「おい、この(空)容器は何処に捨てるの?」
と手にプラスチックのカラ容器をブラブラさせながら持って、台所に立っているカミさんに聞く、
ふと見ると側にゴミ箱があり、そこにはビニール類が入っている。
この箱ならと思いつつ捨てようとすると途端に
「其処はダメ!」と大きな声が飛んできた。
「どうして?」
「その箱は再生が可能なビニールを入れるの」
「そのような(私の持っている容器)再生の利かない、どうにも成らないヤツはこちら・・・」と別の入れ物を指差す。
「なに ! どうにもならないヤツ?」
「なんだか、俺のようなヤツだな?」
「ん・・・そうかも・・」どうやら我輩はカミさんにとって、どうにもならないヤツらしい?
そのどうにも成らないヤツと、もう半世紀に近い間カミさんは付き合っているようだ。
付き合っているのはこちらも同じだが・・・?
塵一つ捨てるにも、私はどうも口が尖がってくるようだ。
ついでに、もう一つの容器も捨てようとすると、今度は
「あッ それはこちら・・・」と別の「散り入れ」を指差される。
塵一つ捨てるのも近頃は大変だ。
分別塵の仕方が未だ私には理解できない。
普通の生活もいちいち面倒なことになっていることだ。
大雑把な私には、こんな仕分けの生活は出来ないね。
TVでは時々「塵屋敷」なるものを放送しているが、
私は塵を拾うような、ことはないが、自分の塵で我家を塵屋敷にしかねない。
長生きも少々考え物と思うようになったよ。
おまけに昨日の放送では「養護難民」とやらが放送された。
住みにくい世間、いや、日本国になったものだ。
百年前に書かれた「草枕」の冒頭に似たようなことが書かれていたな?
その一部に,
こんな文章もあった・・・・
「人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣(りょうどな)りにちらちらするただの人である・・・」

と手にプラスチックのカラ容器をブラブラさせながら持って、台所に立っているカミさんに聞く、
ふと見ると側にゴミ箱があり、そこにはビニール類が入っている。
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この箱ならと思いつつ捨てようとすると途端に
「其処はダメ!」と大きな声が飛んできた。
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「どうして?」
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「その箱は再生が可能なビニールを入れるの」
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「そのような(私の持っている容器)再生の利かない、どうにも成らないヤツはこちら・・・」と別の入れ物を指差す。
「なに ! どうにもならないヤツ?」
「なんだか、俺のようなヤツだな?」
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「ん・・・そうかも・・」どうやら我輩はカミさんにとって、どうにもならないヤツらしい?
そのどうにも成らないヤツと、もう半世紀に近い間カミさんは付き合っているようだ。
付き合っているのはこちらも同じだが・・・?
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塵一つ捨てるにも、私はどうも口が尖がってくるようだ。
ついでに、もう一つの容器も捨てようとすると、今度は
「あッ それはこちら・・・」と別の「散り入れ」を指差される。
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塵一つ捨てるのも近頃は大変だ。
分別塵の仕方が未だ私には理解できない。
普通の生活もいちいち面倒なことになっていることだ。
大雑把な私には、こんな仕分けの生活は出来ないね。
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TVでは時々「塵屋敷」なるものを放送しているが、
私は塵を拾うような、ことはないが、自分の塵で我家を塵屋敷にしかねない。
長生きも少々考え物と思うようになったよ。
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おまけに昨日の放送では「養護難民」とやらが放送された。
住みにくい世間、いや、日本国になったものだ。
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百年前に書かれた「草枕」の冒頭に似たようなことが書かれていたな?
その一部に,
こんな文章もあった・・・・
「人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣(りょうどな)りにちらちらするただの人である・・・」
上高地のコメント有り難う御座います
涸沢カールまで6時間(もう体がヘトヘト死ぬかと思いました)涸沢カールには3目ですこれが最後です