おしらべ日記

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歳をとるのも悪くないと思える人生作り

真善美

2014年09月25日 | 
弓における最高目標

【真 善 美】

その一つ、真
弓における真は「真の弓は偽らない」ことであって、矢はまっすぐに飛ぶから的中に偽りはないが

偽りのない射とはどんなものかという疑いが、それからそれへとたくさんおこる。
これも弓における真実への探求の一面である。

弓射は真実を探求する。
一射ごとに真実をたんきゅうして精進するものである。

弓における真とは、弓の冴え 弦音 的中 これによって立証せられ、これらのものによって答えがでてくる。

すなわち

一射ごとにこの「真」を求めてゆくのが弓道の「みち」なのである。

*教本一より








何回読んでも心に響く教えです。

「最もよくできたといわれる一射は、神人の合一といわれ、宇宙と一体になるという」

ですってよ~

仏教(密教)でいう宇宙仏の大日如来のお声を聞くことが叶ったというのに等しいのでしょうか ステチ(´∇`人)

そのために、心の塵(煩悩)を払う必要があります。

平常心を失わず、教養 反省 平和 平等 といった倫理性の追及することも大切。

弓によって親しみ、弓によって協同し、平和であり、心的にも平常心を失わない境地が必要であって

それらが整ってはじめて真実の探求に精進できる。

この部分が教本の「善」の部分に記されてます。

そう、中りはあくまでも結果、それらを探求し真に近付く為の、あくまでも目安なんです。

でもその結果の一つでしかない「的中」が、心を惑わし 混乱させてややこしくしたり、心折れそうになるくらい薄情だったり(笑)
でもそれに負けないくらい とても刺激的で魅力的だからクセモノなのです(←完ぺき惑わされた煩悩の塊や…笑)

一つの中り(射)でも、形や内容 内面もいろいろで、28メートルも離れた的と身心は深く深ーく繋がっているのですなぁ(*´-`*)





そんなんで、ちょびーっと 本当の弓道が見えてくると、ますます難しくあまりにも先の遠さに黄昏てもきます。

素晴らしい射をされる先生方すらも日々精進されてると思うと尚更。

だけど、教本のこの言葉を読むたびに、弓道での宇宙(真理)を求めて、自分なりにもガンバってみようかなと思える…

迷走中の私(笑)

台風もたいした事なかったし、今日は夕稽古に出掛けようと思います。

目標は

正しい射型からの、真っ直ぐに走る矢の的中!

はぁぁ…まずは迷走の森から抜けだしたい(´Д`;













台風(雨)でも行かなきゃならない粂の散歩…


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