余録:幕末から明治に来日した多くの欧米人が日本の…
毎日新聞 2015年05月04日 00時27分(最終更新 05月04日 00時27分)
幕末から明治に来日した多くの欧米人が日本の自然美を礼賛したが、英国公使夫人のメアリー・フレーザーもその一人であった。「松の木に縁取られた日本の山ほど、ひとつひとつがこの世ならぬ個性の美しさをたたえているものはない」
▲「曲線や突起のある繊細でしかも大胆な表情、それらは西洋の山にはないものだ。山頂には一群の松がなごやかに並び、靄(もや)が涙のひとしずくをたらす暗緑色の小枝や、強い日ざしをうけてかがやく金銅色の大枝を張り出している」。夫人が見たのはアカマツ林らしい
▲かつての「アカマツ亡国論」が警告したように、実は荒れ地に育つアカマツの林は土壌の疲弊を表していたという。森林ジャーナリストの田中淳夫(たなかあつお)さんの「森と日本人の1500年」(平凡社新書)によると、幕末から明治は日本で最も森林が荒れていた時代だった
▲当時の国土に占める森林の比率は約45%という。それでも欧州に比べれば森林は残り、来日した人を感心させる美観は保たれていたのか。その後の戦争や復興の曲折を経て今は67%となった森林率である。人口稠密(ちゅうみつ)な先進産業社会としては異例の「森の国」となった
▲田中さんの本では、森の美観づくりを森林経営に取り入れる「森林美学」という思想に光があてられている。環境保全はもちろん文化や教育、健康やレクリエーションなど、森がもたらす多彩な恵みを人々の暮らしに結びつけるうえでも求められる森林の美学である
▲緑は増えても森林を管理する林業が衰退する今日の日本だ。森の国から、それを作り出す人々の誇りが込められた「美しい森の国」へ。知恵を集めたい
ソース : http://mainichi.jp/opinion/news/20150504k0000m070075000c.html
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つぶやき
日本の自然の美しさに来日の外国の方がよく褒めておられますが確かに日本と言う国は緑が多く川の水は澄んで自然の豊かさに富んでいます。 然し現代では澄んだ川は数えるしかないようです。
私の故郷の錦川も瀬戸内海に注ぐまで私が子供のころは深さ3~4mの河底の石や魚が綺麗に見えましたが今は水が混濁 していてとても河底は見えません。
日本の自然破壊は未だに進んでいます。なんとか しなければいけません。
国土の荒廃は国の荒廃に繋がると思っています。 東京湾も綺麗になったと言われて居ますが一世紀前から比べると とても綺麗になったとは言えないと思います。
美しい日本・・・心も自然も・・・そうなって欲 しいです。
三浦半島の夜明けも早くなり午前 5時半にはもう外は明るく、勤めに出かける方を見かけます。 未だバスはないので殆どの方は歩いて駅に向かわれています。 なにか昔の自分の姿を連想させます。
代々木の会社まで家から約 2・5時間・・・それでも電車は混んでいて座れないことが多かったですね。会社に着いた時はグッタリとしていました。 当時は快速は北久里浜には停車して居ません。特急のみでした。
追伸 : 世界の国々は虚言・捏造・パクリ・恨の文化の朝鮮と言う民族の正体に気づいてほしいものだ。
http://www.sankei.com/world/news/150509/wor1505090001-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/150509/wor1505090008-n1.html
参考:白銀比: http://matome.naver.jp/odai/2138632436453836601
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