2022年の自分事件簿第一位に輝く出来事、「ハウス用重油が燃え尽きた」件について、自分用の備忘録として記録しておきます。
それは12月20日の朝から始まりました。
ハウスの暖房機の燃え具合を毎朝確認するのですが、この日はその際に「不着火」の警告が表示されていました。
初めて見る表示でしたが、何だか心配になりました。
農協の機械センターに電話で問い合わせたところ、今日は詳しいものが不在だということで、ひとまず「不着火」の警告の消し方だけ教えてもらいました。
それからズッキーニの箱詰めをしたりしているうちに、どんどん気温が上がり、暖房機のことは忘れてしまいました。
午後3時過ぎ、だんだんと気温が下がってきたのでハウス内のカーテンを閉めに行きました。
その際、暖房機のことが気になり、設定温度を上げて暖房機が回り始めるか確認しました。
すると、ファンは回るものの、着火せず、扇風機のように涼しい風しか出てきません。
やばいやばい、これはやばい!
このままでは夜に暖房機が稼働しない!
夜明け前は氷点下になるから、このままではズッキーニが凍ってしまう!
まるでちびまる子ちゃんの登場人物のように、顔からサーッと血の気が引きました。
再び機械センターに電話したところ、以前も暖房機の設定でお世話になった人が出てくれました。
状況を伝えると、「すぐに行きましょうか?」と言ってくださいました。
よかった、これで何とかなる!
本当にすぐに機械センターの人がやってきてくれました。
ありがたい!
そして、暖房機を点検してもらったところ
「重油が燃え尽きているみたいです」
とのことでした。
「えー、だって、重油タンクの目盛りはまだ残りがある様子ですよ!」
「さっき目盛りのヒモを見たんですが、横に引っかかっていて、動いていなかったみたいです。」
「うそー!!!!!」
嘘なんかではありませんでした。
外の重油タンクを見てみると、さっきまで残り1㎘あたりを指していたはずの目盛りが、残り0のところまで移動していました。
タンクの目盛りは毎日確認していたんです。
思い返せば、確かにいつも同じ位置を指していました。
「ズッキーニは設定温度が低いから、重油はほとんど燃えないんだねー」なんて、母とのんきなことを話していました。
違うんです。
燃えていたんです、毎日。
だから、目盛りは当然動くはずなんですが、季節風の西風で目盛りのヒモがメーター横に引っかかってしまい、動かなかっただけでした。
それは12月20日の朝から始まりました。
ハウスの暖房機の燃え具合を毎朝確認するのですが、この日はその際に「不着火」の警告が表示されていました。
初めて見る表示でしたが、何だか心配になりました。
農協の機械センターに電話で問い合わせたところ、今日は詳しいものが不在だということで、ひとまず「不着火」の警告の消し方だけ教えてもらいました。
それからズッキーニの箱詰めをしたりしているうちに、どんどん気温が上がり、暖房機のことは忘れてしまいました。
午後3時過ぎ、だんだんと気温が下がってきたのでハウス内のカーテンを閉めに行きました。
その際、暖房機のことが気になり、設定温度を上げて暖房機が回り始めるか確認しました。
すると、ファンは回るものの、着火せず、扇風機のように涼しい風しか出てきません。
やばいやばい、これはやばい!
このままでは夜に暖房機が稼働しない!
夜明け前は氷点下になるから、このままではズッキーニが凍ってしまう!
まるでちびまる子ちゃんの登場人物のように、顔からサーッと血の気が引きました。
再び機械センターに電話したところ、以前も暖房機の設定でお世話になった人が出てくれました。
状況を伝えると、「すぐに行きましょうか?」と言ってくださいました。
よかった、これで何とかなる!
本当にすぐに機械センターの人がやってきてくれました。
ありがたい!
そして、暖房機を点検してもらったところ
「重油が燃え尽きているみたいです」
とのことでした。
「えー、だって、重油タンクの目盛りはまだ残りがある様子ですよ!」
「さっき目盛りのヒモを見たんですが、横に引っかかっていて、動いていなかったみたいです。」
「うそー!!!!!」
嘘なんかではありませんでした。
外の重油タンクを見てみると、さっきまで残り1㎘あたりを指していたはずの目盛りが、残り0のところまで移動していました。
タンクの目盛りは毎日確認していたんです。
思い返せば、確かにいつも同じ位置を指していました。
「ズッキーニは設定温度が低いから、重油はほとんど燃えないんだねー」なんて、母とのんきなことを話していました。
違うんです。
燃えていたんです、毎日。
だから、目盛りは当然動くはずなんですが、季節風の西風で目盛りのヒモがメーター横に引っかかってしまい、動かなかっただけでした。
もうそろそろ、日が暮れます。
これから緊急で重油を届けてもらうよりほかありません。
すぐに農協に電話をし、緊急で重油を持ってきてもらえるよう、お願いをしました。
すると、ここでもまさかの事態が。
「明日から重油単価が値下がりしますが、どのくらい重油を入れますか?」
緊急で重油を持ってきてもらうと、通常配送よりも単価が高いのです。
しかも、明日からは単価が下がる。
それならば、最低限を今日入れて、単価が下がったら追加すればいいか。
そう思って、1㎘を入れてもらえるようにお願いしました。
機械センターの人によれば、燃え尽きてしまった場合、タンクから暖房機の間に空気が入り込んでしまっているため、その間の空気を抜く「エア抜き」をしないと着火しないとのこと。機械センターの人はこれで帰るので、やり方を2回くらい教えてもらい、自分でエア抜きをすることにしました。
これから緊急で重油を届けてもらうよりほかありません。
すぐに農協に電話をし、緊急で重油を持ってきてもらえるよう、お願いをしました。
すると、ここでもまさかの事態が。
「明日から重油単価が値下がりしますが、どのくらい重油を入れますか?」
緊急で重油を持ってきてもらうと、通常配送よりも単価が高いのです。
しかも、明日からは単価が下がる。
それならば、最低限を今日入れて、単価が下がったら追加すればいいか。
そう思って、1㎘を入れてもらえるようにお願いしました。
機械センターの人によれば、燃え尽きてしまった場合、タンクから暖房機の間に空気が入り込んでしまっているため、その間の空気を抜く「エア抜き」をしないと着火しないとのこと。機械センターの人はこれで帰るので、やり方を2回くらい教えてもらい、自分でエア抜きをすることにしました。
日が暮れつつある中、ハウスで給油車を待ちました。でも、なぜか一向に来ないのです。
4時半過ぎでしたが、もう辺りは真っ暗。
これじゃあ、田んぼの中のハウスの位置がわからないか?
待つこと30分、一台の車が到着。中で何やら電話をしている様子。中から人が出てきたので挨拶すると、農協の職員さんでした。真っ暗だったので給油車が道に迷って到着できないとのこと。道案内をしてくれていた様子でした。
車のライトをつけ、ここだ!ここだ!とアピールすると、やっと給油車が到着しました。
よかったー、これで暖房がつく。
給油を見守っていると、ここでかなり予想外の事態が。
なかなか重油が出ないのです。
給油車の人も慌てているようでした。
すると、
「すみません、今日この車が車検だったもので、重油を全て抜き取ったので空っぽでした。」
ズコーッ‼️
ドリフ並みにズッコケそうな、まさかの展開。
そんなことって、あり得るんだ!
「すぐに戻って、油入れてきます」
と言い残し、給油車は帰っていきました。
なんかもう、笑っちゃうし、いろいろどうでもよくなるし、情けないし、寒いし。
真っ暗な中、再び給油車を待つことになりました。
(②に続く)