還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

高齢者講習実施試験 後記

2007-02-28 06:27:26 | 交通
講義のあとに「動体視力」「夜間視力」の検査を受けた。

実施試験の顛末記を記載するのに参考です。このような結果で実施に望みました。

*私の検査結果 前回記載済みであるが、ことの顛末の次第で再掲します。

「動体視力」
両眼測定
 静止視力:0.8 
 動体視力:0.4:平均 <速度30Km>(ミス:0)
 以上の結果は70歳~74歳では「ふつう」とある。
「夜間視力」
両眼視力
視力回復時間 53秒 (70歳~74歳):ふつう
「眩光下視力」 
0.6 (70歳~74歳:ふつう)

 
* 夜間の視力は年齢が高くなるほど低下します。安全速度を守り危険を予測した運転を行うよう心がけて下さい。(コメントあり)

次は心配していたシュミレーションによる運転テストであった。

正面のディスプレイ(17インチくらい)を見ながら大きな矢印を前方の左右に動く門をくぐらすものである。

別に心配したほどのことではなかった。このシュミレーシャンが恐くて一時はプレイ・ステイションを買って家で練習をしようかと思った位であった。(苦笑)

受講 終了後、渡された「運転適正結果」の総合成績は“やや優れている”だった。

私には丁度よい。“ふつう“でよかったのだが思わぬ成績に ほッとした。

最後は実地運転である。試験車は、なんとマニアル車であった。

試験車に乗る前に、指導員の方に

「すみません、トイレに行きたいのですが?」私は緊張の余りトイレが凄く近くなっていた。

このトイレは授業中(90分)にも途中で私は行ったものだった。

「ハイ、遠慮なくどうぞ・・・他の方も行かれていいですよ」全く受講者に負担を掛けないように試験官は配慮されていた。

女性一人と男性3人が試験車に試験官と共に乗り試験官が先ずコースを廻る。

とても一回ではコースは覚えきれるものでないな?と思ったら試験官は

「コースを覚える必要はありません。全て事前に私が言います」

私は最後の4人目となった。これも試験官の配慮と感謝した。

「さあ、最初は△△さんですね。どうぞ。免許の試験ではありませんので気楽にして下さい。皆さんは既に熟練者ですから・・・」

最初の方は、やはり、かなり緊張をして居られるようで運転者の後部の真後ろの座席に座っている私の身体がガタッと発車のたびに前後に揺れる。

運転中も蛇行が多い。後ろの席で見ていた私も、このようになるのかな~ァ と少し心配になる。

3人目の女性は 

「私 ギアの車は運転したことがありません・・・・」と指導者にアレコレと発車前に聞いている。

「ロウが これで、セカンドは、こう入れます。セカンドまでしか使いません」と親切に指導員は説明をされていた。

いよいよ発車である。

「ハイ、其処を左に廻って、ハイ、そこの左の16番コースに入って・・・・」と車の位置に従って次々に指導員の方が指示を出されていた。

100mばかりの直線コースでは凄まじいエンジン音だったが指導員の方は別に何もおっしゃらない。
 
車は始発点に無事到着した。同乗の受験者は全員ほッとした。

指導員の方が、この女性の方に「ご苦労さまでした」と言われた。

この女性の方も70歳になられるのかな?と不思議な感じのするほど若い感じで綺麗な方であった。

近頃の女性は若いですね。お年が判りません。

あとは、いよいよ最後の番の私の番になったがマニアル車は幸いに慣れていたのでギア・チェンジもスムーズに出来たと思う。

近頃の車は滅多にノッキングなど起こさない。

馬力がある所為かと思う。

発車から終点の発車場所の始点まで無事運転を終わる。

「今日は何方も特に、ご注意を申し上げる方はいらっしゃいませんでした」

「よかたですね」そして

「運転中にバック・ミラーに映らない場所があります、それは左斜め後ろです。バイクなどが飛び出すこともありますので気をつけて下さい」と付け加えられた。

「これで終わりました。ご苦労様でした」あとは

「先ほどの教室に行って下さい」

再び教室に戻り講習所の所長の挨拶があり終了証書が渡された。

「この終了証書は警察署での免許更新のときに提出して下さい。再発行はしませんので大事に保管をして下さい。若し 既に本日が誕生日の一ヶ月に達している方は、これから更新の手続きをされたほうがいいと思います」と注意を受けて全て終了だ。

全て終わったのは丁度12時前だった。

講習所の担当の皆さんありがとうございました。大変親切な方々ばかりで感謝に耐えません。
厚くお礼を申し上げます。


最大の心配だった「認知症」の検査はなかった。

ほッ  

あとは所轄警察署に行き免許の更新手続きをするのみだ。

更新の時には視力検査があるらしい。

出口の駐車場にカミさんが車で待っていた。

「どうだった?」   

「うん、なんとか・・・」 

帰宅後はグッタリと疲れていた。

カミさんに「今日はアリガト」と言って 

昼の食事も、そこそこで温風の前で昼寝に入った。

でも疲れたな~ なんでだろう?

///////////////////////////////////////// 

夕方、目が覚めても気分が優れず、食欲もなく夕食は止める。

そのまま寝込む。

やはり歳だな~ァと思う。

75歳と言う歳が、どのようなものか痛切に感じさせられた一日だった。

こんなことぐらいで精神的、また体力的にこんなに参るとは情けない。

日頃の空元気(カラゲンキ)も出ない。

くそ爺の体調は、まだ回復していない。



暫くしてカミさんが、台所から・・・

「お疲れ様 アイス・キャンディ どう?」



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
高齢者講習 (沼じじ)
2007-02-28 23:21:19
osamuさん おばんです。

私も前回の実地運転を思い出しました。私たちも4人ずつ乗車し運転をしました。どの爺も運転後やたらと言い訳していたのを思い出した。
吹かしすぎの爺は「俺の車は外車だからな~」などと・・
また その時期がやってきた。いやだネ。

きょうも太陽は出ていたが真冬日で寒いです。
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RE:高齢者講習 (osamu)
2007-03-01 19:01:36
沼じじ さん 今晩は

毎日が真冬日とは相変わらず寒そうですね。
お陰さまで、なんとか高齢者講習が終わりました。
然し、疲れますね~。日頃の運動が足りないのでしょう。
何しろ、余り歩かないので、身体が益々弱ってくるのでしょう?歩くのが一番のように感じてきました。

そのように言いながら相変わらず車に乗っています。
今日は日中は15度ありました。車は暖房はかけていません。陽が落ちると急に気温が下がります。今10度です。(17時)
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