長内敏之のブログ

その日の出来事など、いろいろ

国立駅舎のこと

2008-07-04 23:51:21 | まち歩き
 改めて、新聞の切抜きを見てみると、もともとはJRの高架化事業のなかで、駅舎が要らなくなったとして、その駅舎を何とか残してもらいたいということだったはずだ。
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ところが駅舎はいらない。道路を作れ、ビルを建てろなどということになっている。
 とんでもないことだなんとしても駅舎保存の原点に立って頑張っていくべきだ、もちろん駅舎は必要だとか、必要でないとかあるだろう。それは一つの文化だからだ、文化だから好きな人は好きだが、理解できない人、嫌いという人もいる、それがある意味文化だ。だからこそ、駅舎は市民の手で、税金をできるだけ使わずに復元しよう。募金運動を広めよう。私はそう思っている。
 駅舎のそこ地は、1、基本は大正15年に箱根土地と一橋大学は協定書を結び300坪の停車場用地と駅舎と鉄道省に寄付してまちが始まった。そのことから今後も国立町と鉄道は共に発展してきた歴史から、今後も協力しあうことは可能だということを確認する必要がある。2、今後できるだろう、駅舎の付近の約2000㎡の空き地は鉄道高架事業の中で生み出した土地なので、高架化事業の中で東京都、国立市、JRと応分に利用する権利がうまれることを互いに理解することも重要である。3、高架化事業の中で国立市が利用できる公租公課分としての2700平米は明らかなので、この土地の約700平米を、駅舎復原用地と交換する。これらのことは実現の可能性が高いと思われるがどうだろう。
 自治体はどこも財政的には大変な状況になっている。駅前のビルの建設だとか、都市計画道路を作れとかの金はどこから持ってくるのだろうか。公共料金の値上げと次世代の膨大な借金になる。