余録:その昔、NHKの東京中央放送局の貴賓室には…
毎日新聞 2015年03月19日 00時17分(最終更新 03月19日 00時17分)
その昔、NHKの東京中央放送局の貴賓室には「以斯耳聞三千世界之声(斯(こ)の耳を以(も)って三千世界の声を聞く)」という扁額(へんがく)が掲げられていた。書いたのはNHKの前身、東京放送局発足時の総裁だった後藤新平(ごとう・しんぺい)、ラジオ放送誕生の書だ
▲日本初の放送は1925年3月22日で、今年は放送90年を迎える。その開局放送で後藤は「無線電話(ラジオ)は科学文明の一大光輝」だと述べ、文化の機会均等、家庭生活のだんらん、教育の普及、経済の活力に一大革新をもたらすと放送の理想を格調高く訴えた
▲そのなかで後藤は放送にかかわる人々に「自治的自覚」や「倫理的観念」を求めた。法律や規則、当局の取り締まりによらぬ自主自律こそ放送事業成功の条件だという。その主張は当時の逓信(ていしん)官僚の放送への介入姿勢と対照的だったとNHKの「20世紀放送史」は記す
▲この泉下(せんか)の後藤なら、後輩たる今日のNHKトップの言動をどう評するだろう。私用ハイヤー代をめぐる「公私混同」疑惑が国会で追及され、その前には番組の制作を政府方針に従わせるかのような物言いで放送の自律性への不信を招いた籾井勝人(もみい・かつと)NHK会長だった
▲就任当初から危ぶまれた公共放送への根本的な勘違いが改めて取りざたされるのも仕方ない。そんなさなか看板の報道番組のやらせ疑惑を告発する週刊誌の報道に、協会理事がこれを否定する一幕もあったNHKである。多事多端(たじたたん)、いやはやとんだ放送90年となった
▲今や三千世界の声ばかりかその光景までを人々の耳目に送り届ける放送人である。自律と倫理に根ざした高い誇りを失わずにいてほしい卒寿(そつじゅ)の春である。
ソース : http://mainichi.jp/opinion/news/20150319k0000m070118000c.html
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つぶやき
ガソリンが2~3日前から141円になっていました。 未だ値上がりするのでは? 1週間前にマンタンにした時は138円でした。
気温が上がってきました。今朝の気温は曇りの天気ですが 12度 です(午前 7時 ) 最高気温は17度くらいの予報ですが、最近は12度でも寒さは余り感じません。
春ですね~ 三浦海岸の河津桜はもう終わりかな?
膝の痛みも少し和らいだ感じをうけてきました。歩くのは未だ痛みが酷く無理なようです。 100m くらいは歩けます。
プールに行く途中で車から 杖をついた方や やや足を引きずって歩いている方を多く見かけます。皆さん頑張って歩かれていますね~。 いづれ私も免許が取れなくなれば歩かねばなりません。
その前におさらば? 昨夜 三船敏郎の「赤ひげ」をDVDで見ました。とてもいい映画でした。未だ余韻が残っています。
今日は久々に太陽が顔を見せてくれて清々しい朝を迎え明日からも天気が良い様なので、外で春の日差しを浴びながら週末の楽しいひと時を過ごしましょ~!
@('_')@今日の余禄・・・拝読!
またガソリン代が上がり始めましたね。
早く中東の方が安定してほしいものです。
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今日は岡山県の山陽花の寺参拝とお寺で聞いた法話を編集して見ましたので御覧頂ければ幸せます。
!(^^)!ご覧頂いた感想やご意見などを頂くのを楽しみにお待ちしていま~す!
それではまた月曜日にお会いしましょ~!バイ・バ~ィ!!