還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

余禄 「市民の中でもっとも過激な政見を…

2016-03-03 20:36:15 | ネタ

 「市民の中でもっとも過激な政見を代表し、庶民大衆を説得することにかけては何びとにもまさる」と人はいう。「演壇で叫び声をあげ、雷のように吠(ほ)える」という評言もある。さて誰のことか。今ならばおのずと一人の人物が思い浮かぶ

▲実はこれ、古代ギリシャの政治家クレオンについての歴史家トゥキュディデスと喜劇作家アリストファネスの批判である。このクレオン、アテネの民主政を衆愚政治へと導いた扇動政治家−−デマゴーグの典型的人物とされる(澤田典子(さわだのりこ)著「アテネ民主政」講談社)

▲彼は民会の演説に派手なジェスチャーや大声での罵倒(ばとう)を初めて持ち込んだ。説くところは常に対外強硬論であった。今から2400年以上も前のことだが、はてさて人間と文明はそれから一体どれだけ賢くなったのだろう

▲米共和党のデマゴ……いや、大統領候補トランプ氏が注目のスーパーチューズデーでも優位を保ち、指名争いを制しかねない勢いである。人々の排外感情をあおる過激発言は当初は泡沫(ほうまつ)候補の一発芸かと思われたが、今やその支持者を膨らませる魔法のつえとなった

▲むろん今日の米国にもトゥキュディデスやアリストファネスはいる。うちワシントン・ポスト紙の社説は、弱い者いじめの扇動家の指名阻止に共和党指導者があらゆる措置をとるべきだと行動を促した。現実味を増すトランプ氏の指名獲得への強い危機感が示された

▲独立後の古代ギリシャ風建築様式でもうかがえるように、新しいアテネをめざした米国民主政の初心だった。むろんならうべき事柄のリストにデマゴーグの扇動政治による文明の衰退はないはずだ。

 ソース :http://mainichi.jp/articles/20160303/ddm/001/070/169000c  

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  つぶやき

 さしむき、現代の日本では「シールズス」と言ったところか?言うことは無責任きわまる怒号である。日本の首相を呼び捨てにして悦に入っている。 この無教養は ただの野次馬の扇動者にすぎぬ。それを囃子奉る大学教授も4列目の男にすぎぬ。 野党も こういう者と一緒ではレベルが低すぎるね。

米国ではトランプ旋風が吹きまくっているが多分 最終的には収まるべきところに収まると素人の私は予想している。またそうあって欲しいものだ。

チトおまけを 二つ ↓ (過去の記事だが中身は今でも生きている)

 http://www.sankei.com/world/news/150502/wor1505020006-n1.html  

インドネシア高速鉄道 その後 ↓

 https://twitter.com/Doronpa01/status/697570759162486785


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