還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

余禄 埋めた釣鐘・・

2015-06-02 06:29:24 | ネタ

余録:「今昔物語」に3年間土中に埋めておけば人が…

毎日新聞 2015年05月22日 00時20分(最終更新 05月22日 00時21分)

 「今昔物語」に3年間土中に埋めておけば人が突かなくとも定時に鳴る鐘の話がある。鋳物師は必ず3年待つよう言い渡したが、寺の別当はがまんできずに期日前に掘り出してしまう。もちろん鐘は鳴らず、悪いのは別当ということになった

▲鎌倉時代や室町時代に水中に沈められたり、土中に埋められたりした鐘の発掘記録や伝承は多い。戦乱を避けようと埋める場合もあったが、そうすることで鐘に特別な力が備わるという思想があったようである(笹本正治著「中世の音・近世の音」講談社学術文庫)

▲自然界にない神秘的な金属音を出す鐘は、水中や土中の異界とこの世をつなぐ霊的な力があると中世の人々は考えたらしい。さて、ではずっと大昔の弥生時代の人々は銅鐸の金属音をどう聞き、またなぜそれを埋めたのか。兵庫県の淡路島での銅鐸の大量出土である

▲銅鐸は弥生前期末から中期初頭の7点で、うち1点は最古級の様式という。また内部に振り子状に取り付けて音を鳴らす青銅製の舌が3点で見つかり、その接触部分は摩滅していた。つまり音を出していたとみられ、「見る銅鐸」ではなく「聞く銅鐸」だったようだ

▲銅鐸の中に小銅鐸がはめ込まれた入れ子状をなしていたのも特徴で、それが舌と一緒に見つかったのは初めてという。発見場所は一時保管用の砂山で、もとは南あわじ市松帆(まつほ)地区の田畑に埋まっていた可能性が高い。はてさて弥生人はどんな思いで埋納したのだろう

▲銅鐸の保存状態は極めてよいそうである。地中で過ごした2000年を超える時を考えれば、もしやひとりでに鳴り出しはしないかと空想もふくらむ。

ソース : http://mainichi.jp/opinion/news/20150522k0000m070152000c.html   

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つぶやき

 土(ツチ)の中には魔か不思議な力(チカラ)があるようだ。 花咲爺の話にしても・・。 またお百姓さんが種を撒けば実が育ち。自然界の仕組みで人々のみか地上のあらゆる動物 生き物がその恩恵を受ける。 

2000年を土の中で過ごした銅鐸の発見には言い知れぬ夢を感じる。 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
埋めた釣鐘・・ (ひろし爺1840)
2015-06-03 09:40:04
 !(*^_^*)!お早う~!・Osamuさん!
鬱陶しい曇り空の日が続く様ですが、気持ちだけでも明るく持って今日も元気に過ごしましょ~!

@('_')@今日の「余禄」と「つぶやき」・拝読!
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!('_')!今日のMyBlogは・・
*デジタルカメラのフィッシュアイ機能を使って我が家の花を写して遊んでみましたので、ご覧頂ければ嬉しいで~す!
!(^^)!見て頂いた感想をお聞かせ頂くのを楽しみにしておりま~す!それではまた・バイバ~ィ!!
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来訪コメントのお礼とお誘い (ひろし爺1840)
2015-06-05 09:50:18
 !(*^_^*)!Osamuさん、お早うございま~す!
日々の気温の変化が激しい様なので、お互いに体調管理をしかっりして過ごしましょ~!

@('_')@其方も 梅雨の代表花アジサイも咲始めましたね。
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・被爆建物でもあり広島新四国88ヶ所の札所にもなっている不動院に行って来ましたので一緒にお付き合い頂ければ幸せます。<合掌>
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