12月の初めにいくらの姿で我が家にやってきた、およそ35匹のサケの赤ちゃん。
孵化して可愛い姿を見せた翌日、いきなりの大量死…。
全滅と思われましたが、たった一匹、奇跡的に生きていた魚がいました。
その奇跡の魚が、今日、渡良瀬川に放流されました。
毎日水を替えて、どうか助かって欲しいと願い続けた甲斐があって、今回めでたく、放流の日を迎えました。
放流式の行われた渡良瀬川では、たくさんの人が魚を持ち寄りました。たくさんの魚を持っている人も、うちと同様に一匹だけをタッパーに入れてきた人も、いろいろいました。
一斉に放流したところ、うちの子はしばし川にとどまり、その姿を私たちの目に焼き付けてくれました。
「どうした、早く行きな!」
思わず魚に声をかけました。
少しすると、同じくらいの体格の魚の集団がやってきて、それに自ら加わったようでした。そして、みんなと一緒に、川の流れに乗って泳ぎ始めました。
がんばれ、奇跡の魚!
君なら、海まで行けるよ!
孵化して可愛い姿を見せた翌日、いきなりの大量死…。
全滅と思われましたが、たった一匹、奇跡的に生きていた魚がいました。
その奇跡の魚が、今日、渡良瀬川に放流されました。
毎日水を替えて、どうか助かって欲しいと願い続けた甲斐があって、今回めでたく、放流の日を迎えました。
放流式の行われた渡良瀬川では、たくさんの人が魚を持ち寄りました。たくさんの魚を持っている人も、うちと同様に一匹だけをタッパーに入れてきた人も、いろいろいました。
一斉に放流したところ、うちの子はしばし川にとどまり、その姿を私たちの目に焼き付けてくれました。
「どうした、早く行きな!」
思わず魚に声をかけました。
少しすると、同じくらいの体格の魚の集団がやってきて、それに自ら加わったようでした。そして、みんなと一緒に、川の流れに乗って泳ぎ始めました。
がんばれ、奇跡の魚!
君なら、海まで行けるよ!