長内敏之のブログ

その日の出来事など、いろいろ

一般質問終了

2009-03-03 22:58:16 | まち歩き
 今朝は、国立駅南口で宣伝でした。その後は議会は一般質問でした。

 だいたいこのようなことを質問しました。
3・4・10号線などの建設を強要してくる議員がいますが、市の財政は大変厳しいということを明らかにさせるための質問です。
再質問などのやり取りは又別な機会に。

通告に従って質問を行います
今世界は大きな転換を迎えようとしています。アメリカ発の大不況が世界を覆っています。世界の金融基地を夢見たドバイの惨状はすさまじいものがあります。
他人を押しのけて、金儲けして何が悪いと世界中の弱者を踏み台にしてきたアメリカの金融資本、巨大産業資本は国民に頭を下げて税金の投入をお願いしています。日本政府も外交はアメリカ言いなり、内政は財界言いなりでしたが、その二つの司令塔はぼろぼろで、その役割を果たしません。日本経済の落ち込みは世界の中でもすさまじいものです。
日本はこの間の1、まともな労働のルールを破壊してきたこと2、輸出、外需頼みの経済体制を作ってきたこと3、証券市場を投機の場としてきたことなどが大きな原因です。
日本の政治と経済を根本から立て直し、ルールある経済社会を作り上げなければなりません。
長く、国民の税金を浪費して、国民を借金漬けにして、地方自治体の財政も破壊してきた政権党は責任を取って早く政権を変ってもらいたいというのが多くの国民の意思でしょう。
国民が主人公のあたりまえの社会を作り上げなければなりません。

まずは財政について
(1)長期的な財政の見通しはどうかおたずねします。
地方自治体は3割自治ということが言われていますが、財政も3割、権利も3割の中で市民生活に直結している関係で仕事と市民からの直接の期待は8割、9割でしょう。
市の財政は国の動向や景気の動向に激しく左右されるのが現実です。
この間、大変財政が豊かでうらやましいと思われていた大企業や法人がたくさんある自治体がこの景気の減速の中で軒並み財政危機に陥っています。
 三多摩で08年の不交付団体は17市町。市税の落ち込みがなかったのは三鷹市と武蔵野市、国立市は落ち込んではいるが0.6%で他市と比べて被害が少なかったことが報道されています。これは法人税に頼らずに住民税主体だから比較的緩い変化に収まったということでしょう。
日野市は財政非常事態宣言を出しました。宣言は98年度以来です。
日野市は2008年11月に財政難を理由に「市民の森ふれあいホール」の建設工事を財政難を理由に当面延期としました。12月には事業者側の資金調達が困難として温浴施設を白紙にしました。
この新しい事態における、市の考える長期財政計画についてどのように考えているのかお答え下さい。
(2)国立市の財政は依然困難な状況です。この困難な状況を改善する方針についてお尋ねします。
困難な状況を打開するためには困難の原因を正しく分析すること、その上でそれに沿った処方が必要だと考えますがいかがですか。
私は国立市の財政の困難の原因は、1、国の無駄遣い、たとえば無駄な大型公共事業、軍事費や政党助成金、それで作った国の膨大な借金を地方へ転嫁するための「三位一体改革」
2番目として谷、佐伯市政の放漫財政、これは三多摩ワースト1位、全国でワースト6位の経常収支比率を記録しました。現在はそれを立て直している最中です。一度大きな借金をすると20年間にわたって借金漬けになります。また当時の金利は大変高いものです。この時期と下水道工事が重なったことがさらに事態を深刻にしました。この中では現在まで使われてない土地がいくつもあります。
3番目としては三鷹までは自治体負担なしで行ってきたJR高架事業の53億円の負担です。税収はさほど上がらない状況で、一般会計の規模が230億円程度の市では大変きついものです。
 これらにそって考えるならば、財政困難打開の方向は1、早く今の放漫財政の政府を1日も早く取り換えることです。アメリカや大手銀行、大手ゼネコン、あるいはスポンサーである経団連へ顔を向けている政治から主権者である住民の暮らしを守り、教育、福祉を守るあたりまえの政権へ転換することです。
2番目は現在まで使われてない土地についてはただちに売却すべきです。そして市民と共にあらゆる知恵を使って財政を改善すべきです。3番目には議会や市民のなかで議論のあるもの、大型開発、道路建設はいったん中止し、あるいは延期することです。そして時間をかけて知恵を出すことその上で、万が一、さらに市民に負担をお願いする場合には市長、市の幹部の給料を下げること、それから市民にお願いする、その場合にも十分に時間を取って決して、上から強制されるという気持ちが残らないように丁寧な対応が必要であります、それが住民本意です、人にものを頼むには順序がありますがどう考えますか。
2、次に自転車駐車場の拡大と料金改定についてどのように考えているのかおたずねします。
現在の国立の3駅の周辺の駐輪の状況は非常に改善されてきています。今後の重点は国立駅の周辺の自転車駐輪システムの改善と買い物専用の駐輪場の整備でしょう。
現在交通安全対策協議会に自転車駐輪場の料金などの協議がされているようですが、現状ではどのような話し合いがされているのかお尋ねします。
また現在のJR高架化事業終了を目指して近隣市との料金の整合性なども議論されているようですがどのような状況ですかお尋ねします。
3、次に旧国立駅復原についてお尋ねします。旧国立駅舎復原に熊本城方式を採用してはどうかおたずねします。
熊本市は熊本城復原、改修のための資金集めとして一口城主を募集してすごい人気です。前回の募集は平成10年から19年にかけて12億600万円全国から集まりました。第2期として平成21年1月1日から開始したが2月25日までで1億2千万円以上が全国から集まっています。
国立駅舎保存のために一口名誉駅長を募集して資金を集めること。参加者には、氏名を記入して駅舎内に表示する。
募金の盛り上がりのなかで底地については、無償か限りなく無償に近く利用させてもらうように交渉することが重要だと考えます。市はどのように考えますか。
4、障害者自立支援法見直しにあたって今後の課題は何かおたずねします。
原則一割の利用者負担を課して障害者の生活と事業所の経営に深刻な打撃を与えている障害者自立支援法は今年施行されてから3年目の「見直し」の時期に当たります。どのようなことが議論されているのか明らかにしてください。
1点目、障害が重い人ほど負担が重くなる応益負担は障害を「自己責任」ととらえるもので世論の強い批判を浴びました。
 これに対して与党の「障害者自立支援法に関するプロジェクトチーム」も29条の定率割りの応能負担を定めた条文の見直しの基本方針をまとめました。政府と与党の中での混乱を示しています。市として今後の見通しをそのように考えているのか。
2点目、事業者の経営つまり、介護の人材確保が困難である,又報酬での経営がきびしいという問題
3点目、市町村の格差の問題
4点目生活の必要な介護の問題、
これらについてお答え下さい。
5、住民基本台帳ネットワークシステムについて今後の対応はどのようにするのかお尋ねします。

質問は以上です。大きな項目ごとに答弁してください、再質問は自席で行います。
だいたいこのような感じです。