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余録:「泥足で玄関へ上がる松ケ岡」という川柳が…
毎日新聞 2015年04月03日 00時43分(最終更新 04月03日 00時52分)
「泥足で玄関へ上がる松ケ岡」という川柳がある。「松ケ岡」とは縁切り寺だった鎌倉の東慶寺(とうけいじ)を指す。追いかけてきた男につかまりそうになった女が草履(ぞうり)を寺内に放り込み、間一髪「駆け込み」を成立させたさまを「泥足」で示したものだ
▲「縁なき衆生(しゅじょう)を済度(さいど、救済)する松ケ岡」。女から離縁できなかった昔、江戸から東慶寺に駆け込みを図る女と追いかける男はよく川柳に詠まれた。「運のなさ焼餅坂(やきもちざか)で追いつかれ」。焼餅坂は戸塚近くにあった坂という
▲「九里あるよ急がっしゃいと渡し守」は鎌倉への道のりを教えて女を励ます渡し場の船頭、「うろたえた女五山をあっちこち」はお寺の多い鎌倉で迷ってしまったという図である。追いかけてくる悪縁を切るのは容易ではなかった(井上禅定=いのうえ・ぜんじょう=著「東慶寺と駆込女」)
▲先の内閣府のストーカー被害調査では、女性の10人に1人がつきまといや待ち伏せなどを受けた経験があり、そのうち3割が命の危険を感じたという。つきまといに電子メールやネットが使われるケースが多く、今日の“悪縁”はサイバー空間からも追いかけてくる
▲なかでも相手のプライベートな画像をネットに流す「リベンジポルノ」については、それを罰する法律ができている。警察の集計では施行後1カ月で110件の相談が寄せられたから、悩んでいた人は多いのだ。今後、被害者はすぐに警察に駆け込んでいただきたい
▲ストーカー規制法では自治体も被害者を支援することになっているが、全国の6割の自治体には相談窓口もないという。追い詰められた被害者があっちこち行き迷っては川柳にならない現代である。
ソース: http://mainichi.jp/opinion/news/20150403k0000m070157000c.html
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つぶやき
ストーカー事件があとを絶たない。 解決方はないのかね~? 折角 役所に届けても私立探偵による身元が明らかにされ被害にあった方も居られる。 警察も確たる法的手段を中々講じない。 以前のことだが逗子警察では警察で被害者の身元を明かすようなヒントをストーカーに知らしめていて被害者は殺されたこともあった。
現代は若い女性が男言葉を使い「テメ~」なんて男に啖呵を切っていて男が委縮しているが実際は気の小さい男ほど危険な存在である。
体力は男性が強いのが一般的である。 「この男 弱く やっつけていい」など と突っ走った女性が男性をバカにしていると ある日 その男にその女性は殺されるかも? 体力関係では男女逆転など普通ではあり得ないのだ。
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