裁判所には9時半ごろ着いた。
我輩を送ってくれたカミさんは車の中で待っていると言う。
我輩は一人直ぐに前に建つ建物に入る。
我輩が最初に入った真正面の建物
右の廊下を行き「何とか受付」と書いてある部屋に入り「赤キップ」を見せると側に座っておられた係りの方が直ぐに立ち上がり、
「それはココではありません。この奥の➀番の部屋です」と親切に教えていただく。
1番の部屋に入ると既に10人くらいの方が座っておられた。
カバンからポシェットを出したところで何故かトイレに行きたくなり、座席にカバンとポシェットを置いたままトイレに飛び込む。
トイレから戻ると部屋にカミさんが背広の人と喋っていた。
あれ?あいつ車の中で待つと言っていたのに・・・・何処からこの部屋に入ったのだろう?
何か判らぬが側に行くと
「あんた、(赤)キップを出して・・」と言う。
ポシェットから赤キップを出すとその若い背広の方が「こちらへ・・」と部屋に誘導される。
腰掛に座ると、過日没収された自動車免許証と共に書類があり、本人の確認の後に書類の記事の確認がはじまった。
速度違反の日、場所、時間、速度オーバーの速度(31Km/h)、等書類の内容に関するものだ。時間は5~6分で終わる。
「後は検察官の呼び出しがありますので待合室でお待ち下さい」
2番の部屋が隣に在り表札は「区検察庁」となっている。
部屋には石油ストーブが一つ置かれていた。
待合室で座り本を広げるも落ち着かない!ストーブの側で温まるが余り暖かくない。
ふと、側の壁に「罰金の受付を名乗る方が居ます。そのような事はありません。ご注意下さい」のような意味の張り紙を見た。
裁判所の中でもか?凄い奴も世の中にいるものだ!といささか呆れた。
20分くらい待ったときに名前を呼ばれた。
(我輩には聞こえない!カミさんが側であんたよ!と突いた)。
一緒に来てよかった。
検察官の前でも先ほどと同じ内容の質問と確認だった。
「ここに記載してある内容はよく警察官から説明を受けましたか?」
「ハイ。説明は受けましたが?ナニがなんだか判らなかったです」
「そうですか?ではもう一度説明します」と穏やかな方だった。
「速度は3m の間での速度測定です」
「そこで速度違反の車は立っている警官が知らせます」
「赤キップはご存知ですか?」
「ハイ ネットで検索しました。そして初めて青キップと赤キップがあることを知りました」
「そうですか、では相当調べられたのですね?」
「いえ 素人ですので・・・・」
「一般の道路では29Km/h を超えますと赤キップになりこちらに来て戴くことになります」
「青キップは反則金なので別途支払いをして頂くだけです」
その他イロイロと説明を受ける。
約20分くらいの時間だったが検察官は言葉も丁寧で没収された運転免許証を我輩に返す時も両手で出されたのには驚き!つい片手で受け取った。
しまった!と思ったが既に遅い。悪いことをしたな~と心で謝った。
「後は判決が出るまで待合室で待っていてください」と言われ我輩は部屋を出る。
待合室で待っていると若い方が別の部屋から出てこられ名前を呼ばれ、なにやら紙切れを渡しておられる。
紙切れを受け取った方は窓口に行き、お金を払っていた。
我輩も其れを見ていたが罰金だな?とは判ったが金額は判らなかった。
すると、側に座っていたカミさんが
「随分払っているね~」と言う。
「ほう・・・お前に判るのか?」
「判るわよ~そこで数えていたでしょう」
「お札は見えたが枚数はわからなかった・・・」
「おい!どの位払っていた?」
「7万から8万(円)くらいが多かったよ」
「そんなに?」まァ 我輩は一応10万は用意して来たのだが・・・・。
30分位待ったところで、その若い方から我輩も呼ばれた。
真っ先に渡された紙切れの金額(罰金)を見る。
○万円だ。予想外な金額だった。
カミさんもチラリと見て
「よかった~」と一言。
支払いにはカミさんに窓口に行ってもらう。
ところが支払いが済んでも、なにやら係りの方と窓口で話をしている。
席に帰った時に
「おい ナニを話していたのだ?」
「罰金の金額だよ!」
「罰金の金額に差があるのはどうしてか?って聴いたのよ」
「金額に差があるのは違反の内容と再犯如何によるのだと言っていたよ」
「う~ん・・・」我輩は返事も出来ない!
「神奈川県は厳しく全国で1~2位を争う厳しい県だと主人が言っていましたがそうなんですか?ってね?」
「へ~ェ お前よく、そんなことが聞かれるな~」少々呆れた。
「そうしたらね!そんなことはありません。全国何処でも同じようにしていますって言われたわ」考えれば当たり前の答えだが?我輩にはとても、そのような事は聞くことは出来ない。
タイシタもんだ。まさに「恐れ入谷の鬼子母神」だ。女は強いな~
裁判所を出るときに振り返ると、なんと「交通キップ受付」と大きな看板が入り口 右の建物の前にあった。これが全く見えなかったのだ。
我輩は門から真っ直ぐに歩き正面の建物に入ったのだ。
門を入ると右に行けばよかったのだ
我輩が如何にうろたえていたかが判る。
裁判所の裏から市内を見た。晴れた市内は綺麗だ!
然し二度と来る場所ではないな・・・・。
かくして我輩の不始末の裁判は終わった。
家に帰るとガクンと腰が抜けた。
カミさんは何事もなかったように洗濯器を回し始めたらしい・・・・。
我輩を送ってくれたカミさんは車の中で待っていると言う。
我輩は一人直ぐに前に建つ建物に入る。
我輩が最初に入った真正面の建物
右の廊下を行き「何とか受付」と書いてある部屋に入り「赤キップ」を見せると側に座っておられた係りの方が直ぐに立ち上がり、
「それはココではありません。この奥の➀番の部屋です」と親切に教えていただく。
1番の部屋に入ると既に10人くらいの方が座っておられた。
カバンからポシェットを出したところで何故かトイレに行きたくなり、座席にカバンとポシェットを置いたままトイレに飛び込む。
トイレから戻ると部屋にカミさんが背広の人と喋っていた。
あれ?あいつ車の中で待つと言っていたのに・・・・何処からこの部屋に入ったのだろう?
何か判らぬが側に行くと
「あんた、(赤)キップを出して・・」と言う。
ポシェットから赤キップを出すとその若い背広の方が「こちらへ・・」と部屋に誘導される。
腰掛に座ると、過日没収された自動車免許証と共に書類があり、本人の確認の後に書類の記事の確認がはじまった。
速度違反の日、場所、時間、速度オーバーの速度(31Km/h)、等書類の内容に関するものだ。時間は5~6分で終わる。
「後は検察官の呼び出しがありますので待合室でお待ち下さい」
2番の部屋が隣に在り表札は「区検察庁」となっている。
部屋には石油ストーブが一つ置かれていた。
待合室で座り本を広げるも落ち着かない!ストーブの側で温まるが余り暖かくない。
ふと、側の壁に「罰金の受付を名乗る方が居ます。そのような事はありません。ご注意下さい」のような意味の張り紙を見た。
裁判所の中でもか?凄い奴も世の中にいるものだ!といささか呆れた。
20分くらい待ったときに名前を呼ばれた。
(我輩には聞こえない!カミさんが側であんたよ!と突いた)。
一緒に来てよかった。
検察官の前でも先ほどと同じ内容の質問と確認だった。
「ここに記載してある内容はよく警察官から説明を受けましたか?」
「ハイ。説明は受けましたが?ナニがなんだか判らなかったです」
「そうですか?ではもう一度説明します」と穏やかな方だった。
「速度は3m の間での速度測定です」
「そこで速度違反の車は立っている警官が知らせます」
「赤キップはご存知ですか?」
「ハイ ネットで検索しました。そして初めて青キップと赤キップがあることを知りました」
「そうですか、では相当調べられたのですね?」
「いえ 素人ですので・・・・」
「一般の道路では29Km/h を超えますと赤キップになりこちらに来て戴くことになります」
「青キップは反則金なので別途支払いをして頂くだけです」
その他イロイロと説明を受ける。
約20分くらいの時間だったが検察官は言葉も丁寧で没収された運転免許証を我輩に返す時も両手で出されたのには驚き!つい片手で受け取った。
しまった!と思ったが既に遅い。悪いことをしたな~と心で謝った。
「後は判決が出るまで待合室で待っていてください」と言われ我輩は部屋を出る。
待合室で待っていると若い方が別の部屋から出てこられ名前を呼ばれ、なにやら紙切れを渡しておられる。
紙切れを受け取った方は窓口に行き、お金を払っていた。
我輩も其れを見ていたが罰金だな?とは判ったが金額は判らなかった。
すると、側に座っていたカミさんが
「随分払っているね~」と言う。
「ほう・・・お前に判るのか?」
「判るわよ~そこで数えていたでしょう」
「お札は見えたが枚数はわからなかった・・・」
「おい!どの位払っていた?」
「7万から8万(円)くらいが多かったよ」
「そんなに?」まァ 我輩は一応10万は用意して来たのだが・・・・。
30分位待ったところで、その若い方から我輩も呼ばれた。
真っ先に渡された紙切れの金額(罰金)を見る。
○万円だ。予想外な金額だった。
カミさんもチラリと見て
「よかった~」と一言。
支払いにはカミさんに窓口に行ってもらう。
ところが支払いが済んでも、なにやら係りの方と窓口で話をしている。
席に帰った時に
「おい ナニを話していたのだ?」
「罰金の金額だよ!」
「罰金の金額に差があるのはどうしてか?って聴いたのよ」
「金額に差があるのは違反の内容と再犯如何によるのだと言っていたよ」
「う~ん・・・」我輩は返事も出来ない!
「神奈川県は厳しく全国で1~2位を争う厳しい県だと主人が言っていましたがそうなんですか?ってね?」
「へ~ェ お前よく、そんなことが聞かれるな~」少々呆れた。
「そうしたらね!そんなことはありません。全国何処でも同じようにしていますって言われたわ」考えれば当たり前の答えだが?我輩にはとても、そのような事は聞くことは出来ない。
タイシタもんだ。まさに「恐れ入谷の鬼子母神」だ。女は強いな~
裁判所を出るときに振り返ると、なんと「交通キップ受付」と大きな看板が入り口 右の建物の前にあった。これが全く見えなかったのだ。
我輩は門から真っ直ぐに歩き正面の建物に入ったのだ。
門を入ると右に行けばよかったのだ
我輩が如何にうろたえていたかが判る。
裁判所の裏から市内を見た。晴れた市内は綺麗だ!
然し二度と来る場所ではないな・・・・。
かくして我輩の不始末の裁判は終わった。
家に帰るとガクンと腰が抜けた。
カミさんは何事もなかったように洗濯器を回し始めたらしい・・・・。
すずかさんの娘さんが幼いとき「インディコ・チルドレン」言われていたとブログに記載がありましたが、私も宜保愛子さん他、多数の本を読みました。特に宜保愛子さんの家を建てた現場監督と知り合い、不思議な出来事を多く聞かされました。
超状現象は私はあるのではと思っています。
わたしも、昨年から、「免許失効」やら、人が通らない(車も通らない・・)場所での「信号無視」やらで警察にはお世話になっております。
まだ、赤はいただいたことがなかったので、勉強になりました。
簡易裁判所、あんな場所にあったのですね。
マルッキリ信じては居ませんでしたが、制限速度が日本と余り変わらぬとは知りませんでした。今回の経験はいい経験になりました。今は私の運転は「大名行列」です。時々停車して後ろの車をやり過ごしています。道路が狭いので後ろの車をやり過ごす場所がないのが泣き所です。
カミさんも「このお金何処に行くのだろう?」と言っていました。「守屋の所には行かないよ」と言っときました。(笑)
高いお灸でしたがよく効いています。
今までは50Km位で走っていましたが罰金以来速度厳守です。捕まった所はなだらかな登りの後トンネルに入り出た時に今度は又なだらかな下り坂でした。
トンネル内で加速されて出た所の下りでも加速が続いていたのですね。珍しく車の姿が1台も見えない程空いていました。普段は渋滞しています。
速度感覚が衰えていたのですね。
この歳でガツンと一発食らったのはよい薬になりました。(笑)
このガツンは少々高価に付きましたがよく効いた薬でした。
75を過ぎての31Kオーバーは走り過ぎですね。
無駄な支出はなくしましょう。
俺にしても違反をした時の警察の親切と優しさには驚きです。(体験談)
31kmオーバーってのも一緒ですね(笑)
7万か8万、払ったと思います。
私が行ったときは、数十人がぎゅうぎゅう詰めの状態で、
世の中、違反取られる人って結構いるんだなぁ
と妙に感心した覚えがあります。。
もう、体験したくはないね。気をつけましょう。