ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

天災と人災

2011-03-12 15:15:07 | 田舎の理屈
 すごい事になってきましたね。

 マグニチュード8・8、観測史上最高値だそうです。
 テレビで見るだけでも、恐ろしいほどです。

 昨日東京で暮らしている長男と連絡がつかなくて少々あせったのですが、22時ぐらいに向こうから連絡があり、安心したところです。

 地震が起こったことは天災ですから受け止めなければ仕方がないのですが、情報では原子力発電所で事故が起きているようです。半径10KM緊急避難などという事態となっているようです。

 これは人災です。
 原子力発電所などという最先端の技術を駆使して建設されている施設にして、こうした状況では、今後原子力発電所建設問題など容認されることはないでしょう。

 こうした危険施設を田舎に建設することで、都会の需要を満たしてきたのですが、このような状況になると、考えさせられますね。今回の福島原子力発電所で発電された電気は東京に送られているのです。

 電気を消費する快適さをお金を払って享受する都会と、危険施設を受け入れてお金をもらって生活をする田舎。そのような構図なのです。

 大規模発電によるリスクより小規模でも各地で状況に応じた発電システムを検討してみてはいかがでしょうか。
 もっと周知して田舎だからこそ、そうした場所があるのですからお勧めしたいところです。エネルギーと食料品の100%自給自足エリア。まずは高知県の東部地域が目指すべき目標だと思っています。
 達成するための課題は多いのですがね。



 現実に高知県の東部地域にも多くの小規模発電に適した場所があります。
 今回の災害を映像で見ながら、そんなことを考えておりました。

 災害を受けられた方々にお見舞いを申し上げます。

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