我家では、お風呂は私が一番でカミさんが2番と決まっている。
何故かは仕舞い湯の始末をカミさんがするからだ。
私がパソコンを何時(イツ)までも、やっているとカミさんは側(ソバ)で私がパソコンを止めるまで仕事をして私が風呂に入るのを待っている。
それでも、10時を過ぎると
「早く風呂に入りな」と煩く言うようになる。
私の入浴時間は大体10分か15分だ。カミさんは後始末があるので早くて1時間は掛かっているように思う。
何時も 私は入浴後は直ぐに就寝するのでカミさんが何時 寝たかは判らない。
場合によっては朝、8時を過ぎてもカミさんが起きないこともあり私が驚いて起こしに行くこともあるくらいだ。
カミさんは昔から夜更かしの朝寝坊が得意と来ている。
「おい、起きろ!何時まで寝ているのだ」
「何時だと思っている?」カミさんの部屋に行き朝から、つい怒鳴る。
「あら、もう こんな時間?」と私の怒鳴り声には全く気にもしていない。
「おい、今日はお客さんの来る日ではないのか?」
「早く起きて支度をしないと間に合わないだろう?」
「ああ、○○さんの見える日だったね」
「大丈夫だよ」
「あの人そんなに早く来ないから・・・」
「10時ごろには来るのだろう?」
「そうね~ェ・・・」
カミさんは約束の時間には何故か余り気にしない。
私は約束した時間には1時間くらいは早く行く。
カミさんは10分や20分そこら、遅れても屁とも思っていない節がある。
北海道育ちだからかな?と言っては北海道の方に怒られるかな?
兎に角ノンビリしている。
流石。数年前に駐車違反のみで2ヶ月の運転免許の免停を食らっただけの度胸はある。
市内の繁華街でよくカミさんの車が道端に違法駐車しているのを見かけたものだ。
先日も私が市の講習会の帰りに私の食べるお菓子が無いのでスーパーに買い物に行ったところ、私が駐車した反対の目の前にカミさんの車がある。
向かい合っていたのだ。
あれッ カミさんも来ている。
店内で合うかも?と思いながら私は私の欲しいものだけ求めて買い物を済ませて出口にゆく。
然し店内ではカミさんを見かけなかった。
会計を済ませて自分の車に帰って見たが、相変わらず目の前にカミさんの車がある。
さては?と思ったが、別に待つ必要はない。
さっさと発車して帰宅した。
帰宅後2時間くらいしてカミさんが帰って来た。
「おい、何処へ行っていたのだ?」
「スーパーの駐車場でお前の車を見たが居なかったな?」
「スーパーに行ったの?」
「俺の菓子を買いにな、ついでにアイス・キャンデーも・・・」
「スーパーの駐車場に止めたら俺の車のまん前にお前の車が止まっていたよ」
「ガードマンもお前の車を見ていたぞ」と少し脅かしてみたが、カミさんは
「あら、そう」と、さっぱりしたものだ。
「今日は例のお医者さんのところに行っていたの・・・」
「ああ、お前と話の合う、あのお医者さんか?」その先生はカミさんと、よく話が合うらしく時には1時間くらいは、よもやま話に花が咲き話が続くらしい?
そして事務をしておられるお医者さんの奥さんがお医者さんのところにきて耳元でカミさんに聞こえるように
「次の患者さんが大勢待っていますよ」と先生に囁いて、早く済ませなさいと督促するらしい?
カミさんは、このお医者さんは○北大医学部出身で、○○科が専門で、アレコレと、話の中で、この近在の医学会の内輪話などを上手く聞き出している。
私も驚くほどである。
そしてお医者さんは
「お婿さんで奥さんに頭が上がらないようだよ」とも聞いた。
よくもまあ、いろいろと聞きだすものだと感心するがカミさんに言わすと、お医者様が勝手におしゃべりをするのだという。
「私は、ただ聞いているだけだよ」と言う。
指し向き北海道弁で言えば
「タイシタ モンダ!」と言うところか?
以前、そのお医者さんのところでカミさんが骨粗しょう症の診断を受けたことがあった。
結果は年齢並だったらしいが、その先生が酷い猫背で
「あれは骨粗しょう症だね」とカミさんは受診を受けたお医者さんを診断していたな、そして
「あんたも、いつも背筋を伸ばして姿勢はよくしていなくてはダメだ」と言われたものだ。
ところで
「お医者さんでは何か異常があったのか?」
「何もないわ」
「そうそ、今日はね、惚けのテストを受けたの・・・」
「えッ お前が惚けのテストを・・・?」私は驚いた。
「どうだった?」カミさんは笑いながらテストの模様を語った。
「テストはね、最初に今日は何月何日、何曜日ですか?」
「お名前は?」等 日常のことを聞かれて、
そのあとに
「数枚の絵を見せられてから少し話をするの・・」
「それから、先ほど見せた絵の中身を言うの・・・」
「何個覚えているかが問題のようだったね」
「お前はどうだった?」
「なんだか3枚覚えていれば普通らしい?」
「お前は?」
「半分以上は答えられたようだよ」
「何枚あったんだ?」
「10枚くらいかな?」
「そんなに?」
「俺だったら3枚は難しいな・・・」カミさんは
「これも日頃の訓練だよ」と言って
「あんたも、朝 起きると今日は何月何日、何曜日です。と言うことを続けないとダメだよ」
そういえば、先日始めたのに、もう近頃は言わなくなったな。
三日坊主はやはり三日坊主だった。
どうやら、呆けるのは我輩が先のようだ。
もっともカミさんも我輩のような半惚け爺を相手では呆ける暇はないようだ。
カミさんは「呆けるな」というが「好きで呆けるわけでない」と言いたい。
と、心で呟いた、くそ爺である。そこで
「今日は平成19年2月13日月曜日
と大声で叫んだ。
何故かは仕舞い湯の始末をカミさんがするからだ。
私がパソコンを何時(イツ)までも、やっているとカミさんは側(ソバ)で私がパソコンを止めるまで仕事をして私が風呂に入るのを待っている。
それでも、10時を過ぎると
「早く風呂に入りな」と煩く言うようになる。
私の入浴時間は大体10分か15分だ。カミさんは後始末があるので早くて1時間は掛かっているように思う。
何時も 私は入浴後は直ぐに就寝するのでカミさんが何時 寝たかは判らない。
場合によっては朝、8時を過ぎてもカミさんが起きないこともあり私が驚いて起こしに行くこともあるくらいだ。
カミさんは昔から夜更かしの朝寝坊が得意と来ている。
「おい、起きろ!何時まで寝ているのだ」
「何時だと思っている?」カミさんの部屋に行き朝から、つい怒鳴る。
「あら、もう こんな時間?」と私の怒鳴り声には全く気にもしていない。
「おい、今日はお客さんの来る日ではないのか?」
「早く起きて支度をしないと間に合わないだろう?」
「ああ、○○さんの見える日だったね」
「大丈夫だよ」
「あの人そんなに早く来ないから・・・」
「10時ごろには来るのだろう?」
「そうね~ェ・・・」
カミさんは約束の時間には何故か余り気にしない。
私は約束した時間には1時間くらいは早く行く。
カミさんは10分や20分そこら、遅れても屁とも思っていない節がある。
北海道育ちだからかな?と言っては北海道の方に怒られるかな?
兎に角ノンビリしている。
流石。数年前に駐車違反のみで2ヶ月の運転免許の免停を食らっただけの度胸はある。
市内の繁華街でよくカミさんの車が道端に違法駐車しているのを見かけたものだ。
先日も私が市の講習会の帰りに私の食べるお菓子が無いのでスーパーに買い物に行ったところ、私が駐車した反対の目の前にカミさんの車がある。
向かい合っていたのだ。
あれッ カミさんも来ている。
店内で合うかも?と思いながら私は私の欲しいものだけ求めて買い物を済ませて出口にゆく。
然し店内ではカミさんを見かけなかった。
会計を済ませて自分の車に帰って見たが、相変わらず目の前にカミさんの車がある。
さては?と思ったが、別に待つ必要はない。
さっさと発車して帰宅した。
帰宅後2時間くらいしてカミさんが帰って来た。
「おい、何処へ行っていたのだ?」
「スーパーの駐車場でお前の車を見たが居なかったな?」
「スーパーに行ったの?」
「俺の菓子を買いにな、ついでにアイス・キャンデーも・・・」
「スーパーの駐車場に止めたら俺の車のまん前にお前の車が止まっていたよ」
「ガードマンもお前の車を見ていたぞ」と少し脅かしてみたが、カミさんは
「あら、そう」と、さっぱりしたものだ。
「今日は例のお医者さんのところに行っていたの・・・」
「ああ、お前と話の合う、あのお医者さんか?」その先生はカミさんと、よく話が合うらしく時には1時間くらいは、よもやま話に花が咲き話が続くらしい?
そして事務をしておられるお医者さんの奥さんがお医者さんのところにきて耳元でカミさんに聞こえるように
「次の患者さんが大勢待っていますよ」と先生に囁いて、早く済ませなさいと督促するらしい?
カミさんは、このお医者さんは○北大医学部出身で、○○科が専門で、アレコレと、話の中で、この近在の医学会の内輪話などを上手く聞き出している。
私も驚くほどである。
そしてお医者さんは
「お婿さんで奥さんに頭が上がらないようだよ」とも聞いた。
よくもまあ、いろいろと聞きだすものだと感心するがカミさんに言わすと、お医者様が勝手におしゃべりをするのだという。
「私は、ただ聞いているだけだよ」と言う。
指し向き北海道弁で言えば
「タイシタ モンダ!」と言うところか?
以前、そのお医者さんのところでカミさんが骨粗しょう症の診断を受けたことがあった。
結果は年齢並だったらしいが、その先生が酷い猫背で
「あれは骨粗しょう症だね」とカミさんは受診を受けたお医者さんを診断していたな、そして
「あんたも、いつも背筋を伸ばして姿勢はよくしていなくてはダメだ」と言われたものだ。
ところで
「お医者さんでは何か異常があったのか?」
「何もないわ」
「そうそ、今日はね、惚けのテストを受けたの・・・」
「えッ お前が惚けのテストを・・・?」私は驚いた。
「どうだった?」カミさんは笑いながらテストの模様を語った。
「テストはね、最初に今日は何月何日、何曜日ですか?」
「お名前は?」等 日常のことを聞かれて、
そのあとに
「数枚の絵を見せられてから少し話をするの・・」
「それから、先ほど見せた絵の中身を言うの・・・」
「何個覚えているかが問題のようだったね」
「お前はどうだった?」
「なんだか3枚覚えていれば普通らしい?」
「お前は?」
「半分以上は答えられたようだよ」
「何枚あったんだ?」
「10枚くらいかな?」
「そんなに?」
「俺だったら3枚は難しいな・・・」カミさんは
「これも日頃の訓練だよ」と言って
「あんたも、朝 起きると今日は何月何日、何曜日です。と言うことを続けないとダメだよ」
そういえば、先日始めたのに、もう近頃は言わなくなったな。
三日坊主はやはり三日坊主だった。
どうやら、呆けるのは我輩が先のようだ。
もっともカミさんも我輩のような半惚け爺を相手では呆ける暇はないようだ。
カミさんは「呆けるな」というが「好きで呆けるわけでない」と言いたい。
と、心で呟いた、くそ爺である。そこで
「今日は平成19年2月13日月曜日
建国記念日の振り替え休日である」
と大声で叫んだ。
同じ道産子としてエールをおくります。
文章から想像するosamuさんは、個性の強い「くそ爺」のよう(失礼)・・。
奥様、これからも実体験で得た生活の知恵でガンバー・・と、言いたいです。
いつもコメント有難うございます。
「お~い、ガンバーってなんのことだい~ィ?」と
カミさんに聞きましたが、カミさんは頭を傾げていました。
「お前も岩内を出て半世紀に近いから、もう北海道弁は忘れたな?」と言うと
「北海道は広いよ」と抜かしました。
ほんとに腹が立つ!
ガンバーって頑張れのことですか?
カミさんは「ケッパル」とか言っていましたが・・?
お二人が目に浮かぶような気がします。
今はどうでしょうか。
北海道も広く(旭川~岩内間約250km)地方により方言があるようです。方言は通訳が必要ですが
方言はいいですね。
今朝ー15度~今ー1度で太陽が出て暖かい。
>北海道も広く(旭川~岩内間約250km)地方により方言があるようです。方言は通訳が必要ですが
ほんとに広いですね。
方言はなんともいえない、暖かさがあり、私も好きです。ただ、意味が判らない時は困ります。
三浦半島は昼間は非常に暖かいですが陽が落ちると急に寒く感じます。8~10度くらいですか?
玄関に出て見ていませんが?
いつもコメント有難うございます。
カミさんは目下、かきいれ時らしく、朝から晩まで帳簿と睨めっこのようです。
私は側でパソコンで囲碁を楽しんでいます。