介護問題
TVで最近はよく介護の問題が取り上げられていて我輩も少なからず興味を引かれる。
2005年度には200万人の認知症の患者が認められていたが現在は400万人を超えているとか?
しかも、これからは「老々介護」から「認々介護」に移行してきている?
先ほど(25日夜)見たTVでは75歳の夫が認知症の奥さんを介護しておられる様子を見せていたが、そこに回診のお医者さまが来られ、お年寄りの夫婦との会話から、介護をしておられるご主人も初期の認知症を疑われ、その場でのテストの結果、なんと、この介護をしておられたご主人(75歳)も初期の認知症が認められた。
早速この回診のお医者様はヘルパーさんとご家族の方と連絡を取られて、今後の介護のあり方を指導されていることが報道されていた。
我輩にとっては人ごとではない。身につまされる思いだ。
先日、我輩も個人病院で「ボケのテスト」を受け、
「私のボケ具合はいかがでしょう?」と尋ねますと、
「この結果が今後の標準になり、今、直ぐにどうこういうことではありません」
「これから、三ヶ月、或いは四ヶ月、ごとに検査して判断をします」と言うことだった。
先ほど見たTVでは認知症のテストは即座に判定されていたが我輩が受けたテストは別物らしい?
多分先生との対話で我輩がこのころ物忘れが酷く成った気がするといって受けたテストはTVで行ったテストとは内容が違っていたのかも?
「野菜の数?」「今日は何月何日?」「ここは何処ですか?」・・・
というような質問はなかったな?
TVを見るにつけやはり認知症の問題は見過ごされない。
食事、運動、刺激、・・・・。
特に外に出て外から受ける脳の刺激はボケ防止に効果があるようだ。
よくないのは家の中に閉じこもることらしい?
我輩も76歳だ。出来るだけ外にでる算段が必要のように思う。
今日は手話の会の会合が横須賀中央である。
別に手話の勉強ではなく会の皆さんが集まってお店でコーヒーなどを飲みながらダベルのみだ。
我輩も柄付きのシャツなど着て,香水など噴霧して、少しオシャレをして出かける心算である。(笑)
これでは日光の猿軍団の一員か?
勿論、お店では手話の会話もあれば普通のおしゃべりもある。
おしゃべりは聞こえないので自然と相手の手話の表現に注意が行く。
我輩の手話はまだ幼稚園生だ。然し、見ているだけで結構判るところも出てきた。
会員の方が何を喋っていたかがわかった時は嬉しい。少しでも判ると前後の関係で会話の内容は繋がる。
でも大半はまだ分からない。
不思議なもので、その時に一旦分からないと思ったら、その後の手話は全く理解できなくなる。
簡単な手話の表現すらピンと来ない!
こんな時は、なんだかみんなから取り越された感じをうけて、ヤル気がなくなる。
ここに問題があるようだ。
それでも、みんなの手の動き、顔の表情を見て理解に勤めるかな?
我輩に必要なのは判らなくても理解しようとする”気力”かもしれない?
”気力”を失うとボケるかも?
今の我輩に必要なのは「がんばれ!」でなく、”ヤル気”を失わないことかな?
と言うことで、手話が分からないことがあっても、きょうは参加しよう・・・・。
そして久し振りに会のみなさんと合おう・・・・。
まぁ ボケたときはその時までだ。
気にしないでボケたらボケたことをブログにでも書くか?書けるかな?(笑)
タモリさんではないが「笑っていいとも?」いや
「笑ってる場合ではないか・・・」
ここのところ連日 雨模様だ。
朝、雨戸を開けると道路が濡れている。
庭にでて温度計を見ると22度だ。随分と気温も下がってきた。
もう 秋だ。朝雨戸を開けたときの煩い蝉の鳴き声もない!
きょうの報告はまた後日とする・・・・。
PS:タイトルを気軽に「認知症」としたために異常な訪問者がありました。私の不注意をお詫びいたしましてタイトルを変更しました。陳謝。
追記:今 カミさんが読売新聞を持ってきた。ふと見ると下記の記事があった。
今朝の読売新聞
ttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080825-OYT1T00613.htm
サッチャー元首相が認知症、長女が回想録で明らかに
【ロンドン=森千春】英国のサッチャー元首相(82)の長女キャロルさんが近く出版する回想録の一部が、24日付の英紙メール・オン・サンデーに掲載され、元首相が認知症を患い、記憶力も減退していることが明らかになった。
記事によると、元首相を公私にわたって支えた夫のデニスさんは2003年に死去したが、元首相はデニスさんが亡くなったことを忘れがちで、キャロルさんが繰り返し言い聞かせているという。
キャロルさんが元首相の記憶の異状に気づいたのは2000年。昼食時に、90年代に旧ユーゴスラビア・ボスニアで起きた紛争と、在任中の82年に自ら指揮をとったフォークランド紛争とを混同したのがきっかけだった。その一方で、第2次世界大戦のころの配給食料の調理法について、10分間も話し続けるほど元気な時もあるという。
元首相は昨年9月、ブラウン英首相の招待で、古巣のダウニング街の首相官邸を訪れたが、公衆の前への登場はまれになっている。
(2008年8月25日21時12分 読売新聞)
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あの優秀なサッチャー元首相(82歳)でさえ?怖ろしい病気だと痛切に感じた。
認知症のTV放送があるとつい釣り込まれ見てしまいます。早く新しい治療法が発見されるといいですね。
彫刻家 北村声望氏の紹介文です。
「認認介護」もありうるのですね。
これでは生きることが不可能に思います。
残念だが治療法は私たち世代には間に合わないでしょう。
せめて野たれ死にしないような福祉を願っています。