![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/c2/56ac92f5ddb4c809bf8a476715969cd3.jpg)
掌の中
今年も蛍がいました。
ふあ~と暗闇に流れる優しい光りは何回見ても感動します。
さて、ついに当日(日曜日)を迎えてしまいました。
偲ぶ会
気がつけば、四日間 全く稽古できませんでした。
うぎゃあー( ;´Д`)
と、なってももう遅し、です。
昨日だけはとことん吹こうと思ってましたが、酷い偏頭痛がこんな時に、です。
もう頭がわれそうに死にそうに、、、
これは明日は無理かも、と思いましたが夜明け頃にはなんとか吐き気も止んで頭痛もいつものレベルくらいまでおちつきました。
それに、なんと言っても師匠の偲ぶ会!
自分からお願いした序之舞ですし、急いで着付けを頼んで行ってきました。
序之舞は師匠も好きだった曲。
私も師匠の吹く序之舞が大好きでした。
あんな風には絶対吹けないけど、思い出しながら一所懸命吹くつもりでした。
予定通りに出たのに初めての会館はとても分かりにくくて迷いに迷い。
どうやら会館の周りをくるくるくるくる三十分は回っていたようです( ̄▽ ̄;
どんだけ方向音痴なん?(笑)
ついてそうそう、すぐに出番。
まずは盤渉早舞。Hさんは指がバネ指になってしまい残念ながら休場で私とR子さんのツインズで出陣です。
まずは祭壇の師匠に合唱
「せんせ コケそうなったら助けてね!ナムッ!」
必殺 仏頼み(師匠 苦笑)
今日の舞台はとても良く鳴りました。
私とR子さんの笛、綺麗に合っていたと思います。連管での微妙の音のズレも感じないし、吹いていて気持ちよかった。
ところが好調だったのに、何故か二段で突如指がとんで
頭マッチロ、、、アリ?( ̄▽ ̄;
でも私が鳴り止んでもR子さんがいる!と安心していたら、なんとR子さんまでも!?
三秒ほど笛小休止入ってました(笑)
それでもすぐに復活はできましたので師匠も笑って許してくれている事でしょう( ̄▽ ̄)
本当は素謡を挟んで序之舞だったのですが、急遽変更があり早舞吹いてすぐに序之舞になってしまいました。
嫌な予感。
地、中之舞が出てきそう、、、
とか、思うと絶対やっちゃうから。
考えるのやめようね~と思えば思うほど、考えてしまう。
で、はい やっぱり間違えましたわね、、、
ヒョォ イ がヒョォ イヒャ やっちゃいました。
ただこの間違いはあまり目立ちません(笑)
終わってから後見に着いててくださった先生に、間違いました~(´Д` )と話しても、え?そう?って、気付かれなかったみたいですうひひ♪
あ!気付かないフリしてくださったか?(笑)
でも序はやっぱりうまくいかなかった。
一箇所ズレて、あぅ!やっちまった!?と思った瞬間、頭シロくなり符が飛んで、、、
後見の先生に助けられました。ふぅ~(´-`)まだまだだなぁ。
そんなんで
師匠の序之舞を思い出しながら吹くつもりでしたが、本番はそんな余裕全くなく、頭の符を追って外さず吹くのが精一杯。
でも今までの舞台でいちばん丁寧に吹けたように思えます。
楽しかったです。
師匠がいなくなった今でもこんな機会をもたせて貰えるのも、師匠のこれまでがあったから。
本当に感謝しています。そしてやっぱりまだ寂しいなぁ
凄かったのは黒塚。
囃子は先生方、太鼓もベテランの方、地謡は金沢の舞台にも立ってらっしゃるシテ方の先生がついてらして。
迫力でした。
そんでもって江野先生の笛はカッコいいやぁ~( ´ ▽ ` )
知らない曲だったので後から教えて頂いたのですが、祈り働き?だったか?
能の一場面を見ているようで、気持ちが高まりドキドキました。
最後の一調も観世流の太鼓の先生と宝生流の先生。
やはり、もう 全然 舞台の空気がちゃいますがな!
ピシーッ!て。
未だにはっきりとは予習なしには何言ってるのか分からないアホですが、能ってなぁんか 綺麗で 、カッコ良くって、好きなんだなぁ。
小鼓も自分が分かる手組みセット(笑)が出てくきたりして、膝ペシペシ楽しかったです。
また来年もお声がかかると良いなぁ( ´ ▽ ` )ノ
撮影:みたらし団子のたれ さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b4/a93ed4258bb4a18f565f5cd0971f640f.jpg)
今回の会には師匠の奥様もお見えになってました。
ことの成り行きで師匠の笛を預かることになりましたが、大変に大変な大役です。
どうしたら良いかなぁ、、、
それよりも、私は奥様に謝らなければならないと気づきました。
全く薄っぺらな人間でした。分かってませんでした。
亡くなってしまった方の魂も大切ですが、残された人の思いの方がもっと大切なんです。
それを全くわかっていない私は、結局 自分の思いを押し付けるようなことを言って、重い気持ちにさせてしまったと思います。
師匠はもう亡くなってしまったのだから、魂は奥様やご家族の心の中にあるんですね。
私たちが口出しするところではない。
奥様は優しい方なので全然そんなこと思ってもいないのは分かっています、が それだけに自分で自分が嫌になりました。
今度、お詫びしたいと思っています。
今年も蛍がいました。
ふあ~と暗闇に流れる優しい光りは何回見ても感動します。
さて、ついに当日(日曜日)を迎えてしまいました。
偲ぶ会
気がつけば、四日間 全く稽古できませんでした。
うぎゃあー( ;´Д`)
と、なってももう遅し、です。
昨日だけはとことん吹こうと思ってましたが、酷い偏頭痛がこんな時に、です。
もう頭がわれそうに死にそうに、、、
これは明日は無理かも、と思いましたが夜明け頃にはなんとか吐き気も止んで頭痛もいつものレベルくらいまでおちつきました。
それに、なんと言っても師匠の偲ぶ会!
自分からお願いした序之舞ですし、急いで着付けを頼んで行ってきました。
序之舞は師匠も好きだった曲。
私も師匠の吹く序之舞が大好きでした。
あんな風には絶対吹けないけど、思い出しながら一所懸命吹くつもりでした。
予定通りに出たのに初めての会館はとても分かりにくくて迷いに迷い。
どうやら会館の周りをくるくるくるくる三十分は回っていたようです( ̄▽ ̄;
どんだけ方向音痴なん?(笑)
ついてそうそう、すぐに出番。
まずは盤渉早舞。Hさんは指がバネ指になってしまい残念ながら休場で私とR子さんのツインズで出陣です。
まずは祭壇の師匠に合唱
「せんせ コケそうなったら助けてね!ナムッ!」
必殺 仏頼み(師匠 苦笑)
今日の舞台はとても良く鳴りました。
私とR子さんの笛、綺麗に合っていたと思います。連管での微妙の音のズレも感じないし、吹いていて気持ちよかった。
ところが好調だったのに、何故か二段で突如指がとんで
頭マッチロ、、、アリ?( ̄▽ ̄;
でも私が鳴り止んでもR子さんがいる!と安心していたら、なんとR子さんまでも!?
三秒ほど笛小休止入ってました(笑)
それでもすぐに復活はできましたので師匠も笑って許してくれている事でしょう( ̄▽ ̄)
本当は素謡を挟んで序之舞だったのですが、急遽変更があり早舞吹いてすぐに序之舞になってしまいました。
嫌な予感。
地、中之舞が出てきそう、、、
とか、思うと絶対やっちゃうから。
考えるのやめようね~と思えば思うほど、考えてしまう。
で、はい やっぱり間違えましたわね、、、
ヒョォ イ がヒョォ イヒャ やっちゃいました。
ただこの間違いはあまり目立ちません(笑)
終わってから後見に着いててくださった先生に、間違いました~(´Д` )と話しても、え?そう?って、気付かれなかったみたいですうひひ♪
あ!気付かないフリしてくださったか?(笑)
でも序はやっぱりうまくいかなかった。
一箇所ズレて、あぅ!やっちまった!?と思った瞬間、頭シロくなり符が飛んで、、、
後見の先生に助けられました。ふぅ~(´-`)まだまだだなぁ。
そんなんで
師匠の序之舞を思い出しながら吹くつもりでしたが、本番はそんな余裕全くなく、頭の符を追って外さず吹くのが精一杯。
でも今までの舞台でいちばん丁寧に吹けたように思えます。
楽しかったです。
師匠がいなくなった今でもこんな機会をもたせて貰えるのも、師匠のこれまでがあったから。
本当に感謝しています。そしてやっぱりまだ寂しいなぁ
凄かったのは黒塚。
囃子は先生方、太鼓もベテランの方、地謡は金沢の舞台にも立ってらっしゃるシテ方の先生がついてらして。
迫力でした。
そんでもって江野先生の笛はカッコいいやぁ~( ´ ▽ ` )
知らない曲だったので後から教えて頂いたのですが、祈り働き?だったか?
能の一場面を見ているようで、気持ちが高まりドキドキました。
最後の一調も観世流の太鼓の先生と宝生流の先生。
やはり、もう 全然 舞台の空気がちゃいますがな!
ピシーッ!て。
未だにはっきりとは予習なしには何言ってるのか分からないアホですが、能ってなぁんか 綺麗で 、カッコ良くって、好きなんだなぁ。
小鼓も自分が分かる手組みセット(笑)が出てくきたりして、膝ペシペシ楽しかったです。
また来年もお声がかかると良いなぁ( ´ ▽ ` )ノ
撮影:みたらし団子のたれ さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b4/a93ed4258bb4a18f565f5cd0971f640f.jpg)
今回の会には師匠の奥様もお見えになってました。
ことの成り行きで師匠の笛を預かることになりましたが、大変に大変な大役です。
どうしたら良いかなぁ、、、
それよりも、私は奥様に謝らなければならないと気づきました。
全く薄っぺらな人間でした。分かってませんでした。
亡くなってしまった方の魂も大切ですが、残された人の思いの方がもっと大切なんです。
それを全くわかっていない私は、結局 自分の思いを押し付けるようなことを言って、重い気持ちにさせてしまったと思います。
師匠はもう亡くなってしまったのだから、魂は奥様やご家族の心の中にあるんですね。
私たちが口出しするところではない。
奥様は優しい方なので全然そんなこと思ってもいないのは分かっています、が それだけに自分で自分が嫌になりました。
今度、お詫びしたいと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます