おとも庵 記録帳

ヒヨコまめ活動記録や、毎日の日記など記録していきます。

仮面ライダービルド

2022-11-24 20:13:31 | 作品レビュー
過去にも作品レビューで書きましたが、ちぇりまほで出会った赤楚衛二くん目的で興味を持った仮面ライダービルド。映画関係はいくつか見たのですが、本編を見ないと話が理解できないので、とうとう見ました、本編を。全49話を2周見ました。

仮面ライダーって、息子が小さかった頃に仮面ライダーウィザードをなんとなく一年間見たことしかなかったのです。
ウィザードもおもしろかったです。家族で見ていたし、息子にライダーベルトを買ってあげたりしました。

しかし!

今回見たビルドは、桁違いにおもしろい!
子供向けの番組だとあなどることなかれ。
大人が見るべきドラマですよ!

もちろん、ベルトで変身したり、バイクに乗ったり、ライダーキックしたり、仲間を守ったり信じたり、根底に流れる大きな流れは外さずに。
そこに宇宙規模の問題が発生して、ビルドと仲間たちは命がけで戦います。

真剣な話の中に散りばめられたコミカルな部分もおもしろい。
そして何より、各話の最後に「えっ!?」的なことが必ず起こり、どうしても次の話を見たくなります。
もう、麻薬的な感じではまってしまいました。

これはきっと、武藤将吾さんの書いた脚本がかなりすごいのだと思います。
このかた、調べてみたら「テルマエロマエ」とか「イケメンパラダイス」とかの脚本を書かれたかたみたいですね。
お子さんを通して仮面ライダーシリーズを見て、自分も書きたいと手を挙げてくださったのだとか。

もともとが特撮シリーズの脚本家さんではなく、普通のドラマとか映画の脚本家さんなのですね。
だからこそ、大人も楽しめるし、ハマるわけです。
数々の伏線の回収、本当にお見事!

もちろん、キャストの皆さんもすごいんです。
赤楚くんは感情を揺さぶられるごとに強くなっていくライダーなので、全力、本気で臨んでいるのが見ていてよくわかります。
顔は真っ赤だし、アフレコの声も、のどがつぶれたかと思うような叫び声を何度も出してくれています。
この人がちぇりまほでは頼りないサラリーマンだなんて、本当に信じられないなあ。

仮面ライダーグリス役の武田航平さんもすごいです。
地元で頼られるリーダーであり、戦うことが生きることであり、アイドル大好きなドルヲタであり。
振り幅が、広い広い。

足りねえなあ 足りねえなあ!
誰が 俺を 満たしてくれるんだよおおおおお!

こっちも、のどがつぶれたかと思うほどの叫び声。
見ている私も、思わず何かを握りつぶしてしまいそうになるほど力が入りました。

グリスは戦うことにしか興味がないのかと思いきや、誰よりも仲間想い。
その姿に私は大粒の涙をこぼしました。

主人公のビルドを演じた犬飼貴丈くんも、もちろんすごかった。
この主人公は、今は正義のヒーローですが、過去の記憶をなくしていて、もともとの自分(激しめのロッカー)とは違う別人(科学者)にすり替えられたというような設定。
だから、今のヒーローと、過去の自分と、科学者と、それぞれを演じ分ける必要があります。
みんな全然違う人、見事に演じ分けていました。

仮面ライダービルド、特に終盤は畳みかけるように展開が早く、ドキドキして、ハラハラして、早くその先が知りたくて。
かなり睡眠不足になりました。
早く先が知りたいけれど、知ってしまえばこの物語が終わってしまう。
そんなのやだ
やだけど、見ないわけにはいかないのです。

リアルタイム放送から、もう5年が経つ作品のようです。
だから、今からではグッズも手に入らないし、この気持ちを語り合える仲間もいません。
寂しいなあ。

誰か俺を満たしてくれよおおおおお!
って、グリス並みに叫びたい気持ちです。

ああ、三週目、見たい。
でも、絶対にまた睡眠不足になってしまう。
このブログで書きたいこともたくさん残っているから、いろいろ書ききったら、また見てみようかな。


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