2月9日に開催された 東京中小企業家同友会理事会 に
テクノシティ 城南 コミュニティカレッジ 始動 と 今後の課題について
報告させていただきました。
同友会と都立産技高専による「コミュニティカレッジ」始動!
昨年12月4日 東京都立産業技術高等専門学校において、
同友会と学校が共催する「テクノシティ城南コミュニティカレッジ」
第1講「産業のグロ-バル変動と日本のモノづくりイノベ-ション」を開講!
(講師 大田区産業振興協会 山田伸顯氏、
パネラ- 山田氏、大橋製作所 大橋正義氏、都立高専准教授 遠山恭司氏、
会場発言 高専卒業生 高橋雄一郎君=起業家宣言、大田区立第六中学校校長 税所要章氏、
高専元校長 西村尚氏、大田区選出衆議院議員 藤田憲彦氏、高専教務主事 井上徹氏、
大田支部都立高専交流委員会 内田由美子)
地域の産業と企業、人材育成を基軸にすえた
地域社会発展の新しい共同事業がスタ-トすることになりました。
参加者は、同友会と学校を中心に、
企業、教育関係者、学生、自治体職員、地方議員、市民やNPOなど100名。
忌憚のない議論が進められ、
コミュニティカレッジの実践に相応しいものになりました。(形式はクリア)
産業と人材育成を基軸に、地域社会の将来ビジョンを描き、実践する
地域社会の公共財として、定着・発展させていくことを目指します。
都立高専交流 第2期 の 節目としてのコミュニティカレッジ始動
■ 第1期 1984年 21世紀 大田 中小企業政策研究会(21研)を起点に、
相互の交流、産学共同の取り組みがスタ-ト。
学校見学会、企業見学ツア-、公開講座、実習生受入れ、
技術交流会、高専祭出展などを進めるとともに、
共同で取り組んだ提案、提言、政策要望により、
1996年 学科改組、1999年 新校舎建設、
2000年 総合科学交流センタ-開設を実現
■ 第2期 2002年 授業 中小企業家経営塾(経営者の講義)開講、
2006年 インタ-ンシップ会社説明会 始動、
2007年 学生海外派遣基金設置(翌年より学生海外派遣を実施)、
2009年 新 授業 大都市産業集積論 (学生の企業訪問) 開講など、
学校では、高専改革検討委員会設置(同友会会員が委員に参加)、
2006年 二高専統合、専攻科、技術大学院大学開校、
2008年 首都大学東京に統合する公立大学法人化などがあった。
コミュニティカレッジの開講、ここでの議論や共通認識形成は、
これらの蓄積、学内環境の変化を踏まえ、
経済のグロ-バル(国境を超えて一体)化、
人口減少とモノづくりの知識産業化等、
大きな環境変化が社会に押し寄せる時代の
地域産業と人材育成の新しいスキ-ム(ここに立脚した学校改革)について、
政策形成し、提案していく節目、折り返し地点を形成していくものとなる。
城南 コミュニティカレッジ 今後のスケジュ-ル について
■ 第2講 2010.2.26 2020年 温室効果ガス 25% 削減へ!
パラダイムチェンジは、どのようにして可能となるのか
講師 飯田哲也 環境エネルギ-研究所所長
(鳩山内閣 地球温暖化問題に関する閣僚会議タスクフォ-ス委員/
行政刷新会議ワ-キンググル-プ有識者=事業仕分け人)
http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/flack/5987.pdf
■ 第3講 2010.3.24 日本のものづくりに求められるもの
環境激変に立ち向かう技術経営と地域産業の課題
講師 東京理科大学MOT (技術経営) 大学院教授 宮永博史氏、
パネラ- 新興セルビック 竹内宏氏、大橋製作所 大橋正義氏、
経済産業省産業構造課長 松永明氏 (新成長戦略担当)
テクノシティ 城南 コミュニティカレッジ 今後の課題
● 3つの目的 → 21世紀型中小企業づくり →
中小企業憲章を実践する基盤づくりとしてのコミュニティカレッジ
● 同友会の組織により根づいたものとして発展を!
● 新しい公共を生み出す共同事業の発展を!
● 産学連携と学校が人材育成や地域社会ではたす役割へのより踏み込んだ 次の一歩 を
● 始動から定着へ!
(大田支部 都立高専交流委員会)
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