みなさま こんにちは!
お彼岸ですね。そんなおりに、兄と初めて電話で会話しました。
前回、自分から電話をしたのは、父が亡くなったことを知らせたとき。
それから25年以上たっています。
もともと、10年間をともに暮らしながらも、会話らしい会話はありませんでした。
兄が母の実子でないことを知ったのは、私が結婚するときでした。
前の晩からどきどきして、朝いちばんに電話をすると、
電話に出た兄は、思いのほか明るい声でした。
ずっと何も知らなかったことをあやまり、兄と父の確執、父が兄にした借金のことなど、
あやまりました。
兄は、ずっと、うん、うんとうなずきながら、聞いてくれました。
そして、もうそれはいいよ、過去のことだから、終わったことだからと言いました。
みんな棺桶に入っちゃったしな、と。
その電話の日から日々、兄と過ごした自分の子ども時代のことを思い出しています。
私にとって、兄は、家族を構成していた重要な一員でした。
父にも母にも頼れなかったので、会話がなくても、いちばん兄を頼りにしていたのです。
みんな棺桶に入ってしまいました。
兄との初めての会話は、自分の子ども時代の終わりを認めるものともなりました。
兄は自分の家族と、もうずっと前から新しい生活を歩んでいます。
兄の明るい声から、家族との生活が幸せであることが感じられました。
兄たちが遠くで元気に生きていてくれることは、やはり幸せです。
私も、自分のパートナーと、その家族たちと、絆をもっていこうと思いました。
みなが幸せに生きることが、遠くのだれかを幸せにすることだとも思えました。
みなさまも、よいお彼岸シーズンをおすごしください。
どのようなわだかまりの関係も、少しでもよい方向にほぐれていきますように。
お彼岸ですね。そんなおりに、兄と初めて電話で会話しました。
前回、自分から電話をしたのは、父が亡くなったことを知らせたとき。
それから25年以上たっています。
もともと、10年間をともに暮らしながらも、会話らしい会話はありませんでした。
兄が母の実子でないことを知ったのは、私が結婚するときでした。
前の晩からどきどきして、朝いちばんに電話をすると、
電話に出た兄は、思いのほか明るい声でした。
ずっと何も知らなかったことをあやまり、兄と父の確執、父が兄にした借金のことなど、
あやまりました。
兄は、ずっと、うん、うんとうなずきながら、聞いてくれました。
そして、もうそれはいいよ、過去のことだから、終わったことだからと言いました。
みんな棺桶に入っちゃったしな、と。
その電話の日から日々、兄と過ごした自分の子ども時代のことを思い出しています。
私にとって、兄は、家族を構成していた重要な一員でした。
父にも母にも頼れなかったので、会話がなくても、いちばん兄を頼りにしていたのです。
みんな棺桶に入ってしまいました。
兄との初めての会話は、自分の子ども時代の終わりを認めるものともなりました。
兄は自分の家族と、もうずっと前から新しい生活を歩んでいます。
兄の明るい声から、家族との生活が幸せであることが感じられました。
兄たちが遠くで元気に生きていてくれることは、やはり幸せです。
私も、自分のパートナーと、その家族たちと、絆をもっていこうと思いました。
みなが幸せに生きることが、遠くのだれかを幸せにすることだとも思えました。
みなさまも、よいお彼岸シーズンをおすごしください。
どのようなわだかまりの関係も、少しでもよい方向にほぐれていきますように。