やっと終わった「高齢者運転免許更新講習会」
今回が2回目である。
前回は70歳の時に受けて免許の有効期間は5年だったのだ。
きょう15日の午後に久里浜ドライビング・スクールに行き、この講習会を受講してきた。
講習予備検査(認知機能検査)検査用紙 ↓
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/kenkei/menkyo/kousin/kousyu/kensayousi.pdf
この検査を最初に受けた。
我輩は、この検査用紙の表題を見ただけで少々まごつく。
「では名前を書いてください」と言う指示で名前を書いていると、立会いの検査員の方から
「鉛筆ではダメですよ。ボール・ペンで書いてください」とボール・ペンが差し出された。
最初の説明で係りの方の
「この用紙のみボール・ペンで書いて下さい」の大きな声が頭に入らなかったらしい?
我輩の用紙には既に鉛筆で名前から生年月日まで書いていた。
筆箱からケシゴムを出し、それらを消して改めて渡されたボール・ペンで書き直す。
全て書き終わったところで即座に回収されて、新しい検査用紙が配布された。
すると部屋の前のスクリーンに4ツのイラストが映し出され、それぞれの説明がある。
イラストの映像は次々に変わり全部で16個のイラストがあった。
次にアイウエオの字が逆に書かれた用紙が見せられて
四角の枡が5ツ並んだ用紙に
「カ行を逆に左の枡から順に書いてください」と指示があった。
コ・ケ・ク・キ・カ と左から枡に書き込む
誰かが右から書き始められたのか?注意されている声がした。
試験官は手にストップ・ウオッチを持って時間を計っておられた。
「はい!そこで止めて次に“タ行(?)”(よく憶えていない)を書いてください」で指定の枡に左から書く。
それらが終わったところで
「先ほどお見せした16個のイラストをカタカナでも、ひらかなでも漢字でもいいですから思い出したものをそこに書いてください」
これは困ったです。
9個まで書いたのですが後が続きません。
これには自信があっただけ 7個 も思い出さないとは?情けない!
「次のページを開けてください」の指示で、そこには16行の欄があり左にヒントが描いてある。右の欄が空白である。
① 動物 直ぐに“ライオン”と書き込む
② 台所 同じく“フライパン”と書き込む
次々にヒントを見ると思い出して全問回答が書けた。
これは講習会終了時に結果が各人に配布された。
幸いに今回の受講者からは問題となる方は居られなかったようだ。
この筆記テストの後に視力検査があり動体視力、夜間視力等 その他 数種類の検査を受けた。
全ての検査が終わったところで運転技能の実施である。
3人乗車して先ずは指導員の方がコースを説明されながら一通りコースを走り、
「皆さんには、それぞれコースは指示しますからコースを憶える必要はありません」
また
「これは運転技能の実地試験ではないので落ち着いてあせらずに運転してください」と言うことで我々は順番に運転するのだが、我輩は最後の3人目だったので、後ろで見ていて、なんとなく要領がつかめた。
と、いうことで、なんとか?実地は3人全員終了した。
然し3人の実地運転の終了後に一時停止から広い道路に出る時や左折時の車の走らせ方がよくないと注意を受けた。
「くれぐれも過去の運転実績に頼らないで慎重に運転されて事故のないようにお願いいたします、場合によっては免許返納もヒトツの手段ですが?これは皆さんが自分で判断されることです」
と免許返納のことも、それとなく差しさわりのない範囲で述べられた。
以上で今回の講習会は終了した。
再び教室に集合して、先ずは全員何とか「高齢者講習終了書」を頂く。
終わったのは午後4時であった。
始まったのは午後1時であるから正味3時間であった。
そうそ、最初の講習予備検査(認知機能検査)検査用紙の書き込みの時の最後の段(欄?)に“今の時間は何時ですか?”と言う質問が書いてあったが既に腕トケイ、携帯は仕舞うように指示されて時間が分からない。
これも困りましたね~教室内には無論トケイはない!
適当に思いつく時間を書いておいた。
なにもかも終わって・・・・。
“ほッ“ とした。
ドライビング・スクールの送迎車で京急久里浜駅に出る。
北久里浜駅でカミさんに電話して迎えに来てもらう。
「どうだった?」が最初の言葉だった。
「うん なんとか“講習終了書“ は頂いたよ」
「そう~よかった~あんたが呆けていて免許が更新できなかったら大変だから・・・」
どうやら本気で心配していたようだ。
我輩も80歳に近い!
来る3月30日が誕生日で78歳になる。
膝が悪く車がなくては何処にも出かけられない。
それに今は“坐骨神経痛”と言う厄介な病気も発生したのだ。
車がなくては病院にも何処にも行けない。
PS 高速道路を逆走する高齢者が年間千人も居ると聞かされた。
もう遠方には行けない。
・・・・・・・・・・・・・・・
,.
気をつけよう!
あなたの運転はあなたが思っているほど
うまくはない!
自信満々事故のモト!
あの世は近い!ユックリ走って
無事故で長生きをしよう!
・・・・・・・・・・・・・・・
チト欲張り過ぎかな?
赤字は即席で創りました。
末筆になりましたが教習所の先生方へ
大変お世話になりました。有難うございました。
アメリカでは自動車がないと生活が成り立たないようですね。自動車がないと私も身動きができません。これからはより気をつける心算です。
そのうち、2回は、成田です。
無謀ですよね。
また、来週、一人で、運転することになりそうです。
気をつけよっと。
昨日の町内賀詞交歓会で、会長がこの高齢者講習のことをお話していました。ご自身も受けられたようで…「あの問題は、ヒトをバカにしちょる!!」と仰ってました。
お着物でいらしてくれた昔お姉さま??達が、会場を一層華やかにして戴けました。天候もよく、なによりでした
私は40歳台の時でも都内の道(世田谷)で深夜に迷ったことがあります。
今では、とても遠乗りはできません。精々鎌倉迄がいいところでしょう?それでも最近は行ったことがないです。手話で”田浦”までがいいところです。
車も性能がいいほど運転もしやすいとか?でも気をつけられますように・・・・・。
会長さん怒っていましたか?多分それが当たり前でしょうね。普通の方ならあの問題は怒りますよね!まァ、ゲームだと思えば・・・。
賀詞交歓会 お疲れ様でした。和服の方もいらっしゃったのですか?近頃は余り見かけないので・・・。何時も欠礼ばかりですみません。何しろ話が分からないもので・・・。
お天気がよくて皆さんよかったですね。勿論 私も好天気の中で試験運転の時は眩しくサン・バイザーを使いました。前回のときはマニュアル車だったのですが、今回は全員オートマでした。
いつもコメント有難うございます。
大変興味深く楽しく読ませて頂きました。よかったです。
伯父も昭和一桁生まれ、横須賀在住、足は膝が辛い、しかも!久里浜ドライビングスクールで今月末に検査を受ける予定です。何かのご縁でしょうか。
Osamuさんのご経験談を伯父に伝えてよいでしょうか。何よりも励みになり、心強く検査が受けられるのでは、と思います。
Osamuさんのように素敵な爺(失礼)が、伯父の近くにいらっしゃると知り、なんだかとっても幸せな気持ちです。どうぞこれからも楽しいブロガーでいらっしゃってください!
幸運をお祈りします。そして、これからも無事故の運転を祈ってやみません。私は運転も脳活性化のヒトツと思っています。ただヒトツ気をつけているのは”無理”はしません。何処に行くにも60分は前に着くように行きます。身体が不調な時は家内に乗せてもらいます。コメント有難うございました。
そうですよね、無事故がどれだけ尊い事でしょう。osamuさんの運転の心がけを尊敬します。
検査のお話と合わせて伯父に話したいです。
検査以外の他の記事も読ませて頂く事が、日々の楽しみになりそうです
本当に素敵なブログだと思いました。またコメントにてお邪魔します
こちらはグーダラ爺ですがよろしく。
再度のご訪問戴き改めて御礼を申し上げます。