに行った後、何をしていたのだろう?と言う疑問が湧く?
歯医者さんには、何時も自転車で行くが自転車を使った記憶がない。
自動車も記憶がない。
あれこれ考える。何か有る筈だ。
テーブルから気分転換に立ち上がり窓から狭い庭を何気なく見た。
窓から一間先の生垣の躑躅(ツツジ)の芽が見えた。
はッ とした。そうだ。
歩いて行ったのだ。
駅まで歩いて行くことなど近頃ないことだ。
駅までキョロ・キョロしながら歩き、途中で少し離れた山間(ヤマアイ)のアチコチにポツリ・ポツリと桜が白く見えた。
こうなると、次々と思い出す。
駅前の大きな桜の木
駅前の大きな桜の木の葉の緑が濃くなっていたな・・・。
等、また、北久里浜の“駅前通りの桜祭り“の大きな看板もあった。
エジソンの言葉ではないが
「天才は1%の閃きと、99%の努力だ」我輩も大きくでたな?でもこれはエジソンが言った言葉とは少しニュアンスが異なる。
エジソンが実際に言われた言葉は
「1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄である」 が正しいらしい。
然しエジソンは歴史上の人物と思っていたが以前 何かで調べた時に(1847年2月11月 - 1931年10月18日)
と記載してあり我輩が学校を卒業した歳に亡くなられていたのだ。
なんでも直ぐに調べられるパソコンの威力に恐れいったものだ。
我輩のような鈍才無能の者にはエジソンとはなんら関係はないが・・・。
我家の躑躅の芽から次々と思い出したことに、つい、エジソンを出汁にした“くそ爺”であった。
毎日が大変ですね。それでも暖かくなって来てよいことと思いますが?
雪が消えたようで外に出ても歩くのが楽になられたのでは?
今朝の我家の居間の温度は20度です。最近は二桁になることが多くなりました。
今(10半)、外気温は16度です。
桜も満開のようです。来週プールに行くときは既に散っていることでしよう?
困ったものです。75歳になったと言う自分は一体何をして来たのだろうか?ふと、考え込むことが多くなったようです。
流れ星のような軌跡を感じます・・・・。
お久し振りです。
新聞で積雪0cm、窓から外を見ると2cmほどの新雪で真っ白です。近くのゴルフ場はきょうからオープンです。いよいよ春が来ました。
osamuさんの一日も多忙ですね。
私も忘れたり、思いだしたりの日々の繰り返しです。
地球なんて、どこか他所で廻っていて欲しい。