これはイソップ物語でもグリム童話でもない。私が作った小話である。
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ある山奥の猟師の家の犬小屋に鎖に繋がれた猟犬がいた。
近くに小利口な猫がいつも居眠りしていたが居眠りに飽きると時々鎖に繋がれた猟犬をからかっていた。
猫は鎖の長さをよく理解していた。
猟犬をからかう時は その鎖の外で「ニャ~オ・ニャ・ニャ・ニャオ~」と猟犬をからかっていた。
いつも小屋の中にいる猟犬は時にジロリと猫を睨むのみで立ちあがることさえしなかった。
猟犬は主人と山に行って帰った時は流石に疲れていて昼間 眠り込んでいた。 猫がいくらからかっても猟犬は閉じた目さえ明けなかった。
猟犬は獰猛であるが じつに主人には忠実な猟犬であるが数日にわたる猟で疲れた身体はいうことを効かない。
猫は怒って 「やい いつまで寝ているんだ。この ノークレ奴 」 と 叫んでも 数日にわたる猟から帰ったばかりでは流石に疲れていた。
鎖の長さを知る猫は鎖の長さの外の安全地帯から言いたいことを叫び罵る猫にはいつも猟犬は猫の小賢しい態度には聊か「こいつめ!」と思っていた。
然し ある日 ついに本気で怒り小屋から飛び出し猫に襲いかかったことがあるが首につけてある鎖に妨げられ猫に噛みつく 前に猟犬の身体は鎖に引っ張られ大きな身体は猫の前でモンドリ打ってヒックリ かえった。
そこで猫は自信をつけ 更に この鎖に繋がれた猟犬をオチョクリ・バカにして 騒ぎ始めた。
おちょくる猫には猟犬の怒りは収まりませんでした。然し猫に牙は届かない。
目の前 一尺のところで 面白そうにそれを見て「お前はバカだな~ 自分の鎖の長さくらい知っておけ・・・おバカさんのお犬さんよ」 猫の悪態はつきない。
ある日のこと猫は相変わらず山から帰って疲れている猟犬を からかうことに喜びを感じていた。
きょうも きょうとて犬小屋に疲れて眠る猟犬を安全圏 から からかい始めた。
「おい おまえは図体は大きいが ここは小さいな!」と自分の頭を掻いた。
「なんだ この野郎 お前に何ができる、ウサギ一匹 捕まえることができないではないか!」
「自分の食い物 くらい自分で稼げ!」
「 バカなことを言うな俺様はお前のバカな主人が俺はなにも しなくても食いものはちゃんとくれるのだ。 バカなお前とはちと違うのだ 」
それを聞いた猟犬は主人をバカにされ初めて心から怒った。
猟犬は小屋から静かに出て じ~と猫を睨みつけ狙いを定めた。
それを見た猫は 「やい ここまで来るなら来て見やがれ・・・バカ犬さんよ」
それを聞いた瞬間 猟犬は全身全霊の力(チカラ)を持って鎖に繋がれているのも構わず猫に飛びかかった。
大きな音がして家の中に居た主人が庭に出てみると犬をつないだ鎖の杭が折れていた。
少し離れたところに身体を横たえて ピクリとも動かぬた猫が転がっていた。
猟師の主人はいつも この猫が猟犬をからかっていたことを知っていた。
主人はなにも言わずに折れた杭を新しい杭に打ちなおして家に入った。
その様子を薄く目をあけ猟犬は見ていた・・・。
なんでこんな小賢しい猫に主人は食い物をやっていたのだろう?と思ったが分からない・・・。
数日後 今度は猫の子供が家に来た。この子猫はすぐに猟犬の小屋に来て静かに眠る猟犬のそばで一緒に居眠りを始めた。
それからは 猟犬も 猟から帰ると疲れた身体をこの子猫と共に気持よい安らぎの居眠りを続けたとさ・・・。
めでたし めでたし
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↓ 一年前の記事です。
米国がキレた韓国車の燃費“水増し”問題…現代自動車がトヨタを追い抜く日は永遠に来ない?!
http://www.sankei.com/economy/news/141108/ecn1411080012-n1.html
正月の夜は全く別のものを見ていたように思いますが既に忘れています。 あるいは本を読んでいたのかも?
きょうはもう3日です。忘れるのも早いです。一人なので台所に行って何をしに来たかも忘れています。
娘が持って来たオセチ料理を戴きながらお酒を飲んでいたのかも?です。近頃はウイスキーを始めました。
正月なのでジョニ黒を買ってきましたが案外 値段はしなかったです。古いですね~。 ナポレオンのカミユ?は相変わらずいい値段でした。 ウイスキーのみとしました。
まァ 私共は「トリスを飲んでハワイに行こう」がいいところでしょうね?
明日からヘルパーさんがきます。食材は昨年の残りを使うと言っていましたが白菜・キャベツはやはり新しいものを買って置かないといけないようです。 野菜の冷凍は余り効かないように感じました。
料理はむつかしいですね。
先輩も今年は静かな新年を迎えられたと思います。当方も昨年に続き静かな大晦日と元旦です。
大晦日も紅白歌合戦は年の所為か面白くなくなり、ほとんど見ませんでした。他の番組も(これまた面白くない)復活の格闘技で発散と思いきや、逆にストレスがたまる。
元旦も自分好みの番組探しでバタバタしていました。舞踊家田中泯氏の番組は面白かったです。さすがダンサー出身で日本を代表する舞踊家体軸が崩れません。近年映画にも出ていますが、剣術、武器術、体捌きもさすがです。
今ちょうど2日になりました、また3~4時まで起きています。 草々 メタボ拝
私も一人で正月を迎え過ごすのは初めての経験です。次女が「オセチ・料理」を昨夜 持って来てくれたのを今朝 日本酒を開けて一杯 飲み料理を戴きました。あとはお餅を焼いて雑煮を作り朝食としました。
お正月のTVは面白いと思うものは全くないのでゆっくりと本を読みながら過ごし、今は早くも午後7時で血圧を測る時間になりました。
明日は「箱根駅伝」を見て午前中は過ごします。あとはDVD映画でも見て過ごそうと思っています。
4日から ヘルパーさんが見えます。一緒に料理です。もう、昨年から かなりの種類 作ったので材料の残りもあり「昨年の残りの材料で作る」と言っていたので何ができるか分かりません。 料理もむつかしいですね。
なにしろ包丁など持ったことがないのですから・・・。
それに食材の名前がよくわからずこれにも参っています。パプリカ・シャンタン などカタカナの物は全く分かりません。いつもスーパーの案内かかりの方のお世話になっています。
文さんの気持ちも可なり穏やかに収まりつつ有る様に感じます。 もっとこの様な小話を物語って書く事で気持ちを安らげる事が出来ると思います。 私も自分の日記には何時も思ったことを話し掛ける様に書き綴っています。
寒さには要注意をして下さい。 此方は今、後1時間半で2016年を迎える所です。 紅白歌合戦を耳にしながら
書いています。どうも若年層の歌には興味が沸きません。それだけ年を取って来たのでしょう。 家内も同じで今夜は一緒に年を越して新年を迎え様と言って居たのに先に独りでベッドに入りましたので、私独りで彼女を背負って新年を迎えます。 今東京の時間は午後3時半です。 紅白の放送も丁度今終わりました。では後から私達も参ります。
ベン