都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

謹賀新年 新春賀詞交歓会(JAXA 川口氏)/理化学研究所 見学交流会 など

2011年01月05日 | Weblog
 
   ☆★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2011. 1. 5 ☆☆★☆
 
 
  
 謹賀新年
 
 旧年中は、大変、お世話になりました。
 本年もよろしくお願い申し上げます。
  
  http://blog.goo.ne.jp/ota-doyu-kosen/e/f04f6a8c216c2374f3988c2414395b31

 
 
1.新年は、JAXA 川口淳一郎 氏 講演会 から (東京同友賀詞交歓会)
2.素晴らしいゲストを迎え 理化学研究所 大森素形材工学研究室 見学交流会
3.人材育成とテクノロジ-を軸に 地域再生 …… 山形県長井工業高校
4.1月25日 理研シンポジウム「ものづくり技能継承の現状と展望」のご案内
5.W杯 から バルセロナショツク へ ???! 
 
 
 
   新年は、JAXA 川口淳一郎 氏 講演会 から
   
 
 本年の委員会の活動は、
 1月21日の 東京中小企業家同友会 賀詞交歓会から始まります。
 (もちろん、会外の方も、ご参加いただけます。)
  
 講演の JAXA 川口淳一郎 氏 は、「はやぶさ」の生みの親であるとともに、
 システムを停止し、消息を絶った 工学実験探査機 を、
 地球へ帰還させ、最終目標を達成するという 前例のない離れ業 へと
 プロジェクトチ-ムを結束させたチ-ムリ-ダ-でもあります。
 
 賀詞交歓会へは、荒金校長先生 も お見えになる予定です。
 是非、皆様もご参加を!!!
 
 1月21日(金)18:00~ 椿山荘にて
 詳細と参加お申し込みは、下記よりお願い申し上げます。
  http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/flack/6879.pdf

 
 高専交流委員会のブログにも、この御案内を掲載させていただきました。
  http://blog.goo.ne.jp/ota-doyu-kosen/e/67c2ac753afd6a4d8a575656ba3fc1a1

 
 一方、日経ビジネス オンライン でに、
 「あかつき」の金星軌道投入失敗について、下記の論考が掲載されております。
  
 「あかつき」周回軌道投入失敗から見えてくる宇宙工学の受難
  http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20101209/217480/?ST=print

 今すぐ「あかつき2」の製造開始を/思いきった予算を付け研究者コミュニティー崩壊を防げ
  http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20101227/217755/?ST=print

 
 どこにおいても、
 テクノロジ-の担い手 の置かれている地位は、大変、危ういものがあります。
  
 机上の空論では、一歩も進まないテクノロジ-の 創新 と 積み上げ
 
 戦後の経済成長を支え、
 経済がグロ-バル化する困難な環境の中でも、わが国を支え続けてきたのは
 テクノロジ-の担い手であったはずです 
 
 国内の資源配分の適正化と次の時代のわが国のビジョンを結びつけていくことは
 私たちの焦眉の課題でもあります。
  
 
 
   1月26日 発電会議?! 理化学研究所 見学交流会
 
 
 本年度の活動に多大な協力をしていただいたのが 東新製作所 石原幸一 氏
  http://www.toshin-ss.co.jp/

 高専ロボコンの支援から始まり、
 「テクノシティ城南コミュニティカレッジ」 の パネラ-
 「中小企業家経営塾」の講師と、深く、私たちの活動に関与していただきました。
 
 (石原幸一氏は、ご入会予定。石原氏をご紹介いただいたのは
  ㈱タシロイーエル の 田代信雄 氏です。 http://www17.ocn.ne.jp/~t-el/
 )
  
 テクノシティ城南コミュニティカレッジ が 縁結びとなり
 石原氏の主宰する「おおた Group Network」「発電会議」を中心に
 私共が協力して、
 理化学研究所 大森素形材工学研究室の見学交流会が実現することになりました。
 
 この見学・交流会に、さまざまな関係者が合流しつつあり、
 大変、充実した会合になりそうです。
 
 
 和光本所 と 板橋支所 の二つの研究室を見学した後
 大森氏 の他に、もうひとつ、技術課題の問題提起をいただき
 発電会議?!を進めます。
 
 「発電会議」は、ものづくりをコアに、多次元の人々が様々な発想をもちより
 新技術、新製品、新市場創成の糸口づくりを競い合うプラットホ-ムです。
 
 今回は、石原氏のグル-プを中心に、
 あまり人数が多くても議論が回らないという配慮から、
 私共の参加は、(学校の関係者を含め)5名前後にすることにいたしました。
 ご興味のある方、ご参加を希望される方は、ご連絡ください。
 
 現在、検討中のスケジュ-ルは、下記の通りです。
 
 1月26日(水)
 11:00   理化学研究所 和光本所 大森素形材工学研究室 集合
 11:15~  大森素形材工学研究室(開発ファクトリ-) 見学
 12:00~  昼食
 12:45~  理化学研究所 板橋支所へ移動 ~13:30頃 和光→板橋へ移動
 13:30~  板橋支所 研究室見学
 14:30~  大森整主任研究員 話題提供
 15:30~  ある先端技術課題について、開発者より問題提起
         発電会議(ディスカッション)
 18:30~  板橋駅近くで交流会
 
  
 
   長井工業高校 …… テクノロジ-と人材育成を軸に地域再生
    
        
 私共が学校と共に実施する「中小企業家経営塾」は、中小企業経営者が講義する授業です。
 「中小企業家経営塾」の楽しみの一つが、授業が終わった後の講師を交えた昼食懇談。
 
 本年度の「中小企業家経営塾」の講義後の懇談の中で、
 再三、登場するのが 山形県の 長井工業高校 ……
 テクノロジ-と人材育成を軸にした地域再生の取り組みです。
 
 第1講の講師 スタビライザ- の 阿部敏夫 氏が
 山形県 長井市 に、工場をお持ちであったことからこの話題が出ると
 先日の第4講を聴講された ㈱ウィル の 奥山睦 さんよりも話題提供がありました。
  http://www.officewill.co.jp/

 
 下記が、奥山さんの「工業高校とソーシャルキャピタル」という論考です。
 
 人材育成を核に、産業、新しい雇用を結びつけ
 ソーシャルキャピタル(社会関係資本)を再生した 地域の取り組み
 新校舎建設 や 学科改組などを含め、私共の活動にも重なるものがあり
 また、私たちの将来の目標を照らすものがあります。
 
 長井工業高校の取り組みは、日経ビジネス オンライン でも、ご覧いただけます。
  http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080408/152564/?ST=print
  http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080415/153147/?ST=print
  http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080423/154037/?ST=print
  http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080507/155512/?ST=print

 
 奥山さんにご紹介いただきました …… 坂本九さんがギャラなしで ……
  http://www.asahi.com/jinmyakuki/TKY201101040166.html

 
 ご参考にしていただけば幸いです。
 
 
 
    理研シンポジウム「ものづくり技能継承の現状と展望
 
 
 理化学研究所の 大森整 氏 より
 第3回技能継承フォーラム「ものづくり技能継承の現状と展望」のご案内をいただきました。
 理化学研究所(大森素形材工学研究室)が主催し、
 産業技術総合研究所(デジタルものづくり研究センター)が協賛する
 内容の濃い シンポジウム です。
 
■ 日 時 平成23年1月25日(火) 13:00~17:15 (終了後 交流会)
■ 会 場 理化学研究所 和光本所 研究交流棟会議室(3F W317・321室)
      http://www.riken.go.jp/r-world/riken/campus/wako/index.html#map

 
 詳細は、下記をご覧ください。
  http://www.riken.go.jp/r-world/research/symposium/110125.html

 
 ご興味のある方は、是非、ご参加ください。
 (「参加申込書」を、ご希望の方は、ご請求下さい。)
 
 
 
    W杯 から バルセロナショック へ ??!
 
 
 日本経済新聞の
 大晦日の社説のタイトルは、「危うさ抱えて越年する世界経済と市場」
 元旦の1面のタイトルは、「先例なき時代に立つ……外で作り、内で創る」でした。
 
 とりあえず「内で創り、外で創る」は言ったが ……、
 後は、活字が漂流しているように見えます。
 
 年末年始の記事の中で興味深いのは、
 サッカ-ワ-ルドカップ日本代表(前)監督 岡田武史 へのインタビュ- でした。
 
 この内容などを中心に、下記を書いてみました。
  http://blog.goo.ne.jp/ota-doyu-kosen/e/e5bc551c296c59cc01a0aac406ac9335
 
 ご笑覧いただけば幸いです。