撮影: みたらし団子のたれ さん
今年も同明会に行く事ができました。
朝8:13発 敦賀行き
乗り換えて快速で京都
そこから地下鉄で一回乗り換えて
11:30 観世会館に到着
全然 怖くなかった 地下鉄。
地下に降りて行く階段で一瞬、薬…とか過ぎったけど。
乗る時には忘れてた。
吊革握った時に、普通に混んでるなぁ~と思っただけ。
すごい進歩です。
途中にあるお餅屋さんで桜餅とおはぎを買ってお昼ご飯変わり(о´∀`о)
パクつきながら辺りに目を配りひめさんを探しました。
あ!ひめさんや!
直ぐに分かりました。
しかし、まだおはぎの途中で口の周りもきな粉だらけ、、、
こんな口ではあかん!
その時は諦めましたが(拭けよ笑)
途中の休憩ではゆっくりお話できました。
一年前に初めてお会いして、今回はまだ二度目なのに、後から考えたら馴れ馴れし過ぎたんでは?と恥ずかしく思うほどリラックスしてお話させてもらいました。
ひめさんのお人柄ですね〜ありがとうございます(*´∀`*)
大切なご縁に感じました。
さてら始まりの淡路、急々之舞
急々だけあって、速い速い(≧∇≦)
打つ手も撥も、ダダダダダッ!とモーレツに速い(≧∇≦)
なんか、凄い!
それぞれの囃子方もシテ方も、負けるもんか!ってなくらいにぶつかり合ってる。
熱い 熱いぞー!
水波ノ伝を見た時も思いましたが、こういうのを見ると能楽はやっぱり男性のものかなと思います。
山姥も、舞囃子なのですが袴能見ているようでした。
前に高砂の舞台を拝見、切れ切れの神舞にカッコいいなぁと思いましたが、今回の山姥も気迫がこもってて引き込まれました。
杖の使い方も派手で面白いですね〜最後は舞台から飛んでってた!!!( ゚ ▽ ゚ )
気合い入ってたんでしょうか( ̄∀ ̄)
もう一度、舞台観たいなぁ。
そして和合連獅子
森田さんの笛!凄く良かったです。
なんだか、なんだか、上手く言えないけど。
感動!
イメージは深い谷と霧の中に掛かる、細く長い石橋。
霧がさぁっと晴れていくと
その先から現れた獅子が豪快に牡丹に舞い戯れる。
爽快!颯爽!とした笛。
ひと時、静寂の中で鳴る笛は落ち着いていて獅子の風格を感じました。そして次への変化の前の緊張感と期待感でワクワクしました。
どうしよう、出会ってしまったかも。
森田さんの笛(舞台)をもっと聞きたい。
狂言は新作狂言で死神
やはり面白いですね~茂山さん家の狂言。
温かい感じでのびのびと見ていられる。
萬斎さんの狂言見ている時は気取って見てた。でもそれはそれで好きです、そう言う雰囲気の見方も。
千三郎さんの死神が凄くピッタリでおもろい!(≧∇≦)
最後はちょっと怖い落語の最後みたいで。
あー面白かった!では終わらず。
蜘蛛の糸を思い出しました。あの話しも、ちょっと怖い、御釈迦様が残酷に思える話し。
演技が終わり無言で起き上がる宗彦さんがまた気味が悪くて、橋掛りを死神@千三郎について進む無表情な宗彦さんは幽霊の様 揚幕の向こうは黄泉の国か?と まだ物語の中のようでした。
乱は先生
はい、もうやっぱ凄すぎて、、、複雑な旋律( ̄▽ ̄)
でも、音色!なんとも美しい!これだけは分かる!(笑)
落ちた露の音、水面に広がる波紋と揺らぎ、そんなイメージの音色は水分たっぷりなふるふるの音、、、
って、意味不明だわ 自分にしか分からんね。ま、記録だからいいわ(笑)
さて最後の清経
はっきりいって、観たいと思った事がない曲。
あらすじを見てみるとお互いを理解し合えない夫婦の、夫の言い分 妻の言い分。
その悲しさ寂しさ絶望感、、、
なんだろうけど、まだまだ一方的に愚痴愚痴いってるようにしか見られないのは、詞や平家物語をちゃんと理解出来てない分想像に頼るしかない薄っぺらな私だから。
そして、そんなだから小町物もちゃんと見られないんだろな~。
ただ今回は恋ノ音取と言う小書き付きです。
清経の亡霊が現れる時の特殊演出で、笛方にとって重い習い物だそうで楽しみにしておりました。
揚幕からもなかなか現れないシテ。
出てきても、笛の鳴っている時だけに進み後はじぃっと止まっている、まるで達磨さんがころんだ状態(^_^;
なかなか現れなかったのは、これが鏡の間から始まっていたのでしょうか?
この、シテと笛方の睨みあい?間合いの見計らいに緊迫感がハンパないです。もはやこれはシテ方と笛方の一騎打のタイマンですわ(≧∇≦)
あ、なもんで笛方はおシテさんが見える所まで笛の座より前に出てきて吹きます。
普段の座には後見についた先生が居られます。
その先生の、見つめる顔がまた怖かった(笑)
それもあり私みたいなもんでも緊張で手に汗がジワ~っときました。
終わる頃にはぐったり、、、
疲れました。
初めて師匠と同明会を観に行った後も同じように疲れた~と話していて
師匠は「そんなもん、全部必死にみたら疲れるわ」と、笑ってたのを思い出しました。
あれは2008年
最後の能 砧を見て辛がっていた私
九年たった今は
清経の前場で少し寝たりして、良い感じで覚醒出来るようになった。
が、それは決して威張れる事ではないのであ〜る笑笑
.
.
.
無事に見つけて頂いて 本当に嬉しかったです(笑)
私もいらっしゃってないかと
その辺を見ながら歩いたつもりなんですが
周りが見えていないんですね~歳のせいでしょうか?
(と、なんでも歳のせいにする)
清経さんの 妻をほっぽっといて自分だけ死んじゃうみたいな
妻からしたら なんでやね~~んみたいな
もちろん理不尽な死だとは思うんですが
私は舞台を見るときは
そんなことはなんも考えず
ただひたすら・・・きれいや💛
清経さん 綺麗や~💛
だから 「そのともしびを消したまえ!」の経正さんも
若くして亡くなった敦盛さんも
ただひらすら
きれいや~💛って見ている
ミーハーおばちゃんです
したいですね(*´∇`*)
一年前と全然お変わりなくて✨すぐ分かりました!
ただ綺麗〜✨
って、「綺麗や」って感じられる事が出来るのが私なんかのミーハーと違います。
物語の本筋を知って人物像がイメージ出来ての、「綺麗や〜」なんですよね〜ひめさんのは。
私も一時期、平家物語を読んでみようと小説ですが吉川英治の新 平家物語を買い揃えてみた、、、ものの
まだ手を付けぬまま( ̄▽ ̄;
いつ、読めるかなぁ〜と本棚の一番奥にいってしまいました(笑)
でも、最近はちょっと下調べしていくと分からないなりにも楽しめるようになってきました。
しかし、いまだ小町物は辛い未熟者です(笑)
もちろん素晴らしい役者さんだと思いますわ。
企画力など能楽会にはなくてはならない存在なんでしょうが、
例えば葵の上を緋の長袴で演じられた時
迫力は凄いんですが、あの気高い六条御息所があないに胴太くては。。。
面からはみ出してる頬の肉顎の肉に気をとられて
美しさを感じられない。。。
その点今回の清経は髪の毛で顔のラインが隠されていたので
綺麗や〰と感じることが出来ましたわ
それでももちっとスラッとした清経さんの方が良かったな😅
と、言いたい放題言わせていただきました❗m(._.)m
良かった(?笑)
私も面からはみ出す肉の厚みが気になって、、、って事がよくあります。
でも確かに今回の清経さんは綺麗に隠れてましたね( ̄∀ ̄)
やはり立ち姿もスラリとしていた方がより美しさは増すような、、、
と、もともと細身がタイプのミーハーですので(笑)
でもやっぱ限度 ちうもんはあると思う!
健康にも良くないし、素晴らしい能楽師の大切な身体なんだから不健康なくらいにはみ出てはいかんのではないかと思います!
(と、正論ぶって〆ておく 笑)