余録:新憲法施行記念式典のあった1947年5月3日の…
毎日新聞 2015年05月03日 00時05分(最終更新 05月03日 00時09分)
新憲法施行記念式典のあった1947年5月3日の東京は雨だった。憲政の神様と呼ばれていた尾崎行雄(おざき・ゆきお)は「雨は我々を戒めるものだ」と辛口の式辞を述べたが、そのはずで「この憲法が長く持つとは思えない」と参列を渋る経緯もあった
▲「平和のひかり天に満ち/正義のちから地にわくや……」。式典では最後に土岐善麿(とき・ぜんまろ)作詞、信時潔(のぶとき・きよし)作曲の記念国民歌「われらの日本」が東京音楽学校の女子生徒により合唱される。当時の小紙は「(雨で)冷えきった人々の胸に熱いものをかき立てた」と報じている
▲善麿は新しい憲法をめぐる短歌もいくつか詠んでいる。「たたかひにやぶれて得たる自由をもてとはにたたかはぬ国をおこさむ」。しかし、戦後の善麿を代表する歌として今日なお人の心をとらえるのは次の一首であろう
▲「あなたは勝つものとおもつてゐましたかと老いたる妻のさびしげにいふ」。永田和宏(ながた・かずひろ)さんの「近代秀歌」(岩波新書)によれば戦時中は敵に同情的と非難された善麿だが、好戦的な歌も作った。その心底まで見抜いていたかのような妻の一言が呼び起こした悔恨(かいこん)だ
▲戦時中に非難されたのは「遺棄死体数百といひ数千といふいのちをふたつもちしものなし」という歌である。命を二つもつ者はいない。生命の尊さと戦争の無残を人々の心に呼び覚ますことが批判された当時だ。この歌も時代を超えて人の胸を打つ秀歌として残った
▲新憲法の国民歌はすぐ忘れられたが、憲政の神様の予想は大きく外れて68年後の憲法記念日を迎えた。人の思いや価値はどうやって時を超えるのか。次の時代に残すものに思いをめぐらす日である。
ソース :http://mainichi.jp/opinion/news/20150503k0000m070077000c.html
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つぶやき
この老妻の一言の言葉はなんと厳しい言葉であろう。 戦時中は決して口外できない言葉であったが・・・。今となって やっと やりきれない切なさを感じる。
退屈極まりない連休でしたが、もうラッシュに巻き込まれる、至福?の時間は持ちたくないので、連日家の中でCDをあれこれ聞きながらの整理、整頓でした。
イーグルスが昔から好きで、中のデスペラードなどは、日本語訳によりニュアンスは違うものの、部屋にこもり、理想ばかり追いかける友人あるいは自分自身?に語り掛ける?もう君はそんなに若くない などの最後の歌詞が身につまされます。
おかげでデスペラードな部屋もまともに歩けるようになりました。(笑)
ちなみにデスペラードとは直訳では(ならず者)とか。歌のニュアンスは頑固者程度ですが。
近年見る番組が少なくなりました。製作費削減で安手の芸能人に頼りすぎですか。TVの劣化?自分も劣化か?今まで湯水のごとく無駄な製作費を使って来た罰が当たったのでしょう。TV離れもいいことです。
この連休のTVはNHK,Eテレが中心でした。戦艦武蔵、今度は伊400大型潜水艦の発見。伊400など初めて知りました。アメリカも驚く高度な造船技術には驚きました。敗戦で無事全員帰国できたのが救いです。
NHK関連はやらせなどない、今こそこのような近代史にももっと焦点を当ててほしいと思います。民放に迎合しているように思います。NHKよ骨太であれと言いたい。カルシュームとビタミンDが必要?
本日から太、空のダブルです。膝がしくしく痛むので注意ですが。暖かくなり、調子に乗って激しく動くと膝に来ます。膝周辺の筋肉を強化する運動も併せて行っています。カルシュームとビタミンDは飲んでいませんが~
草々
メタボ拝
毎日プール通いです。 暖かくなり膝も少しはよくなった感じですが未だ十分にあるk出ません。相変わらず車で移動です。
>NHKが民放に迎合しているように思います・・
私も全く同感です。もっと品性を持ってほしいですね。ケバケバしく感じています。
連休あけに早くも空手・太極拳の両道ですか? いいですね~ェ。 日本海側も早く暖かくなるとよいですね。ご健闘を祈ります。 osamu 拝