・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://mainichi.jp/opinion/news/20130819k0000m070114000c.html 以下全文
余録:世界で初めて設立された地震学会…
毎日新聞 2013年08月19日 00時02分
世界で初めて設立された地震学会が「日本地震学会」だったと知って驚いた。創設したのは英国人科学者のジョン・ミルン。明治政府の「お雇い外国人」として1876年に来日した。4年後に起きた横浜地震を経験し、地震学にめざめたらしい
▲初代メンバーには東洋美術史家のフェノロサらも名を連ねた。設立総会では、「地震の原因」と「その万物に及ぼす影響」の研究に加え、地震予知の重要性にも触れている。地震に伴う音、気温や気圧の変化、電磁気(でんじき)現象、動物の異常行動などについて情報を集めたというから、本気だったようだ
▲地震計の開発や普及にも尽力し、「地震屋」と呼ばれたミルンが亡くなって今年で100年。国立科学博物館では特別展示が公開されている。日本の地震学の歩みを振り返りつつ改めて感じるのは1世紀を経てなお地震学は発展途上であり、予知は現実には難しいことだ
▲原子力規制委員会は今、新基準に基づく原発の審査を進めている。そこで複数の原発について指摘しているのが地震や津波想定の甘さだ。「本心では起こらないと思っているのか」との厳しい言葉も飛び出した
▲あれだけの大震災を経験した以上、より厳しい基準に合致させるのは当然だ。ただ、地震学の現実を思えば、基準にあっているから安心とはいえない。たとえ予想を超えることが起きても、環境汚染を食い止められるよう、手段がつくされていることが肝心だ
▲地震のほとんどない国からきたミルンは、日本人女性トネを妻とし、20年近くを日本で過ごした。第二の故郷である地震国に原発が林立する姿をみたら、どう思っただろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
つぶやき
60年前に東京に来て驚いたのは地震の発生が多いことだった。岩国でも地震の経験はあるが滅多にない。家から飛び出すような地震の思い出は1~2 回であった。
その点 東京は年中無休で小さな地震が発生している。やがて慣れてしまったが・・・。
↑ の「世界で初めて設立された地震学会が「日本地震学会」だったと知って驚いた」
これには私も驚いた。やはり日本は地震王国だったのですね。
明治末期に西洋からRC構造が導入されて そこらじゅうにRC構造物が作られたが建設中に倒潰する事故も多発したのだ。
RC構造: 鉄筋コンクリート構造
そこで作られた法律が「市街地建築物法」だったと思う。
http://www.ads3d.com/buppou/sigaichihou.html
しかし このRC構造物も関東大震災であらかた破壊した。RC構造の粗製乱造だった。
現在 当 三浦半島も「大地震の発生に備えよ」 のことが叫ばれているが何をどうしてよいか分からぬのが実情ではないか? 我が家とて同じである。
また地震予知は既に不可能と世界的には言われているが大々的な研究が国家でなされているのは日本のみである。
その予算でインフラ整備や既存 建物の補強をしたほうがよほど効果が期待できると思う。
何故か?日本はそれをやらない。いや~やっては いるが言い訳 程度である。
より まともな地震対策行政が望まれる。
地震はおきてから地震の名前がつくのが普通であるが例外として起きる前から地震の名前がついていて未だに地震が起きていないのが・・・・かの
「東海沖地震」でありこれには莫大な予算が消費され今やその観測機器が腐食してかなりの数がその機能を失っているという。
なにやら 鴎外の「脚気の原因はウイルスである」と言う説が思い起こされるのは何故だろう?
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130818/chn13081823100005-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120414/waf12041407000001-n1.htm
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます