おとも庵 記録帳

ヒヨコまめ活動記録や、毎日の日記など記録していきます。

ちぇりまほ THE MOVIE 2回目

2022-06-23 18:54:22 | 作品レビュー
本日、2回目の「チェリまほTHE MOVIE」を観てきました。

1回目は、ドラマ版チェリまほをイッキ見した直後。
その後、何度もドラマ版を見直して、俳優さんのインスタや映画の公開予告動画を見まくってから、2回目を観てきました。

私が見に行ったのは小山シネマロブレ。すでに公開から2か月以上経過しているので、もう公開している映画館は少ないのです。あと一週間でで公開終了となるそうです。
そんな中でも、まだ映画館に足を運ぶファンが何人もいました。私と同じ列に座っていた女性は、上映3分くらいで、すでにハンカチで涙を押さえていました。

ドラマ版を見まくってから2回目を見て気づいたこと。
ファン向けのシーンがとても多い!
(以下かなりのネタバレ含みます)

ドラマ版での胸キュンシーンを大スクリーンで何度も見せてくれた。ありがとう。
ドラマ版で身に着けていた思い出の服やマフラーを、映画でも身に着けてくれていた。ありがとう。
黒沢が安達に弱さを見せた場所は、ドラマ版でも弱さを見せた思い出の場所。ありがとう。
黒沢の部屋には、ドラマ版同様にレモン水が、安達の部屋には麦茶が用意されていた。ありがとう。

多分まだまだあるのでしょうが、とにかくドラマ版を基に大切に映画を作ってくれた感があって、「ちぇりまほのドラマにはまったあなたは、大正解です!」みたいなメッセージを勝手に感じてしまいました。

また、ドラマ版では登場しなかった、バックハグや、安達からのキスなど、ファンが夢にまでみたシーンがありました。
魔法が使えなくなるので、ドラマのようなスキンシップは多少少なくなりますが、それ以上に二人の距離感は縮まっており、なんか大変満足です。

また、黒沢はいつも身なりが完全に整っているのですが、寝起きで頭がボサボサのシーンもあり、これもファン的には大満足です。

映画は二人が付き合ってからスタートするので、安達はだいぶ成長しています。そこからさらに成長するので、ドラマ版の頼りなさが信じられないくらいです。
人はこんなにも変われるし、人が変われるのは人と触れ合うからなのだと、大きなメッセージを受け止めました。

黒沢も、何事も自分で抱え込みがちでしたが、その殻を破ります。もちろん、そのきっかけは安達とのふれあい。
人は誰かの心に触れることで、多くのことを感じ、自分を成長させることができるのですね。

また、初回のときは二人の結婚式のシーンを初めて見たので、なんか違和感を感じてしまいました。
なんで結婚式なんかしなきゃならないのか?って思いましたが、2回目を観て、そこにはやはり二人の関係を周囲に伝えることの大切さがあることがわかりました。

相手が事故などにあったことを「家族でない」から知らされない怖さ。

私も夫と結婚する前に同じことを考えました。
私に何かあったとき、真っ先に伝えたい相手に、なかなか伝わらない。

だから、結婚式をしたり、お互いの家族に紹介したりする必要があるわけです。

今年くらいから、性別にとらわれない「パートナーシップ宣誓」を受理する自治体が増え始めました。
きっと、ちぇりまほやおっさんずラブが、少なからず影響を与えたのだと思います。

安達と黒沢、このカップルを見ていると、人が人を愛するときに性別って関係ないんだと真剣に感じます。
恋愛するのは男女間だけと決めつけるのは、単にまだ同性の恋人候補者に出会っていないだけなのかもしれません。
もちろん、将来に子孫を残すことはできません。
でも、恋愛や結婚をしない人は多いし、結婚した男女間でも、諸事情により子供をもうけない場合もあります。
だったら、同性間の恋愛には何の問題もありません。
むしろ、障壁が多いぶん、同性カップルの恋愛は、相当な純愛だと思います。

ちぇりまほにハマり、何度も見返しましたが、見るたびごとに黒沢や安達に自分が背中を押されている感じで。
私も一歩踏み出せそうな気がするのです。

ちぇりまほ、素敵な物語です。

最後に余談となりますが、この映画館には黒沢を演じた町田啓太くんのファン向けにこんなことが。

同時に公開されている「太陽とボレロ」のポスターとチェリまほのポスターを並べてくれていました。
町田くんは、太陽とボレロの方ではトランペットの演奏者として登場しているのです。
ファンの心を、深いところでくすぐってきます。
やるな、小山シネマロブレ!






おっさんずラブ・チェリまほ 比較考察

2022-06-08 06:02:00 | 作品レビュー
私がかつて深い沼に落ちた「おっさんずラブ」、つい最近見てはまった「チェリまほ」。
どちらも同じBLの話ですが、二つは共通するところもあり、共通しないところもあり。
二つの作品を、自分なりに比較してみました。(以下ネタバレを含みます)


共通しているところ
①性別を超えて、人として相手を愛するところ
 これはどちらにも当てはまり、ここが作品の大きな魅力です。カップルとなる男性二人が手をつないだって抱擁したってキスしたって全然違和感はないし、むしろファンとしてはもっともっとそういうシーンを見たいのです。ちなみに私はおっさんずラブに沼落ちしていた頃、牧役の林遣都くんがミスチルのPVに出演したのですが、女性と恋愛模様になる姿を見て違和感いっぱいになってしまい、困惑しました。あまりにも春田との恋愛シーンを見すぎたからでしょう。

②カップルの一方が未熟であり、もう一方が完璧という人物設定
 おっさんずラブでは女性的な方が完璧、チェリまほでは男性的な方が完璧として描かれました。BLを男女に置き換える必要はないのですが、どうしても片一方が女性的に見えてしまうのです。身長差なんかも関係があるのかもしれませんが。
 チェリまほでは、安達はだんだん女性にしか見えなくなってしまいます。安達も成長して黒沢を守ったりすることもあるのですが、黒沢と一緒にいるとかわいらしい彼女に見えてしまいます。でも、この役者さんは元仮面ライダーなのです。ヒーローとして地球の平和を守ってきた人物と、ダメダメな安達を演じ分けるのですから、役者さんって信じられないくらい演技のふり幅が大きいのですね。
 完璧設定の役者さんは、仕事完璧、料理上手、相手への愛が揺るぎません。完璧男性の黒沢(チェリまほ)からのアプローチを見て、「私もこんな風にされたい!!!」というファンは多いと思います。しかし、牧くん(おっさんずラブ)からのアプローチを見ると、自分に向けられたいという思いではなく、「どうにかして春田にこの想いを届けてあげたい!!!」と思ってしまいます。
 一方、想いを寄せられる人物は、生活全般がだらしない(おっさんずラブ)とか、自分に自信がなくておどおどしている(チェリまほ)とか、突っ込みどころ満載です。

③クロサワという人物
 おっさんずラブは、春田を愛する男性は牧くん以外にもいて、それが職場の上司、黒澤部長です。この黒澤部長と牧くんの間で勃発する「春田取り合い合戦」がおっさんずラブの見どころの一つです。一方チェリまほでは取り合いとかはなく、黒沢が一途に安達を愛します。
 重要人物が同じ苗字にもかかわらず、ドラマに熱中しすぎてこの事実に気づくのにはだいぶ時間がかかりました。

④玉子焼きが甘いのかしょっぱいのか確認するところ
 これは本当によくわからないのですが、こういうことを確認したい人って多いのでしょうか?相手の好みのものを作ってあげたいという気持ちからこういう確認をするのだとは思いますが。ちなみに、私の作る玉子焼きはあまじょっぱいです。たとえ夫が「甘いのにして」とか「しょっぱいのがいい」と言ったとしても、自分の味にしか作れないので、こういう確認はできません。そういう領域を逸脱した深い愛があればこそ、そういう確認がしたくなるのでしょうか。

⑤関連する女子が恋愛にガツガツしていないところ
 これも両作品に共通するところで、主人公に近い立ち位置の女子は主人公を好きになって間に入ることはせず、むしろ二人の恋愛を後押しします。その姿がファンの気持ちそのものなのかなとも思います。もしもガツガツ女子がいたら、ファンの反感を買ってしまうのではないでしょうか。

⑥結婚式のシーン
 自分の結婚式や友人の結婚式、多くのドラマでの結婚式で男女の結婚式を見慣れているので、やっぱり男同士の結婚式のシーンは違和感を感じてしまいました。でも、二人にとっては自分たちの大事な人に二人の関係を堂々と伝える場であり、重要なことなのでしょう。皆さん白いタキシードがお似合いです。

⑦ドラマ終了後もSNSで盛り上がり、映画化が実現した
 私はおっさんずラブでTwitterの使い方を学びました。ファンは「民(みん)」と呼ばれましたが、民の皆さんはマナーが良く、「こういう投稿はよくないから改善しよう」とか、ファンが暴走して作品に迷惑をかけないためにお互いが呼びかけていました。素晴らしい団結力でした。
 ドラマ終了後も、土曜夜11時15分になれば「わんだほう!」とみんながツイートし、勝手に続編を作り上げるなど、終了後の方がむしろ盛り上がったかもしれません。民が欲しかったグッズやファンブック、サントラ、脚本、映画、コンサート、ありがたいことに制作の方々がたくさんの夢を叶えてくれました。
 私がちぇりまほを見たのは、映画の上映が終わろうかという頃ですので、SNSでのリアルタイムの盛り上がりを見たわけではありません。でもきっと、おっさんずラブ同様に盛り上がったことと思います。

他にもたくさん比較できるところはあるのですが、ひとまずここまで。

もし私が、どちらの作品をおすすめしたいですか?と聞かれたら…
うーんどっちだろう。
チェリまほの方が、黒沢の妄想が多々入ることもあり、二人のイチャイチャシーンが多いです。おっさんずラブは、二人のすれ違いが多く、ファンはなかなかホッとできません。
イチャイチャを見て幸福感を得たい場合はチェリまほを、作品中に自分も乗り込むつもりで二人を見守りたい場合はおっさんずラブをおすすめします!

ボヘミアンラプソディ 3回目

2022-06-06 17:42:27 | 作品レビュー
2018年の終わり、ヒヨ子さんに誘われ、一緒に見に行った映画です。

1回目は、クイーンについて「ウィー アー ザ チャーンピオーンって歌ってる人」くらいの知識しかない程度で見ました。
2回目は、それから2か月後、本物のクイーンのライブ映像や曲をたくさん見たり聞いたりしたあとに見ました。このブログにも書きましたが、映画館で最初から最後まで号泣しました。

それから3年ほどが経ち、本日3回目を見ました。
ネットでちぇりまほの検索をしまくっていたら、「そんなあなたにおすすめの映画」みたいなかんじで、AIよりボヘミアンラプソディーがご提案されたのです。LGBT関連でおすすめされたようです。

3年の間に、クイーンの曲は相当聞きましたし、ライブ映像もたくさん見ました。メンバーについての特集本を買いあさり、メンバーの生い立ちや、好きな色や好きな食べ物まで、あらゆる情報を吸収しました。また、歌詞の日本語訳も読みまくり、どういう意味の歌なのか考えながら聞いたりしました。弾くことなどできないとわかっていながら、ピアノ譜を買ってみたりしました。少なくとも2年間は車の中では常にクイーンのCDを流していたため、子供たちも曲を覚え、テレビで短いフレーズが流れていると教えてくれるまでになりました。


そんな3年を過ごしてから改めて映画を見てみると、新たな発見がありました。

フレディの人生は、彼の書いた歌詞そのものである

エイズで亡くなったフレディは、壮絶な痛みや死への恐怖と戦ったことと思います。
その瞬間は、この映画のタイトルであるボヘミアンラプソディーの中の歌詞「ママ 明日になって僕が戻らなくてもちゃんと生きて」「手遅れだ 最後の時が来た 体中がいつも痛む」「僕は死にたくない」などで描かれ、まるで予言しているようです。この曲が発売されたのが1975年。彼には自分の未来がはっきりと見えていたのかもしれないと思わせるほどに、死の淵での姿にリンクしています。

この曲は、発売が1975年ですが、クイーンが結成されるよりも前に、フレディ個人が原形を歌っていたそうです。ということは、恐らく1960年代後半には、このような気持ちを抱いていたということ。

ここからは私の個人的な解釈ですが、この曲の中で「殺した」人というのは、恐らくファルーク・バルサラ(フレディの本名)。両親をはじめとする周囲の期待に応えて生きることをやめ、新たな自分フレディ・マーキュリーとして生きるということを歌っているのではと考えます。

若かりし頃は、まさかこれが自分の最期に当てはまってしまうとは考えなかったと思いますが…。

また、映画では少しドラマチックに脚色されたライブ・エイドですが、その時に歌ったWe Are The Championsが、今回改めて心に響きました。
「大きな過ちはそれほど犯していない。十分すぎるほど周りから叩かれたが、どうにか耐え抜いてきた。」「僕らは常に前進しなくてはならない」「僕らが世界の王者だ」
フレディの性的志向をおもしろおかしく暴露され、傷つき、グループの友情にもひびが入った頃もありました。彼が行き過ぎたところもあったろうし、なかなか性的志向をオープンにできない時代でもありました。それでも、そんな逆境を乗り越え、あのステージパフォーマンスを成し遂げたクイーンは、まさに王者だったわけです。

フレディの歌詞は、初期はおとぎ話などを基にしたものも多いのですが、だんだんと自分の気持ちを表現したリアルなものへと変化していきます。
人気の絶頂に書いたDon't Stop Me Nowでは「僕はいま有頂天だ 最高の気分だ 邪魔するな」など、本当にそう思っていたんでしょう。
映画の中でも大きく取り上げられたLove of My Lifeでも「僕を捨てないで 早く戻ってきて」など、本心が隠すことなく書かれています。
そんな正直なところが、本来の彼はとてもピュアなんだと教えてくれます。

どこまでも音楽で自分自身を表現する、そういう姿を世界中に見せてくれたフレディ・マーキュリー。
この映画を彼が見たら、どう思うのだろう。
「最高だ」というか「最低だ」というか。
彼がどう思ったとしても、この映画をきっかけにクイーンを知り、好きになった人が世界中にたくさんいるはずです。
だから、この映画は「最高」という評価でいいのだと思います。






30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 

2022-06-06 10:46:30 | 作品レビュー
5月末でズッキーニの収穫を終え、久々の農閑期となりました。8月半ばにズッキーニの種をまいてから毎日作業してきたので、およそ9か月ぶりです。

農閑期になったら、映画か、連続ドラマか、何か見ようと思っていました。
愛の不時着のヒロイン、ソン・イェジンが出演する「39歳」を見ようと思ってタイトルを検索したところ、検索結果に「39歳」と一緒に「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(通称:ちぇりまほ)がヒットしました。

かつて「おっさんずラブ」の沼にはまっていた私に友人が勧めてくれたドラマでしたが、その頃はおっさんずラブ以外のBLものを見る気になれず、そのまま見ていませんでした。

ここで出会ったのも何かの縁と思って見始めたところ、どんどん先が気になり、結果、イッキ見しました。

この作品のいいところ勝手にベスト3

①主演カップルがとにかくイケメンである
 赤楚衛二と町田啓太という二人が、冗談抜きでかっこいいです。世界200の地域で放送され、大ヒットしたらしいですが、世界も認めるかっこよさです。
 赤楚くんはものすごく頼りない主人公なのですが、数年前は仮面ライダーを演じていたそうです。演技のふり幅が広くてすごいです。
 町田くんは昨年の大河ドラマ「晴天を衝け」にて、土方歳三役で出演していました。その時は「土方役のひと、えらくかっこいいなあ」としか思っていませんでした。その後、同じ群馬県出身であることがわかり、私の中では「群馬の宝」として認定されています。

②主人公安達の成長が著しい
 赤楚くん演じる安達は本当にビビりで頼りないのですが、町田くん演じる黒沢と一緒に過ごすことで多くの影響を受け、周りから信頼される男に成長します。その姿を見て応援したくなります。また、成長した安達を見て喜ぶ黒沢がかわいらしいです。

③黒沢の妄想がかわいい
 黒沢は安達のことを喜ばせたくていろいろ計画するのですが、ことあるごとに安達が喜んでいる様子を妄想します。こんなイケメンがこんなことを考えているなんて!と驚くことも多く、そのギャップに心打たれます。また、頭の中で突然ポエムを読んだりしますが、そのポエムがきちんと韻を踏んでいたりするところに、黒沢の賢さが出ていて素敵です。

私は特にBLが好きなわけではありません。むしろ、どちらかというとちょっと苦手です。それでも、おっさんずラブもちぇりまほも大好きです。それってなんでかな?と自分なりに考えてみたのですが、もしかしたら

私の好きな人が、ほかの女子に取られる心配がない

ということなのかもしれません。

通常、ドラマや映画ではイケメン俳優が美人女優とめでたく結ばれるという結末が多いです。それはそれでハッピーエンドでいいのですが、心のどこかで美人女優と自分を比較し、「ま、自分にはこんなチャンスないけどね」的な考えに陥ったりしてしまいます。女同士って、どうしても人をうらやんだりひがんだりということがあります。でも、BLの世界ならば、自分の好きな俳優さんが、別の俳優さんと結ばれて、女の入る余地がないのです。だから、安心して応援できるのです。

そんなこんなでちぇりまほのドラマを一気見し、確か続編が映画化されたことを思いだしました。調べてみると、4月上旬に公開されたようですが、まだ上演中のところがある!
ネットでチケットを購入し、早速見てきました。

ちぇりまほファンの皆様は、ドラマを見てから二年近く待ち、そこから映画だったはず。私はドラマを見た翌日に映画館で見ることができました。何という幸運!

映画「ちぇりまほ THE MOVIE」のレビューは、また今度書いてみます。
よかったらご覧ください。

おっさんずラブ劇場版2回目

2019-09-29 00:44:00 | 作品レビュー
2ndシーズンのニュースを聞き、これが見納めと覚悟を決めて、劇場版の2回目を見てきました。

結果的には、なんか満足しました。

牧春は、いつもなかなか気持ちか通じ合わなくて、やきもきさせられます。でも、最終的には二人ともお互いが好き。とても。

映画も、ほとんどの場面でお互いがすれ違います。幸せそうな二人を見られるのは、多分数分しかありません。

それがドラマですもんね。

いつも通じ合って幸せだったら、もはやドラマチックではないですよ。

それでも、牧春のイチャイチャを期待していまいます。

映画を見終わり、帰りの車の中でドラマのサントラを大音量でかけて聞きました。

車を運転しながら、サントラの曲に煽られるように、感謝の気持ちが込み上げてきました。

春田はあんなに牧が好きになった。その姿を見せてくれてありがとう。
二人が指輪してるところを見せてくれてありがとう。
二人のがっつりキスシーン見せてくれてありがとう。

そう思うと、涙が出てきました。

あれ、泣きながら車を運転するなんて、こんなのって何だっけ?

失恋?

そうか、私は牧春?牧?に恋をしていたのか。

誰かに恋するなんて、もうないと思っていたのに。

しかも、絶対自分に向いて来るはずない恋!
なんだそれ。おかしいな。フフフ。

おっさんずラブ、今まで楽しませてくれてありがとう。
また新しい物語が始まりますね。
春田はまたスタートラインに戻らなくてはならないから、大変ですね。
どうかまた、ステキな恋愛をしてください。