ASA100 感ずるままに

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・・・otibou

彼岸花2011

2011-09-26 22:20:17 | 花・植物

台風一過・・・秋風とともに彼岸花の開花が盛りとなった。

空には秋の雲・・・着実に季節は秋に

 

ここ数日・・・今までになかった朝の冷え込み・・・白露が彼岸花に

 

おまけは彼岸花バックの赤とんぼをマクロレンズで・・・

トンボとレンズのにらみ合い・・・フードが接触しそうに・・・

 

 


六華苑

2011-09-22 23:26:13 | 名所・旧跡

先日のワイドドラマの舞台が六華苑(桑名市)で・・・

我、玄関横の百日紅の木が気に入りで・・・撮影によく出かける。

 

 

六華苑は、諸戸清六の邸宅として大正2年(1913年)に完成

鹿鳴館の設計で有名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドル設計による4層の塔屋をもつ木造2階建て

 

和洋の様式が調和した明治・大正期を代表する貴重な文化遺産

 

国の重要文化財に指定されています。


末廣橋梁(可動式橋梁)

2011-09-15 22:19:08 | 名所・旧跡

昭和初期(1931年)に建造された可動式橋梁

四日市駅から港へ・・・セメント運搬に現在も使われています。

普段は橋梁の跳ね上げ部分はこのように・・・船が行き来できるように

列車が近づくとJR職員が橋の右詰にある小屋へ入りスイッチを・・・

跳ね上げ部分が下がってきます。

 

 

列車が通過していくとまた元通りに・・・

可動式橋梁で現在も使われているのは、全国でここだけと聞きます。

国の重要文化財に指定されています。

 

 

 


彼岸花 よもやま話 その3

2011-09-12 22:00:03 | 花・植物

野生種の彼岸花の遺伝子は三媒体で種ができない。
それは、交配による進化が停止することを意味する。
古代から進化をせずにクローンという形で増殖してきた。
よほどの生命力としたたかさを備えているように思えてならない・・・

その一つが毒をもっていること。
もう一つが夏に休眠し、冬に緑の葉をだして太陽の光を独り占めする生体システムに・・・

もともと中国から伝わった帰化植物と言われている。
いつごろ、どうやって伝わったのかは・・・いろんな説がありわかっていない。
日本の大地に根付いた彼岸花は・・・洪水や、動物の足で蹴飛ばされたりして・・・
あるいは人の手によって生息地を広げていったのでしょう。
野生種の北限は岩手県、秋田県と・・・
いくら寒さに強い植物でも雪の多い地方では・・・積雪のため太陽光を独占できないでしょう。

 

彼岸花のなかに種をつけるものがあるようです。
少し小ぶりで、はや咲きだそうです。
これに目を付けた人間は育種によって・・・白色、黄色、ピンクを作り出した。
人間のしたたかさを感ずる次第・・・


彼岸花 よもやま話 その2

2011-09-11 15:47:05 | 花・植物

彼岸花にはいろんな話が・・・

球根にはアルカロイド系の毒を含むが良質のデンプンがある。
毒を水にさらして取り除けば食用になるようだ。
古代人は食用にしていたとも言われている。

中世以降・・・さつまいもやじゃがいもなどが渡来して・・・食べなくなったとも・・・
しかし、災害や飢饉などの時の非常食として・・・避難所となるお寺や神社に多く植えられたとか・・・

老人から聞いた話・・・
戦時中に彼岸花のデンプンからアルコールを作っていた。
彼岸花の球根を学校へ持っていくと・・・量によってお小遣いがもらえた。
だから毎日、球根掘りが日課だったと・・・

彼岸花は堤防、田のあぜ、お墓などで多く見かける。
いずれもモグラなどにトンネルを掘られては困るところである。
モグラが近づかないよう毒をもつ彼岸花を植えたようだ。