還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

余禄 1950年代に米国で起きた学歴詐称事件の主役…

2016-04-22 11:38:08 | ネタ

1950年代に米国で起きた学歴詐称事件の主役…

 1950年代に米国で起きた学歴詐称事件の主役、M・ヘウィットは高校中退後ほどなく物理学者になりすまし、他人の成績証明書を使って全米の大学を教員として渡り歩いた。驚くべきは彼が学識で同僚らの尊敬と称賛を得ていたことだ

▲数学と物理の知識は図書館でのまったくの独学で得たものだった。やがて彼は名をかたった当人とはち合わせして身元がばれるが、ヘウィットの能力はその学者や大学の学長が正規の資格を得る援助を申し出たことでもうかがえる。だがなぜか彼はこれに背を向けた

▲その後もヘウィットは物理学者のオッペンハイマー氏を、はじめ当代一流の学者からその才を認められたが、偽証明書を使って大学を転々とする。ついにその学歴詐称が公表されると、いくつかの職の誘いをよそに表舞台から姿を消した(「詐欺とペテンの大百科」青土社)

▲ヘウィットがテンプル大卒を名乗っていたと聞けば、あれ最近どこかで聞いたようなと思う方もいよう。ショーンKの名でテレビ番組のコメンテーターをつとめていた人物の経歴詐称疑惑の中でも出てきた大学名である。むろん大学が悪いわけではないので念のため

▲某局の大型情報番組のキャスターへの起用が決まっていた当人だったが、週刊文春が報じたこの疑惑で全番組から降板するはめとなった。変えられぬ過去と、才能と努力で変えられる未来、そのはざまで禁断の過去の塗り替えに手を染めたのならば嘆息(たんそく)するしかない▲

それにしてもヘウィットはなぜ再出発に背を向け、偽りの人生を続けたのか。人の心は一筋縄(ひとすじなわ)ではいかない。渦中のご当人ならどうコメントしただろう。

ソース : http://mainichi.jp/articles/20160319/ddm/001/070/163000c

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  つぶやき  

 人はなぜ学歴詐称をするのか?私にはよく理解できないが、その方には必要 且つその人自身の事情があるのかも? されど余禄に書かれているM・ヘウィット氏は高校中退という学歴でもって独学で学問(数学と物理)を身に付けて米国の大学の教員として各大学を渡り歩いていたというからすごい。しかも学歴詐称が露見しても かの名高い物理学者のオッペンハイマー氏を、はじめ当代一流の学者から その才を認められた。ということは彼の知識が本物だったのでは?世界には不思議な方が居られるものだ。

既に65年も前の話では本人は既に天国?の方でしょうね。 其の後の経過・生活・消息などを知ってみたいのも野次馬ながら気になります。若しも生存されているなら90歳から~100歳くらいではないか?そして、その人生をお尋ねしたいと思う。いかなる言葉を発せられるか?も気になる。

追伸 熊本の地震が中々収束しない。地震列島の宿命かとも思うが余りにその犠牲が多い。住居の造りも、もう一つ発想を変えて考えなくては ならないのかも? おかしな話だが家が倒れても住んでいる人は無事であるというような家もあっていいのでは?建て替えも余りコストがかからない。そのような 住居も・・・・?


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4 コメント

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住宅 (メタボ)
2016-04-23 09:43:38
osamu様
今週は7回は稽古でしたので、いささか疲れております。暖かい日が多くなくなり、膝の調子が良くなりサポーターを付け忘れることも多く成りました。本日から強化、昇段審査会で2日に渡り老骨にムチ打つ、今週最後のご奉公?です。自分の為じゃ~(笑)

私の理想の家は薬のカプセルを半分に切って、地面に伏せたようなイメージです。基礎をしっかり地面に打ち込み、耐震バネなど使し氏屋根部とつなげる。竜巻などでない限り、かなり強度は高いのでは。残念ながら窓はあまり大きくは取れませんが、雨戸のような型式にしておけばいいのでは。

かまぼこ屋根は住友の最高のアルミ合板長尺。内装は木組みの2階建てですが、後は断熱や、湿気対策などプロにお任せです。

○○さん良い牛舎が出来上がりましたね~と近所で評判になります。モ~  と爺満足?
それでは時間が来たので出かけます。草々
                 のろま牛拝

      
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メタボさんへ (osamu)
2016-04-23 14:51:51
とても面白い発想だと思いますよ。ただ母屋の倒壊後の逃げ口は?外に出るトンネルも必要ですね。家の壁際でも建屋の倒壊部は通り抜けなければなりません。地下道は水の恐れが生じます。

私は南極の組み立て住宅みたいなものを想像していました。あれはとても合理的な建物といつも見ていました。南極の50mを超える風にも耐えています。

いつも考えさせられるコメント有難うございます。
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実力とは (メタボ)
2016-04-24 02:30:45
osamu様

学歴詐称:中学3年の時、時、クラス一番の友人が就職すると、皆は高校に行くと思っていたので驚いた記憶があります。性格もとてもよく皆から好かれていました。

頭が良ければ独学であれ夜間であれ、いくらでも勉強は出来ます。私が社会人になり感心したのは、夜間大学出身者で、非常に出来る人材が何人もいたことです。いわゆる毎日10時間受験勉強していい大学に入るのと違うのです。仕事をしながらのハンデがあればこその綜合的な知恵が磨かれたのではないかと。
私は某大学空手道部卒業なので、会社ではこれらの知恵のある同僚,先輩に知恵を借り学んだものです。私の学生時代は確か有機化学科だったように記憶しています(笑)

知恵と学力とはまた違います。しかし一般的には,東大!ハハ~となります。これが学歴詐称とか大学中退などの見栄につながるのでは。頭の本当の良さは数字で表せるものではないので、現代の世渡りにはその世の中に合わせてのはったりが必要なのでしょう。

そろばんや、スポーツなどは動けば実力のほどが即解ります。解らないのが知恵や知力ではないでしょうか。もともと頭が良ければ肩書きは必要ないのですが。
村長(むらおさ)など、皆の生命がかかっている時代は、何といっても知恵や経験で培った能力が物を言うとおもいますが、文明社会はなかなか難しい所です。 草々
     灯台卒空手10段(心得)の詐称拝
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メタボさんへ (osamu)
2016-04-24 04:52:42
>知恵や経験で培った能力が物を言うとおもいますが、文明社会はなかなか難しい所です。

現代は「お墨付き」がものを言っています。実力・決断力(判断力)・実行力は見えません。人をみないで「お墨付き」ばかり気にしています。

人を見る力こそ一番大事なことだと思っています。何か生まれながら それらを身に付けた方がいます。不思議に思います。
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