還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

プランターに小さな秋を見つけた

2006-10-12 06:40:24 | カミさん
玄関前の飛び石の通路の片脇に置いてあるプランターに何時の間にか小さな秋の花が咲いた。
カミさんが

「見て、見て!」




飛び石の側のプランターに咲いた名も知らぬ花



と大声で呼ぶので出てみるとプランターに白い小さな花が咲いているのを指差している。

「小さくて可愛い花だな」

「お前が植えたのか?」

「なんと言う花だ?」

「私も花の名は知らないの、でも、ここに種を植えた覚えはないし・・、何処からか飛んで来て根付いたのよ」

「でも小さくて綺麗な花よね」と、その花を愛おしそうに眺め形を直している。

「この花 ご近所で見かけたことはあるの?」と聞いたが

「見ないね」

「何処から飛んできたのだろう?」カミさんはよく近所を歩く。

また、私は歩いても殆ど周囲に気を配らず、特に草花の知識が無いためか漫然と歩いている、たまに建築中の家を見ると、工事の進捗状況を見るとも無く見ているくらいだ。

この私と違って、カミさんの注意力には驚かされる。

私と違った分野での見聞なので驚くのかも知れないが、同じように歩いても、その人の関心の在り方で随分と異なる反応をするようだ。

私が建築やの端くれの所為か時には

「むこうの角の家 壊したでしょう、あの場所に3軒も家が建つようよ」

とか話すこともあるが、総じて近所のお庭の花や生垣の端に見える花の様子などを話してくれる。

「○○さんのお家に綺麗な花が咲いているよ、見るといいよ」など季節の替わりの近所の花便りも聞かされる。

我家の狭い庭にも植えたことのない花や木が育って、ある日 気が付き驚かされるが、殆どカミさんが見つけて教えてくれる。

カミさんが最近 絵を習いに行くようになり、今度は 歩いても絵の題材を求める歩き方をしてきたのではないかと思われる。私には見せないが時には スケッチもするようだ。

名も知らぬ小さな花がプランターに咲き、無粋な私にも小さな秋を見せて貰った。


秋晴れの昨日だった


PS:デジカメを何処に置いたか忘れて無いので携帯のカメラを使用する。30万画素なので画像が悪い。

 ヤイ!コラ!デジカメ野郎!何処に行ったのだ? 
勝手に隠れてはダメだ!


 




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