長内敏之のブログ

その日の出来事など、いろいろ

今日も、一般質問です

2009-06-11 00:20:20 | まち歩き

 一般質問です。なかなか楽しい提案、もあれば、パネルを出してのプレゼンテーション風もあり、なかなかいいものです。議会改革の特別委員会が出来ましたが、今後はどのように展開するのでしょうか。パネルをだすのはいいが、一般質問の最初の向きは、議員に向かっているのでちょっと不思議な感じがします。千代田区は壁にスクリーンがあって、パソコンから映写できるのです。通常は、議会中に議員でも、持ち込むものは制限されるのですが、各議員の机にはパソコンが設置できるようになっているようです。のどが渇く場合は、許可を得て水を持ち込んでいた議員もいたようです。私は説明が長すぎる、とか早く質問をしてなどといわれることがありますが、この際言っておきますが、議員の質問とは「質す」(ただす)意味での質問です。わからないことを聞くのが質問と思っている議員や市民もいるのですが、聞いてわかるようなものは事前に聞いておいて下さいというのが通常の基本的な立場です。つまり、議員はわからないから聞いているのではなくて、市の施策がなぜそうなっているのか、考え方の基本を聞くわけですが、その際にはこちら側の考え方を建てて、相手に示して、このような考え方が本当ではないでしょうかと「質す」(ただす)のです。だから丁寧いに論をたてて、説得的に考え方の提起をする、その際に相手の考え方の、間違い、あるいは自分の考え方との違いを気づかせる、あるいは浮き彫りにする、これが大事です。それを間違えると、議員の質問は、クイズ、勉強会、あるいは突然答えられないような数字を聞くなどの嫌がらせみたいな場になります。野党の質問はともすれば、ただの嫌がらせのようになる場合もあります。与党のものもただの持ち上げになる場合もあります。議員と当局ですから、当然ですが地方自治体の場合は、国のように議員内閣制ではないので緊張関係が大事です。そしてきちっとした提案型の質問が大事ですね。そのようにしても、職員はわかっている場合もあるのですが、新しいものには大体臆病で提案をすぐに受け入れるわけにはならないようです。他市ではどうか、前例があるか、まさに石橋をたたいて渡る、石橋をたたきすぎて石橋を壊していまう職員もたくさんいますね。でも職員の気持をきちっと捕まえることが出来たら、提案はかなりのスピードで進むことがありますよね。