相談員の高橋です。
11月はじめ、第三回「ふらっと音羽台」が開催されました。
ふらっと音羽台は、誰もがふらっと立ち寄れる勉強会です。有志の三人が運営し(講師含む)、勉強したい人たちに勉強の機会を届けたいと、まぁ地道に(笑)に行なっています。初回の開催では7名(運営含む)の参加から始まりました。
私としては、本当に素晴らしい内容の勉強会です。ぜひ、多くの方に届けたい。でも、ふらっとな勉強会ですから、「まぁ参加が自分たちの三人でも楽しみましょう」と決めています。
でも、講師は川崎 初美さん。本当にすごい授業ですよ。NHKでたまに放送している「奇跡のコーチ」という番組がありますが、そんな感じ。(説明が雑ですね)
音羽台の方だけではなく、地域の方やちょっと離れた場所の同業者の方なども来てくださっています。本当に誰でも参加OKです。ぜひ、足を運んでください。三人でお待ちしております。授業のあとも繋がりの場となると嬉しいです。
いつもように、こちらに備忘録として講義の内容を添付いたしますね。
ふらっと音羽台 第三回 「人間関係を考える〜なんでわかってくれないの?〜」
平成30年11月1日(木) 18時〜19時
講師:川崎 初美さん 合同会社「一歩」代表 理学療法士
今日は第三回目となります。今日のお話は、ヘルーパーステーションのサービス提供責任者の方向けに作った資料を、リニューアルをしてもってきました。
一番最初はゲームです。4角形のピザパイ。正確に四当分してください。
「正確に」がポイント。
3つにしてから、思い込みになる。
三つを四つにする。
これができる要素は、素性もあるけれど、「知っている」こと。「知っていれば」できる。
情報は知っていることが何よりも強い。知るか知らないかで雲泥の差になる。
たくさんの方と出会い、たくさんの情報を交換することで、知ることが増える。そんなことと一緒。
1〜100まで順番に考える。
情報は体系化して学ぶ。
情報はたくさんある。悩みも検索すれば出てくる。答えが出て消えも、自分の知りたい情報がどれだかわからない。
情報は体系化して見つけやすくする。
いったい、どんなことが悩みなの?
悩んでいることリスト サ責→登録さん
①仕事の範囲を超えて、自分で判断して要望に応えてしまう。
②頂き物を断らずにもらってしまう。
③優しく言葉を選んで注意したのに、問いただされたと言われる。
①仕事の範囲を超えて、自分で判断して要望に応えてしまう。
・良い面…優しい人 困った人を放っておけない人 自己犠牲を厭わない人 度胸のある人
・悪い面…上司の判断を仰がない ルールを守れない 指導に従わない 家族よりにたちすぎる人
良い面と悪い面をそれぞれ出して、それがこの方の場合はどれに当てはまるのか見立ててから「あなたの良い面には、⚪︎⚪︎だけれど、今回は●●となってしまうよね」と言ってみる。
②頂き物を断らずにもらってしまう。
・私だけもらえる優越感 断れない敗北感 相手を傷つけるよりは自分が怒られようという犠牲感 バレなきゃいいだろうとういうギャンブル感
→隠れている気持ちごとに対処しましょう。別の方法でその気持ちを達成させてあげる。
真ん中二つについては、コミュニケーション技術の向上にむけた学習を促す。
仕事として感情だけで処理をしないことを学ぶ。
四様あるけれど、対応は異なることを学ぶ。
③優しく言葉を選んで注意したのに、問いただされたと言われる。
・ジョハリの窓。
自分が知っていて他人が知っている窓。→
自分が知っていて他人が知らない窓。→
自分が知らないで他人が知っている窓。→他人とのギャップ→盲点→思ってものと違う結果
自分も他人も知らない窓→
感情のズレは、盲点がポイント。
「豊」
個性
個性が豊かな人ばかり。
個性を持つことは悪いことではない。
しかし、その個性も相手に不快を与える部分は修正すべきである。
手豆
口豆
足豆
豆な動きをプラスさせることで、自分の個性も生きてくる。
「正」
何かを決めるときには、みんなで意見を出し合う。
強引に何か一つに決めてしまうと、思考が止まる(もっとよくならない)。チームが分解する。
「正」から「一」を引くと「止」になる。
リスクがあれば予防しなければならない。
個性を知ること
出された意見を肯定して受け止める
職業的なプライドを高める
個人技で終わらせない
力を出し合える関係性を築く
コインの裏表
良いと思って話をしていても、実は、それは全然ダメと置き換えても話をできる。
例えば、血液型。A型。几帳面はいい感じ、細かいよねはネガティブな感じ。同じ内容でも見る面で解釈の仕方が異なる。解釈は真逆まで行ってしまう。
自分の解釈の仕方では物事の受け止め方が違う。実は、それは真実ではなくても良い。例えば自分へのバッシング。「私を鍛えてくれている」との解釈をしてもいい。自分の中だけの解釈で済ますことができる。常に良い解釈し続けることができるか。ゆとりがあるときはできる。ゆとりがないときはできない。すぐにカーとして反応するときはゆとりがないとき。言葉に出して反応する前に、自分のゆとりと相談する。バロメーターにする。
コミュニケーション技術向上は何の役に立つのか。
報連相は新人が最低限身につけるスキルだけではない。
実践できている人は意外と少ない
報連相か?報連連連相か?
報連相のおひたしをを知っていますか。
報連相の「連」は、水平展開。「報」は上への展開。
報告は部下から上司へ。上司から部下へのフィードバックがない。
報告があったら、「おひたし」で返す関係性はマナー。
「お」 怒らない
「ひ」 否定しない
「た」 助ける(サポート)
「し」 指示する(促し)
複雑な仕事をシンプルに。
同僚の仕事を理解する。
まとめ役を強化する。
権限を与える。
行動の振り返りを促す。
相互関係を深める。
協力を促す(失敗を責めずに、非協力を責める)なんで自分一人でやったの?なんで相談してくれなかったの?と非協力のところを責める。「行動は良いよね。次は相談してよ。」
援助者に必要な七つの力
捉える力
気づく力
考える力
整理する力
まとめる力
伝える力
振り返る力
どれが得意なのか。全部不得意でもどれが良いか。
自分ごとを考えて行動すること。
ケーキ屋さんの話
私はケーキを売っています。92歳のトメさんがよろよろやってきました。何にしますか?と聞きました。トメさんは「これとこれ」と言っていますが、私は、トメさんが、どれをさしているのかわからない。「名前で言ってください」と聞くと「トメです」と。
→トメさんはゆび指さすことでわかってほしいとの思いを、店員さんがわかってくれれば。どうして、トメさんの側に来て、一緒にトメさんのゆび指している側に来て、トメさんと一緒に確認しないの?トメさんの気持ちを自分ごととして捉えれられば、きっとそうしたはず。
雪の日の訪問の話。
訪問介護のスタッフが、雪の日の訪問で遅れて、利用者さんにひどく怒られた。
訪問看護の人も遅れました。それでも、来てくれたことへの労いがありました。
訪問リハビリの人も遅れました。「先生、足元が悪いの来ていただいてありがとう 来なくてよかったのに」と言われました。
これの差は?
介護は、生活を支えている。時間単位で。遅れると本当に困るサービス。絶対に必要な存在。ナースは時間は問題ない。その日の健康は相談したい。リハビリは?そこまで必要ないということ。
それぞれの専門性をどう捉えるか。
大切な視点は、生活の視点になれているか?
組織を変えていくには、何かを作っていかないといけない。変えたいと思ったら、議長になって矢面をたつ。ひとりで辛いからサポートを作る。自分ごととして捉える強い力。
地域作りは、あの時のあの人ねから始まる。
課題に思っていることを声に出して言って見る。相談してみると、そんな風に思っていたんだと周りがわかる。自分の窓を開けていく。
仲間を募る。文句言っていても変わらない。自分でやらないと変わらない。自分ごととして。議長になって行う。会議で決める。
ありがとうございました。
次回は12月6日(木)18時からです。「トランス ポジショニング」について。身体の触り方について。
皆様お待ちしております。
11月はじめ、第三回「ふらっと音羽台」が開催されました。
ふらっと音羽台は、誰もがふらっと立ち寄れる勉強会です。有志の三人が運営し(講師含む)、勉強したい人たちに勉強の機会を届けたいと、まぁ地道に(笑)に行なっています。初回の開催では7名(運営含む)の参加から始まりました。
私としては、本当に素晴らしい内容の勉強会です。ぜひ、多くの方に届けたい。でも、ふらっとな勉強会ですから、「まぁ参加が自分たちの三人でも楽しみましょう」と決めています。
でも、講師は川崎 初美さん。本当にすごい授業ですよ。NHKでたまに放送している「奇跡のコーチ」という番組がありますが、そんな感じ。(説明が雑ですね)
音羽台の方だけではなく、地域の方やちょっと離れた場所の同業者の方なども来てくださっています。本当に誰でも参加OKです。ぜひ、足を運んでください。三人でお待ちしております。授業のあとも繋がりの場となると嬉しいです。
いつもように、こちらに備忘録として講義の内容を添付いたしますね。
ふらっと音羽台 第三回 「人間関係を考える〜なんでわかってくれないの?〜」
平成30年11月1日(木) 18時〜19時
講師:川崎 初美さん 合同会社「一歩」代表 理学療法士
今日は第三回目となります。今日のお話は、ヘルーパーステーションのサービス提供責任者の方向けに作った資料を、リニューアルをしてもってきました。
一番最初はゲームです。4角形のピザパイ。正確に四当分してください。
「正確に」がポイント。
3つにしてから、思い込みになる。
三つを四つにする。
これができる要素は、素性もあるけれど、「知っている」こと。「知っていれば」できる。
情報は知っていることが何よりも強い。知るか知らないかで雲泥の差になる。
たくさんの方と出会い、たくさんの情報を交換することで、知ることが増える。そんなことと一緒。
1〜100まで順番に考える。
情報は体系化して学ぶ。
情報はたくさんある。悩みも検索すれば出てくる。答えが出て消えも、自分の知りたい情報がどれだかわからない。
情報は体系化して見つけやすくする。
いったい、どんなことが悩みなの?
悩んでいることリスト サ責→登録さん
①仕事の範囲を超えて、自分で判断して要望に応えてしまう。
②頂き物を断らずにもらってしまう。
③優しく言葉を選んで注意したのに、問いただされたと言われる。
①仕事の範囲を超えて、自分で判断して要望に応えてしまう。
・良い面…優しい人 困った人を放っておけない人 自己犠牲を厭わない人 度胸のある人
・悪い面…上司の判断を仰がない ルールを守れない 指導に従わない 家族よりにたちすぎる人
良い面と悪い面をそれぞれ出して、それがこの方の場合はどれに当てはまるのか見立ててから「あなたの良い面には、⚪︎⚪︎だけれど、今回は●●となってしまうよね」と言ってみる。
②頂き物を断らずにもらってしまう。
・私だけもらえる優越感 断れない敗北感 相手を傷つけるよりは自分が怒られようという犠牲感 バレなきゃいいだろうとういうギャンブル感
→隠れている気持ちごとに対処しましょう。別の方法でその気持ちを達成させてあげる。
真ん中二つについては、コミュニケーション技術の向上にむけた学習を促す。
仕事として感情だけで処理をしないことを学ぶ。
四様あるけれど、対応は異なることを学ぶ。
③優しく言葉を選んで注意したのに、問いただされたと言われる。
・ジョハリの窓。
自分が知っていて他人が知っている窓。→
自分が知っていて他人が知らない窓。→
自分が知らないで他人が知っている窓。→他人とのギャップ→盲点→思ってものと違う結果
自分も他人も知らない窓→
感情のズレは、盲点がポイント。
「豊」
個性
個性が豊かな人ばかり。
個性を持つことは悪いことではない。
しかし、その個性も相手に不快を与える部分は修正すべきである。
手豆
口豆
足豆
豆な動きをプラスさせることで、自分の個性も生きてくる。
「正」
何かを決めるときには、みんなで意見を出し合う。
強引に何か一つに決めてしまうと、思考が止まる(もっとよくならない)。チームが分解する。
「正」から「一」を引くと「止」になる。
リスクがあれば予防しなければならない。
個性を知ること
出された意見を肯定して受け止める
職業的なプライドを高める
個人技で終わらせない
力を出し合える関係性を築く
コインの裏表
良いと思って話をしていても、実は、それは全然ダメと置き換えても話をできる。
例えば、血液型。A型。几帳面はいい感じ、細かいよねはネガティブな感じ。同じ内容でも見る面で解釈の仕方が異なる。解釈は真逆まで行ってしまう。
自分の解釈の仕方では物事の受け止め方が違う。実は、それは真実ではなくても良い。例えば自分へのバッシング。「私を鍛えてくれている」との解釈をしてもいい。自分の中だけの解釈で済ますことができる。常に良い解釈し続けることができるか。ゆとりがあるときはできる。ゆとりがないときはできない。すぐにカーとして反応するときはゆとりがないとき。言葉に出して反応する前に、自分のゆとりと相談する。バロメーターにする。
コミュニケーション技術向上は何の役に立つのか。
報連相は新人が最低限身につけるスキルだけではない。
実践できている人は意外と少ない
報連相か?報連連連相か?
報連相のおひたしをを知っていますか。
報連相の「連」は、水平展開。「報」は上への展開。
報告は部下から上司へ。上司から部下へのフィードバックがない。
報告があったら、「おひたし」で返す関係性はマナー。
「お」 怒らない
「ひ」 否定しない
「た」 助ける(サポート)
「し」 指示する(促し)
複雑な仕事をシンプルに。
同僚の仕事を理解する。
まとめ役を強化する。
権限を与える。
行動の振り返りを促す。
相互関係を深める。
協力を促す(失敗を責めずに、非協力を責める)なんで自分一人でやったの?なんで相談してくれなかったの?と非協力のところを責める。「行動は良いよね。次は相談してよ。」
援助者に必要な七つの力
捉える力
気づく力
考える力
整理する力
まとめる力
伝える力
振り返る力
どれが得意なのか。全部不得意でもどれが良いか。
自分ごとを考えて行動すること。
ケーキ屋さんの話
私はケーキを売っています。92歳のトメさんがよろよろやってきました。何にしますか?と聞きました。トメさんは「これとこれ」と言っていますが、私は、トメさんが、どれをさしているのかわからない。「名前で言ってください」と聞くと「トメです」と。
→トメさんはゆび指さすことでわかってほしいとの思いを、店員さんがわかってくれれば。どうして、トメさんの側に来て、一緒にトメさんのゆび指している側に来て、トメさんと一緒に確認しないの?トメさんの気持ちを自分ごととして捉えれられば、きっとそうしたはず。
雪の日の訪問の話。
訪問介護のスタッフが、雪の日の訪問で遅れて、利用者さんにひどく怒られた。
訪問看護の人も遅れました。それでも、来てくれたことへの労いがありました。
訪問リハビリの人も遅れました。「先生、足元が悪いの来ていただいてありがとう 来なくてよかったのに」と言われました。
これの差は?
介護は、生活を支えている。時間単位で。遅れると本当に困るサービス。絶対に必要な存在。ナースは時間は問題ない。その日の健康は相談したい。リハビリは?そこまで必要ないということ。
それぞれの専門性をどう捉えるか。
大切な視点は、生活の視点になれているか?
組織を変えていくには、何かを作っていかないといけない。変えたいと思ったら、議長になって矢面をたつ。ひとりで辛いからサポートを作る。自分ごととして捉える強い力。
地域作りは、あの時のあの人ねから始まる。
課題に思っていることを声に出して言って見る。相談してみると、そんな風に思っていたんだと周りがわかる。自分の窓を開けていく。
仲間を募る。文句言っていても変わらない。自分でやらないと変わらない。自分ごととして。議長になって行う。会議で決める。
ありがとうございました。
次回は12月6日(木)18時からです。「トランス ポジショニング」について。身体の触り方について。
皆様お待ちしております。