君は誰だい？

朝、はっと目が覚める！

時計をみる！

６時４０分！

寝坊したあーーー！

はっ！ミロク子は！？

もちろんバンザイしてぐーすかピ～。
「おきれー！早く起きろ！昨日、遅くまで小栗のドラマ見てっから（怒）言ったやろ！朝起きれなかったらもぅ見せんて！遅刻してもアンタの自己責任やからねっねっねっ！」←しかし起きられなかったのはアタイ

寒くなると私の部屋で寝る娘。
続き間を襖で閉じて、一部屋に二人で寝た方が温かいからね。
布団を列べて親子で寝るのもいいものですが、私と一緒になって本（漫画だなホボ）読んでたりするから困る。
昨日は小栗旬が出てるドラマ、楽しみにしてたらしいけどあの遅いよーな遅くないよーな（いや、小学生には遅いかな・汗）時間に放送されるのは困るなぁ。
イケパラ（ミロク子いわく）もそうだったけど、あのくらいの年齢の子も見る訳だからせめて９時に流してくれりゃいいのに。


さて、アホウのようにボェ～～～としてるミロク子を横目に布団を上げて（これが結構重労働で）みそ汁とお握りとゆで卵を食わせ干してある体操着をランドセルに突っ込み
ひゃあ～～～～急げぇ！と熊対策の鈴の大きな音を鳴り響かせながら送り出し…
７時１８分、ギリ間に合った！

ふぅ～
すっかり冷えてしまった珈琲をすする。

これ、我が家のよくある風景である。
二杯目の温かい珈琲を入れさて少しゆっくりさせてもらおうかなと…

ん？テーブルの下に何かがいる？








「君は誰だい？」










「ぼく、シロちゃんです。ミロク子さんが入れてくれました、暖かいです。感謝。」



ぶあははははは！一人で爆笑しちゃった。
ミロク子、靴下にクマの縫いぐるみ入れて、こんな所に仕掛けて行きおったわ！
ぷぅーーーー（笑）

でも、なにげに愛らしいですな！
このシロちゃん、もとは私のだったのだけど赤ん坊の頃から気に入ってずっと一緒、もうボロボロなのにまだ一緒。
間もなく五年生になるというのに、こんなんでいいのか？と思いながらも、こういう子供は好きだなと面白くおもった朝でした。