近頃はお天とさんも可笑しくなったのか?草木も判断に迷っているようだ。
何時もは我家の坪庭に植えてある一本の梅ノ木にも結構さまになる花が咲くが今はチラ・ホラだ。
なんだか、花を咲かして香りを出すのも、おっかなビックリのように見える。
それでも、少しは香りがあるのか先日(2月下旬頃)カミさんが庭から
「ねェ 来てごらん?」
「梅の花の香りがするよ」
「何だ~ァ?梅の香り?」
「梅の香りは何処でもするものだが・・・」
「おれに言っても仕方ないな」
「俺は匂いが判らないのだ、これだけは残念だな!」子供の頃から鼻と耳が悪く何時も耳鼻科の個人病院通いだった。
この耳鼻科の個人病院にも入院したことを覚えているが病室は一人だったが湯沸し場は共同で「都市ガス」は1銭玉か10銭玉か?はっきりしないが、お金(硬貨)を入れると一定の時間ガスが出るものだった。
子供の私には不思議で湯沸し場に行き、よく見たものだ(昭和12~3年)。
終戦 直後には遂に蓄膿症の手術を受ける羽目になった。
私の鼻が臭くて堪らんと先ず家族の者から言われたものだ。
これでは他の方に迷惑をかけているのでは、と、一度 病院に行って診てもらったらと言うことで病院に行くと即座に入院が決まった。
広島の日赤病院に1ヶ月以上入院して、その間 姉の付き添いを受けたものだ。
当時、手術の先生から「君は運がいいよ。今回、君の手術に使った薬(ペニシリン)は他では手に入らぬ30万単位の高価な薬だよ」と言われたが、何のことやらサッパリ判らなかった。
その薬のお陰か手術後の化膿もなく、なんとか終わった。
この手術で覚えているのは恐ろしく痛かったことと、なんだか判らぬガ鑿で骨をガン・ガンと削るような木槌を打つような衝撃を鼻の奥に感じを受けたものだ。
これが堪らなく痛かった。その上 顔も福助も ビックリする程に膨らんでいた。
そのために、匂いを嗅ぐことも、そして不快な臭い匂いが私からなくなって消えたことは確かだ。
そうは言っても、あれから既に半世紀以上経過した。
今は また、元に戻り風邪など引くと出かける時にカミさんが
「あんた、凄く息が臭うよ」
「マスクをしな」マスクをすると少しは臭みがとれるようだ。
私には判らないが・・・・。
まだ2月の下旬と言うのに、お天気も車の中では暖房が無くても陽がさしていると暑くて汗がでるくらいだ。
ところがお陽さまが、ないと車は冷え込んで寒い。
車の暖房もエンジンが温まるまで効かないが効いてくると自然と設定温度を下げざるを得ない。
風邪など引いている時には私の鼻が臭くて車内に充満するようだ。
時にカミさんも堪り兼ね
「窓を少しの間 開けて・・・」と言う。
ああ、嫌な匂いが充満するのだな?と察して直ぐに10秒くらい前後の窓を全開する。
匂いには他の皆さんも敏感だ。
ただ、嫌な匂いだなと思っても大体 皆さん、それと無く私から遠ざかって行かれるようだ。
私も、これには割りと敏感に反応して直ぐに帰宅することにしている。
抗生物質を飲むと大体一日くらいで嫌な臭(ニオ)いは消えるが、この抗生物質が簡単に手に入らぬ。
そこで風邪を引いて戴いた抗生物質を成るべく残して置き、カミさんから
「臭いよ」と言われたら、それを飲むのだ。
何時も4時間置きに2回くらい飲むと治る。
私に一番よく聞いたのが数年前まで、あって今は裁判で製造禁止になった「マリオットン」だ。
この薬が一番よく効いたものだった(惜しい)。
どうも「ゾロ」製品で開発メーカーから訴訟をうけたらしい?次が「ミノマイシン100mg」だが、これはマリオットンほどは効かないが、それでも4錠あれば私の鼻の臭みは消える。
今 現在 私には、この抗生物質の在庫(?)はない。
又風邪を引かなければ手に入らぬが、お医者様は必ず「ミノマイシン」の調合をして頂けるわけでないのが困る。
以前 風邪で「パンコマイシン」の調合を受けて服用したが余り効かなかった。
風邪の症状は無くなったように感じたが鼻の臭いは何時までも消えないのだ。
理由は不明だ。
昔よく風邪を引いたときに処方して頂いて服用した「エリスロマイシン」は申し訳ないが風邪にも、私の悩みの臭みにも何故か全く効かなかったものだ。
お医者様に、それとなく症状の変わらぬことを告げるが余り反応はなかった(つまり何時もどおりの処方だったのだ)。
夏でも、冬でも何時も同じ薬(エリスロマイシン)だった。
私の、この鼻からでる臭みを耳鼻科のお医者さんに言っても余り問題にされないのが困る。だから、もう耳鼻科には殆ど行くことはない。
風邪気味の時に、この鼻から出る嫌な臭いを防ぐ治療方法はないのかと何時も思う。
カミさんが梅の香りがすると言っても、その香りを感じる時もあれば、全く感じない時もある。原因は不明だ。
お隣の3階建ての家は、ほぼ完了だ。
門も立派なリモコン式のシャッター付だ。
格好のいい車で帰られると車からリモコンでシャッターが上げられる。
まるで外国映画で見るようだ。便利になったものだ。
建物は昨年一杯で終了の予定で今年1月で庭の造園工事と聞いていたが未だ未完成のように見える。
我家の日差しは昔と変わらぬ。
我家に向かっている、お隣のビルの壁面
そのように配慮をして頂いたようだ。
もう我家の梅は殆ど散っている。香りも消えているのでは?
我家の坪庭の梅はもう散りきったようだ。
もう春の日差しが坪庭に一杯だ。外気温も15度もある。
風の冷たさが一層感じられる。
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