本日は何処にも出かけず本を読み、TVやDVDを見て丸一日中、テーブルに座り放っなしで尻(ケツ)が痛くなった。
傍(ソバ)に時々カミさんが来て
「あんた少しは動きなさい!」ときつく叱られる。
叱られるのは何時ものことで“不感症”(?)になっている。
そこで記事の種切れとなった。以前に書いた記事の手直しの再掲で手抜きとする。
それが、大昔(?)の思い出の話である。
我輩は何故か自分自身旅行は好きであるが、それはあくまで国内の旅行であって決して外国旅行はしないと深く心に決めていた。
処がリタイアした時に急に両親が居た台湾の高雄に行ってみたくなったのである。
既に両親は他界して、高雄の住所が不明である。或る種の手を尽くして住所を手に入れた。
・・・と言うことで初めての海外旅行となった。期間は7日間である。
交通公社で説明を受けて、現地で日本語の話せる案内人の方が7日間付いて案内すると聞き勇躍 成田空港から出発となった。
台北空港に到着すると空港出口に『○○ 様ご夫妻 様」そして、その横下に日本交通公社』と書いた大きな「幟(ノボリ)」を手にした方が 見えた。
その方の傍に行き名を名乗ると、直ぐに自己紹介と
「これから7日間お供をしますのでよろしくお願いします」と丁寧に挨拶を受けて ほッ としたものだ。
この現地の案内の方は実に親切であった。
台湾での市内の移動は全て運転手つきの高級乗用車(?)であり実にいい気分になったものだった。
現地でも野次さん喜多さんの失敗は、またの機会にして、本論は帰国時の空港税関審査でのことである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我輩が検査をし易いように開けて置いた「旅行ケース」を見ながら
「ウイスキーは?」
「飲みません」
「煙草は?」
「吸いません」税関の職員はチラリと我輩を見て片手で自分の口を押さえ顔は下を向き片方の手でテーブルを横に掃く仕草をしている。
はて?何をしているのだ?
何を言っているのかな?と不審に思いつつ税関の職員を見ていると下を向いて何か必死で堪えている様子だ。
ナンだろう?と尚見ていると、我輩の後ろで次の検査を待っていた方が
「行っていいですよ、と言われていますよ」と促された。
ハテ?と思ったが案外 税関の審査は簡単なのだな~ァ?と自分で納得して開けていた「旅行ケース」の蓋を閉めて税関の審査台の前を通過したものだ。
税関の検査官はケースを一瞥したのみで一指もケースに触れていない。
ところが、空港の外に出て、あッ! と気が付いたのだ。
思わず抱腹絶倒した。
ふと、カミさんを見ると突然笑い出した我輩に不審な目を向けていた。
あの税関の方は海外から持ち帰ったウイスキーの本数を聞いたのだ。
勿論、煙草もそうだ。カートン数を聞いたのだ。
きっと「私はお医者様ではないよ」と言いたかったのでは?
・・・・・・・・・・・・・・・・
でも、我輩は、ちゃんとウイスキーはナポレオンを3本と煙草は数カートン買って帰っていたよ!
それは旅行ケースから見えていた筈であるのだがな~ァ~・・・・
なにせ初めての海外旅行での空港税関では我輩は凄く緊張していたからな~~
そうそ、最後に一つだけ、高雄に着いた時、両親が住んでいた高雄の住所に明日 朝一番に行こうとして、その晩に書き留めた住所を案内の方に見せようとした、幾ら探しても見つからなかった。
日本に帰宅後 我輩の机を見ると、ちゃんと机の上に乗っていた。
随分と苦労して手に入れた住所だったので大事にしすぎたようだ。
つまり肝心の住所を書いた紙は忘れていたのだ!
勿論、初期の目的は達せられなかった。
残念!!!
高雄には実質2日間滞在した。
案内の方が、ここ(高雄)では決して生水は飲んではいけませんと厳しく注意を受けた。
我輩は案内の方に
「明日は一人で高雄市内を歩いてみます」と断り一人市内を歩き廻り、道にも迷ったが高雄市が物凄く暑いところだということはよく判った。
ホテルの帰り道で迷った時に通りかかりの女学生に、たどたどしい英語で
「○○ホテルに行きたい」と尋ねると思いがけない流暢な英語で道を教えて頂いた。
これには驚いたね!
我輩のたどたどしい英語が海外で、なんとなく通じた一瞬でもあった。
カミさんは高雄では流石に疲れたのか終日ホテルの一室で寝ていた。
我輩はホテルの近くにあった地上は公園になっている地下のビルに入りB3Fくらいまで行った。
狭い通路を歩きまわり、お店を見物した。
小さなお店に凄くいいと思える掛け軸の「書」があったが見るだけにした。
偽者が多いという話は聞いていたが、それでも手に入れたいと思ったくらいだ。
せめて値段だけでも聞いておけばと思い案内の方に尋ねたところ、案内の方は
「あそこに一人で行って、よく無事に帰れましたね~?」と驚いていた。
案内の方も
「自分でも、あそこは危険で入ったことがないです」
「中の様子はどうでしたか?」と逆に聞かれた。
そういえば確かに不気味な感じのする場所だった。
多くの人の視線を感じたものだ。
オワリ
傍(ソバ)に時々カミさんが来て
「あんた少しは動きなさい!」ときつく叱られる。
叱られるのは何時ものことで“不感症”(?)になっている。
そこで記事の種切れとなった。以前に書いた記事の手直しの再掲で手抜きとする。
それが、大昔(?)の思い出の話である。
我輩は何故か自分自身旅行は好きであるが、それはあくまで国内の旅行であって決して外国旅行はしないと深く心に決めていた。
処がリタイアした時に急に両親が居た台湾の高雄に行ってみたくなったのである。
既に両親は他界して、高雄の住所が不明である。或る種の手を尽くして住所を手に入れた。
・・・と言うことで初めての海外旅行となった。期間は7日間である。
交通公社で説明を受けて、現地で日本語の話せる案内人の方が7日間付いて案内すると聞き勇躍 成田空港から出発となった。
台北空港に到着すると空港出口に『○○ 様ご夫妻 様」そして、その横下に日本交通公社』と書いた大きな「幟(ノボリ)」を手にした方が 見えた。
その方の傍に行き名を名乗ると、直ぐに自己紹介と
「これから7日間お供をしますのでよろしくお願いします」と丁寧に挨拶を受けて ほッ としたものだ。
この現地の案内の方は実に親切であった。
台湾での市内の移動は全て運転手つきの高級乗用車(?)であり実にいい気分になったものだった。
現地でも野次さん喜多さんの失敗は、またの機会にして、本論は帰国時の空港税関審査でのことである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我輩が検査をし易いように開けて置いた「旅行ケース」を見ながら
「ウイスキーは?」
「飲みません」
「煙草は?」
「吸いません」税関の職員はチラリと我輩を見て片手で自分の口を押さえ顔は下を向き片方の手でテーブルを横に掃く仕草をしている。
はて?何をしているのだ?
何を言っているのかな?と不審に思いつつ税関の職員を見ていると下を向いて何か必死で堪えている様子だ。
ナンだろう?と尚見ていると、我輩の後ろで次の検査を待っていた方が
「行っていいですよ、と言われていますよ」と促された。
ハテ?と思ったが案外 税関の審査は簡単なのだな~ァ?と自分で納得して開けていた「旅行ケース」の蓋を閉めて税関の審査台の前を通過したものだ。
税関の検査官はケースを一瞥したのみで一指もケースに触れていない。
ところが、空港の外に出て、あッ! と気が付いたのだ。
思わず抱腹絶倒した。
ふと、カミさんを見ると突然笑い出した我輩に不審な目を向けていた。
あの税関の方は海外から持ち帰ったウイスキーの本数を聞いたのだ。
勿論、煙草もそうだ。カートン数を聞いたのだ。
きっと「私はお医者様ではないよ」と言いたかったのでは?
・・・・・・・・・・・・・・・・
でも、我輩は、ちゃんとウイスキーはナポレオンを3本と煙草は数カートン買って帰っていたよ!
それは旅行ケースから見えていた筈であるのだがな~ァ~・・・・
なにせ初めての海外旅行での空港税関では我輩は凄く緊張していたからな~~
そうそ、最後に一つだけ、高雄に着いた時、両親が住んでいた高雄の住所に明日 朝一番に行こうとして、その晩に書き留めた住所を案内の方に見せようとした、幾ら探しても見つからなかった。
日本に帰宅後 我輩の机を見ると、ちゃんと机の上に乗っていた。
随分と苦労して手に入れた住所だったので大事にしすぎたようだ。
つまり肝心の住所を書いた紙は忘れていたのだ!
勿論、初期の目的は達せられなかった。
残念!!!
高雄には実質2日間滞在した。
案内の方が、ここ(高雄)では決して生水は飲んではいけませんと厳しく注意を受けた。
我輩は案内の方に
「明日は一人で高雄市内を歩いてみます」と断り一人市内を歩き廻り、道にも迷ったが高雄市が物凄く暑いところだということはよく判った。
ホテルの帰り道で迷った時に通りかかりの女学生に、たどたどしい英語で
「○○ホテルに行きたい」と尋ねると思いがけない流暢な英語で道を教えて頂いた。
これには驚いたね!
我輩のたどたどしい英語が海外で、なんとなく通じた一瞬でもあった。
カミさんは高雄では流石に疲れたのか終日ホテルの一室で寝ていた。
我輩はホテルの近くにあった地上は公園になっている地下のビルに入りB3Fくらいまで行った。
狭い通路を歩きまわり、お店を見物した。
小さなお店に凄くいいと思える掛け軸の「書」があったが見るだけにした。
偽者が多いという話は聞いていたが、それでも手に入れたいと思ったくらいだ。
せめて値段だけでも聞いておけばと思い案内の方に尋ねたところ、案内の方は
「あそこに一人で行って、よく無事に帰れましたね~?」と驚いていた。
案内の方も
「自分でも、あそこは危険で入ったことがないです」
「中の様子はどうでしたか?」と逆に聞かれた。
そういえば確かに不気味な感じのする場所だった。
多くの人の視線を感じたものだ。
オワリ
此方は今日、雨でウオーキングも出来ず朝から、ブログで旅をしています。
私の始めての海外旅行はハワイです。実は亡くなった実母は、ハワイ生まれのハワイ育ちで戦前に祖父母と帰国してきたのです。銅婚記念にルーツを訪ね様と言う事になり出かけました。旅で一番興奮したのは何故か「税関検査」で、悪い事をしていないのに胸がドキ・ドキしたのを、思い出します。
外国でこんな事を言ったら捕まるのでは?
日本がいいです。
私も初めての海外旅行では、言葉が通じないための失敗があり、今、思い出しても冷汗が出ます。
再三のご指導で複数の写真投稿が、おうやく出来るようになりました。まだ たどたどしいですが、大満足です。本当にありがとうございます。
ブログの名前がいいです。