還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

これが私の気に障る!

2006-12-11 05:13:48 | 日常生活
「おい 電話だぞ!」なにも返事がない。

どうしたのかな? 

カミさんは、たしか そこのTVの前で横になって午後2時からのサスペンスを見ていたのだが?

 TVではサスペンスの映像が放映されている。

テーブルに座って本を読んでいる私からは、横になっているカミさんの姿は見えない。

未だ電話がなっている。 

居ないのかな?

しようがない、俺が出てみるか、

と隣の部屋(?)に設置してある電話に出る。

「もしもし、○○ですが?」

「私△△商事の××と申しますが、今、□□商事のカブが急上昇していまして皆様に非常に好評でございまして、○○さまにも是非ご紹介したいとお電話を差し上げた次第ですが?」

とまァ こんな内容である。

「私は、そういうものに興味はないの!」

「今 寝ていたのだ!詰まらぬことで起こすな!」

ガチャン!電話を切る。 

途端にまた電話だ!  

今畜生(コンチクショウ)め!

「おい いい加減にせい!」と相手の声も聞かずにガチャンと切った。

やっと電話のなるのは止まった。

そこで、なんでカミさんが電話に出なかったのかな? 

とTVの前に行くとカミさんは毛布を被ってぐっすりと寝込んでいた。

FF暖房機の前で気持ちよさそうに寝ている。

日頃、なにかと私から用事を言いつけられたり、自分も事務処理を頼まれて非常勤の事務屋さんを兼ねている会社の帳簿の整理に草臥れていたらしい、

カミさんも少し横になったものの、暖かい温風の吹き出すFF暖房機の前では眠気を誘われ眠りこんだのだろう。

夕方、カミさんに電話があった。 

今度はカミさんがでた。

しきりに頭を下げている。

どうやら、私がまたもやミスを犯したらしい?そうです。

あの昼間の電話でした。 

余りの煩さに相手の声すら聞かずに、ガチャンと切ったやつらしい?

電話が終わりカミさんが

「あんたお昼に電話にでたの?」  

「出たよ。お前がよく寝てたのでね・・・」

「然し 出たが何時もの株の勧誘でね、きっぱりと断ったのだが、何度も掛けてきてね、最後には、煩い!って直ぐに切ってやったら、やっと電話が来なくなった」


「それだよ」 

「その電話は 今 私に帳簿を見てといっておられる○○さん(個人経営の方)からのお電話だったらしい」

「昼間 電話したらいきなりガチャンと切られた、と言って来られたよ」

「それは悪いことをしたな~」  

「それでどう謝ったのだ?」

「どうも、こうもないよ」  

「ウチの主人は耳が遠く誰かと間違えたのでしょう?何時もは出ないのですがね~」

「私が外に出ていて居なかったので出たのでしょう?」 

「どうも失礼しました、よく言っておきます」で幸いに相手も貴方の耳が遠いことは知っていて分かって貰えたからよかった」

と言う訳で私のミスは片付いた。 

やはり、私は電話に出るのは止そう。

どうも碌なことはない。

なにせ、電話も内容が分かるのは半分もない!

およそ耳に入る言葉を適当に繋ぎ合わせて内容を推測しているのだから・・・

「今度からは私が眠っている時でも起こしてよ」 

「そうするよ」

我家ではこんな電話騒動が日常茶飯事に起きている。

カミさんは、こんな私の身体の不自由から来るミスには余りゴヤゴチャ言わないが、怒るのは大体が、

私が唐突に怒鳴ることには怒って来る。

原因は何時ものことで、多くは私の身の周りの必需品が何時も置く場所になくツイ気が苛苛して

「おい お前 俺の○○を何処にやった」と八つ当たり的に怒鳴る時ぐらいだ。

怒鳴るといっても私の耳が遠い為に私の声が大きくなり一見喧嘩のように聞こえるだけと私は自認しているが・・・。

然し、怒鳴ることは辞めようと年中思っているのだがツイ大きな声を出してしまう。

耳が遠いとそうなるようだ。

ところがだ。

最近、カミさんも怒鳴る(声が大きくなって来た)ようになった。

TVの音も大きい。

「おい お前の耳も悪くなったのでは?」と問いかけると

「そんなことは無い!」ときっぱりと否定する。

確かにカミさんの声は大きくなっている。

私が難聴でTVの音を大きくしている所為でカミさんの耳も悪くしたのかも知れない。

「兎に角 一度耳鼻科で聴力検査をしてもらったら?」とカミさんに言うと、

カミさんはこれが一番 気に要らないのだな!

常に「私は大丈夫!」と言う思い込みが激しい。 

それを指摘すると、またまた大声の喧嘩になる。

止めとこっと・・・! 

アイツ(カミさん)の身体の欠点を指摘するのは禁物だ。

カミさんが疲れるのは、ただ仕事の為だけではないな。 

くそ爺は これからも、この少々耳が遠くなって来たカミさんとの付き合いをしなくてはならないのだ。

日常生活では 

私は屁の役にも足っていない。

何しろ 

お茶 一杯もカミさんに

「おい お茶」と怒鳴る生活だ。

お茶を出してくれるのはいいが、何時も

「熱いよ! 熱いよ!」と言って出す。



まるで子供扱いだ。

これが私の気に障る!




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