(本人にお断りなしで掲載する)
久し振りに昔のクラブの仲間の太極拳のクラブに行った。
そのクラブは私の友人が既に先生として生徒さんを指導されて居る。
生徒は40人を超えている。
なかなか盛況である。
私は、ある種目の習得が目的だ。
私は既に「簡化24式」、「規定楊式(32式)」、「48式」「32式剣(ツルギ)」は、なんとか型と套路(トウロ)は習得すみだ。
然し「簡化24式」は、なんとかヨチヨチとできるが、あとは思い出しながら間違い、間違い、こうではなかったかな?と、やっている次第である。
何故かは今まで所属して居たクラブを退会して時々グランドや公園で自分勝手に型と套路を自由にやってきた為に肝心の正式の型と套路を忘れてしまったのだ。
その復習のためと新しい型を、やりたいと言う思いで暫くその教室に通うことにした。
今、覚えようとしている種目のビデオは以前買い求め持っていたが何時の間にかなくなった。
せめてビデオがあれば家で見て確認して公園で自習できるのだが、何もないので思い出しようがない。
つい、こんなものだったかな?と自習して教室に行くと変な癖が付いているばかりでなく間違って覚えている。
それでも第一段(10動作の式)はなんとか覚えたが、
まだ さまにはなっていない。
第二段となると途端に複雑になって来た感じである。
特に「転身推掌(ジョワンシェン・トイヅワン)」から玉女穿穿(ユイニュイ・チョワンスオ)に入る動作が判り難い。
48式にも似た動作はあるが・・・。
私の目標は教室に行くと、なんとか4ツか~5ツの動作は覚えて帰りたい。
とは言うものの私も、もう74歳で直ぐに75歳になる。
物覚えも残念ながら自分が思っている程よくない!
自分が思っている程と言えば、余談であるが、こんな思い出もある。
それは以前「観艦式」に行ったときに、軍艦のトイレに行ったら、
「君の思っている程、君の大砲は大きくない!一歩前に!」もう一つは
「帽 ふれ~!」と前に書いてあった。
多分お客さん向けに書かれたのであろう?
それを見て私は思わず笑ったね。その通りだから・・・・。
それより私が困ったのは踵(カカト)を上げて、やっと筒先が受け口に届いたのである。
最近の若者は足が長い!
短足胴長でチビの私には辛かったな。
しかも年寄りで時間がかかるのだ。
子供並みの踏み台が欲しかった。(笑)
またまた、毎度のことで話がそれた。
太極拳は動作を覚えるのも楽しい。
(なかには、それが苦痛であると云う方もいらっしゃるが・・)。
その動作は常に忘れながら何時の間にか覚えるのである。
要は人のことは気にせずに
「ゴウイング・マイ・ウエイ」で休まずに教室に通うことである。
その内に友達も出来る。これがいいのだ。
私が リタイアした時は直立不動で立ったままで腰を曲げて
床に手が全く付かず、床から30cmは離れていてカミさんから
「なんと身体が硬いのだ!」と笑われたものである。
そのほか、私は猫背であったが今は姿勢がよくなったと、この点はカミさんからお褒めの言葉を頂いている。
これらは長年、続けた太極拳のお陰と感謝している。
今は軽く手の掌(テノヒラ)が床に付く。
それは、そうであろう、もう かれこれ15年そこらは続けているから・・・・。
無理に私のように覚える努力(?)をすると逆に覚えられない。
或る程度、基礎が出来ていれば新しい式を覚えるのも早いのでは・・・・・。
初心者にとっては「太極拳」は未知の世界であると思う。
初心者も大体2~3年続ければナントカ「簡化24式」はできるようになる。
そして
自分ひとりで全套路(トウロ)を出来るようになれば占めたものである。
更にスムーズに全套路が出来るようになると動作と呼吸が合うようになる。
こうなれば、もう、その方の太極拳は「言うことなし」である。
次に挑戦すればよい。
太極拳も、その種類が多く、どれを習えばよいか悩む。
全く太極拳を、ご存知ない方は最初に会い習った太極拳を、これが太極拳だと錯覚される。間違いではないが・・・
そして太極拳は一つと思われているようだ。
実際、「太極拳」と称するものは数限りなくあり、それぞれ特徴があるのだ。
ではどの太極拳が本物だと言われれば私には判らない。
全国の太極拳大会に行きイロイロな流派を見るのもよい参考になるのではと思う。
然し、これには太極拳に対して、それなりの基礎知識がないと判断できない。
何れにせよ、自分の身体に合ったと思える太極拳が一番よいのでは?
今 習っている太極拳がいいと思っていれば、それが一番いいのではと思う。
もう一度言うと「太極拳」を身につけるには、非常に単純ではあるが、ただ教室に通い続ける以外にないと思う。
下記のホームページは以前、私が作ったHPである「北部太極拳」を厚かましく紹介しておく。
更新をしていないので作ったままであるが・・・。
きょうは
くそ爺の太極拳談義である。
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