大阪・奈良【観心寺・聖林寺】

思いつきで ふと奈良に行こうと思った。

ミ夫に

「奈良に行きたいから」

と言ったら

「いいよ」

すぐに返事がきた。

いつにする？となり、たまたま四月後半は二人とも連休がとれるので、じゃあ十七日ね と割と簡単に決まった今回の奈良ゆき。



そうしたら！なんと！観心寺の如意輪さんがご開帳の日なのね！

それを団子さんに聞いて、ワタシ思った！こりゃニョイさんのお導きだわさ！とね（笑）








晴れ 気温２１度

青い空に白い雲　ちょいキツめの日光は初夏のよう。
でも風は冷たいので木陰に入るとヒ～ヤリして気持ち良い。
食べたお弁当もとても美味しかった。

（観心寺で1500円もしたけど味は大変に良い）





梅のどら焼きはぁ…白餡美味しいけど梅の実が私はあかんかった。






本堂に入ると肌に感じる冷たい空気とお線香の香り　
あ～気持ち良い。
両脇にかけられた両界曼陀羅がムード盛り上げる（あくまでも私の中の・笑）

そして　その奥にあの如意輪さんが、燈された明かりに浮かび上がる。

静かに見つめ返すお顔に心の第一声
写真と 「ちっがーう！」
とても清らかで美しいのですね～(´▽｀)

参拝の人がさすがにいっぱいで初めは一番後ろだったけど、前が空いたその一瞬の隙を狙いカササササ…（ゴキかぃ！）と移動、一番前を陣取る。

で、イヤン！綺麗じゃん綺麗じゃん！と見とれるのだ（笑）

わたしの知ってる写真の如意輪さんはもっと濃艶なイメージだった。
そっかぁ～そうなんだ～（だから どうなん？）
来て良かった！
（濃いぃよりさっぱり系が好き

内陣までは入れないので、視力悪い私にはちょっくらちよっと見えにくいのだけんど、それがまた良かったりするのです。



ミ夫は粂嬢と一緒に、境内でカメラ カメラ カメラ♪
撮ったの見せてもらったけど、とても綺麗に撮れてる。
シャッター音もいいよね！
今までのただのデジカメと全然違うわ。
仏像とか撮れると楽しいんだろうな～許されんけど。



ゆっくりしていたら、観心寺を出る頃にはもう二時を大きく回っていた。

急いで如意輪寺に向う。

ちょっと油断していたらナビの言うままに進んでしまい、予定の明日香通らないコースになってしまった。

ガ　クッ・・・



やや急な石段を少し登った先にこじんまりしたと間口の参門があり、そこから見えた景観に思わずひゃ～！いい景色やのぉ！訛り全開で叫んでしまった。
三輪のおやまの緩やかにのびる広い裾野、凄くいいですな(´▽｀)
ここはミ夫にカメラにおさえてもらって

さて…ワタクシめは観音さんのもとへ参るなり～（やはりここでもミ夫とお嬢は待機組）




聖林寺のパンフレット、素敵です






本堂にででーん♪と顔も体も安定感ある大きな地蔵さん。
前に座って、しばし見つめあい…
えぇ～っと～私は子作りも何も考えてないので取り合えず健康を願い合掌。

奥の階段を上り小さなお堂へ。








ほ～　これがあのハナさんが好きな十一面観音さんね。

うむ、お顔は私のタイプではないのぉ。
表情とか人に近過ぎる気がする。
見ていても夢心地にはなれない。

しかし！確かにスタイルが素晴らしい！
後ろから差す自然光が、硝子に私の全身の影を映し　その頭上に観音さんがまるで私の中から すう…っと立ち上ったように現れる。
面白ーい！

思わず同じ格好してみたくなって真似てみる。

は、は、 違いすぎるね…そんなこと知ってるさ

でも それでもジィーっと見ている（ずっと形まねっこしてる）と、だんだん一体化していくような気分になって　なんだか自分もキレイになったようで気持ち良いの。

誰もいないのを良いことにそんな素敵な（危ない？）時間を一人占め(笑）
すっかりミ夫とお嬢を待たせてしまった。



本堂からもよい眺めが望める聖林寺。

一人の男性が縁側に腰かけて、そこでゆったりと時間を過ごしてらっしゃるようだった。

いいなあ、私も家が近かったら水筒にお茶なんぞ入れて、ふらりと気楽に来れるのにな。

やっぱり奈良はいいわ、好き。

次回は宇治の平等院から南下して當麻寺へ、そこから明日香村をゆっくり回って聖林寺、長谷寺、室生寺のコースを希望！

で、今度は泊まりがけだよイェイ♪

一日だけではもったいないとミ夫提案の 寝袋で車中一泊二日コース（笑）秋くらいに決行したいと思う。



今回も団子さんにはいろいろ教えていただきました。（またどうぞよろしく）