とうとう、笛の出番も近付いてきています。
空の高いところ 気流に乗って気持ち良さげに飛んでいる鳶を見ているだけで、ついに羽衣を思い出すまでになってしまいました(苦笑)
「せっかく能舞台借りたし、来月の羽衣通しでをやってみようと思うの。ミロクさん吹いてね。」
でもそれって、小鼓の舞台当日の直前ですよね、とマジ涙目の私に
「うん、、、わかる わかるよ でも ね 、、、吹いて!!」
先生 鬼や 。。。と思いました。
でも紙を見ても良いと言われたし、先生 横の小鼓の後見でいらっしゃるし
こうなったら、丸スッポ見てやろうとカンペ全部持ち込んで舞台に上がりました。
揚幕からでて、ここで被せ足で方向変えて、ここに座って、、、
座って、と、、、、、おもむろにカンペを広げるオバハン笛吹き(笑)
やはり舞台でとなると緊張感ハンパないっす。
謡もいつもの先生方でないのだし声量も凄かった。
ここは嵐の夜の森の中か?
ちうくらい、心細かったです(T▽T)
それでも一声はなんとか。
しかし良かったんかあかんのかも分からん。
モノギも、緊張して 入るのが良く分からずに、あれ〜あれ〜?とか固まってると
横の先生がくるっと首だけ回して私に向かって
「モノギ はじまってるよ」
ひとこと。。。そう そうね、そうなのね 先生は小鼓の後見だから(T_T)
半泣きで吹き出してなんとなく、しかし なんとなくはやっぱりあかんね。また引っ張りすぎて「笛 もう止めて!」
うっうっ。。。
傷心のまま、膝に笛を立てたままでいると、午後からの発表会で笛を吹いて下さる先生が見かねて後ろから作法を教えてくださいました。
ほんと、泣きそうになるくらい嬉しかった。
優しいなぁ〜
だってさ
私だってアマチュアなんだぞ!
生徒なんだぞ!
プロじゃないんだぞ!
独りぼっちはあんまりやぁぁぁ。
と、アウェイ感どっぷりの情緒不安のまま、せっかくの舞台練習は終わってしまいました。
しかし
全てが終わって
落ち着いてくると
いない後見を求めてみたって無駄なことなんだよね。
だっていない、んだから。
やるしかない、んだから。
まだ舞台稽古の日はあるはず、出来るかぎり参加させてもらって自分でやるしかないか。
でも、心の奥底では
引き受けなければ良かった、とか。
結局ほったらかしじゃないかぁ〜とか
あります(笑)
これを、この怒りを悲しみを、逆恨みでもいい(笑)原動力に頑張ることに決めました。
もう甘えない!
負けんぞ!くそー!(お下品ね 笑笑 )
孤独感半端ないっしょ
アシライなんて一番苦手なのに、見計らい、なんて、、、
こちらの塾の講師されてる方が体調悪くて全く吹けなくなったもので、塾の方も大変みたいなのは分かりますが
もう無理矢理感 半端ないっす。
しかも、自分の舞台なら失敗しようが上手く出来なかろうが平気ですが、お子様の相手って、、、
責任感重大ですって。。。
なもんで、今は吹いていても全然楽しくないです。
もう 周りの皆さんが敵にみえて恐ろしいです。。。
お化けでいいから師匠かんばーっく(T▽T)
はぁ〜ひめさんだと愚痴が止まらないです
すみません(^◇^;)