余録:「稲の殿」という言葉がある。稲妻のことで…
毎日新聞 2015年08月13日 00時14分(最終更新 08月13日 00時15分)
「稲の殿(との)」という言葉がある。稲妻(いなずま)のことで、稲の夫(つま)(配偶者)という語源を面白がる言葉である。稲の出穂(しゅっすい)の頃に雷が多いため、昔の人は稲と雷光が交わることで豊作になると考えたのだ
▲雷光を表すのに、稲に宿る神霊を示す「稲魂(いなたま)」という言葉が用いられることもあった。もともと稲妻は夜、晴れているのに遠い空に見える雷の光を指したという。一方かみなりは「神鳴」、もっぱら音を表す言葉で、光と音のそれぞれに名前を与えていたのが面白い
▲で、ちょうどその稲の出穂のシーズンである。猛暑が一段落したと思ったら、九州や北海道が雷を伴う激しい雨に見舞われ、全国的に不安定な天気となった。台風由来の雲や南下した寒気の影響というが、ここ一両日は各地で雷雨などの降りやすい天気が続くという
▲ここは雷雲の動きをいち早くとらえて急な雨に備えたいが、気象庁が昨夏から始めた短時間予報システム「高解像度降水ナウキャスト」は250メートル四方ごとに30分先の降雨を予測し、ネットで公開している。ただこれでもまだゲリラ豪雨への対応には不十分だという
▲「馬の背を分ける」とは馬の背の片方は雨、もう片方は晴れという夕立をいう。短い時間で急に発達する小さな積乱雲をとらえるのは至難の業(わざ)で、今は積乱雲発生を予測するシステムなどの研究が進められているという。またメールによる情報伝達も試みられている
▲「山裏に大鬼遊ぶ稲光(いなびかり) 小島健(こじま・けん)」。これも、居るところは雨でもないのに山向こうの雷光がたいそう盛大だったのだろう。大鬼たちの無邪気な遊びもしっかりと見張らねば危うい昨今の気候変動である。
ソース : http://mainichi.jp/opinion/news/20150813k0000m070132000c.html
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つぶやき
余禄を読むと いつも この歳で教えられることが多い。 自分の不勉強や無知を思い知らされる。筆者の博学にも敬服する。
毎日 きょうはどんな話題かと楽しみにもしている。 最近はパソコンを開くのも朝 一番に開いて昼間に開くことはあまりない。 パソコンの画面が眩しく目ガチラチラ して非常に疲れるからだ。 誤字や不要の文字・変換間違いにも気付かないことも多くなった。
終活の心算で古いVHSをDVD にダビングしているが結構 時間をようする。 VHS も数百本もあるが、今は中を確かめずに破棄したい・・・しかしだ!・・・それが破棄の心を一時停車させる。 ダビングは遅遅として進まない。
今 もって「断捨離」ができなく家の中はゴミ?の山の連なりである。
昨日 ガソリンを入れたがリッター当たり 137円 何故か?急に安くなってきた。 プールは孫やお子さん連れのお客さんで まるで プールは「おじや」状である。 小さなお子様に水泳を教えて居られる爺・婆さんの臨時コーチも忙しそうで実に楽しそうにも見える。
夏休みでないと見られない市営プールの様子でもある。それとなく見る私も楽しくなる。
きょは終戦記念日。昨日の14日は岩国(山口県)がB-29の爆撃を受けた日でもあった。 米軍はこの爆撃を「フアイナル・攻撃」と言っていたと言う。
今日の15日に爆撃を受けた都市も多い。きょうの正午に放送された天皇によるポツダム宣言受託を(終戦)米軍は既に知っていたのかも? それでもきょう(15日)爆撃 しているのは新兵の訓練爆撃? 残酷です。合掌
追記 昭和20年8 月 14日~15日の空襲 以下 Googl より (15日追記)
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