ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

年金

2011-07-24 10:30:10 | 手前かってな推論。
 私も年金をいただく年齢になりました。手続きに行かなくてはなりませんが、最近妙に気になりだしたのです。新聞紙上やネット上の情報をまとめると次のようになるようです。

 7月13日、厚生労働省が2010年度の国民年金の納付率が59.3%と、3年連続で過去最低を更新したと発表したのです。非正規労働者の増加、若者世代の年金制度への不信感などにより納付率の低下に歯止めがかからない状態となっているからだというのです。
 しかも、こうした状況をより今以上に悪化させかねない問題があるというのです。
 それが「2013年問題」なのです。

 サラリーマンなどが老後に受け取る厚生年金。会社を定年で退職すると60歳から支給が始まり、ぜいたくはできなくてもそれなりの生活ができるというものだった。しかし、それが崩れつつあるのです。

 厚生年金は1階の定額部分と2階の報酬比例部分からなっていますが、定額部分の支給開始はすでに引き上げられており、現在は65歳からです。そして2013年、つまり再来年からは報酬比例部分も60歳では受給できなくなる。支給開始年齢は少しずつ上がっていき、最終的には2025年以降、年金を受け取れるのは65歳からになるのです。


 若い世代だけでなく、これから受給を受けるような世代にも先行き不安ですね。
 かつて自民党は100年年金といった年金改革をやったはずなのですし、民主党の現政権にとっても、妙に他人事のごとく表に出さないのです。
 問題として表面化しない間は「知らないふり」なのです。

 誰か分かるように解説して欲しいものです。
 どうすれば納得できるのかをです。

 このままだと、受給資格がどんどん先へ先へと先延ばしされてしまいます。
 年金として金を出さなければ、制度としては存続できるのでしょうが、支給をしない年金制度に最早意味は無いと思うのです。
 年金として納めた金額は、国民から預かった金額はいったい何処に行ったのか。

 制度崩壊に向かう前に、なにか名案を出してください。
 
 ただ、徴収率を上げるのはダメです。
 今以上に支給開始年齢を引き上げるのもダメです。
 どうにもならないっていうのもダメです。
 年金機構の組織変更だけでも無理でしょう。
 全体として信頼度を取り戻しながら、キチンと管理できないとこうした組織はもたないのです。

 うがった見方ですが、少々使ってもなんとかなると思っていた方々がたくさんいたのですし、これだけ利息が、イワユルお金が金を生む金利が低下するとは思っていなかったのです。さらに、国民のお金を預かっているという意識が政治家に官僚に無かったのです。

 民間の金融機関がこんなことをやれば、即倒産ですね。
 なぜだか「国」がそれをやっても、「仕方がない」ということになります。
 国民に甘え続ける政治家がいます。思い上がっている官僚がいます。
 そしてすべてを許している「和をもって貴しとナス国民」がいます。

 結果は推して知るべしでしょう。
 

 さてね。どうすればいいのやら。
 期待しています。受給資格はあるのです。

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花の谷の台風被害

2011-07-24 09:40:49 | 日記
 花の谷も台風による風雨の影響を受けました。

 もちろん渓流の水かさは普段より30cm以上上がっていますし、風の影響でしょう竹や棕櫚が倒れて、切り倒すしか方法がありません。風で倒された竹の根を雨が叩いて土を流してしまったのです。



 
 先日築いた石垣も、一部最も心配した場所が、流れる水に持っていかれました。
 何か原因があるのでしょうが、素人の私には解りません。
 ただ多きな石は残っているのですが、私が抱える事が出来るサイズについては、何処に行ったのか判りません。
 写真手前の石は、石垣の残骸です。絶対もう一度造ってやる。




 渓流の対岸の崖が崩落して、巨岩が水中につき座った感じです。
 何トンというでかい石が、見上げるほどの場所から落ちるのですから、ものすごい音だったのでしょう。何か映画の世界のような感じです。




 落ちてきた石だか流されてきた石が原因だかわからないのですが、流れの傍に砂利が溜っておりました。今まではなかったんですがね。

 しかしこんな状況になっても、水はきれいでしたね。
 少し濁っているようにも思うのですが、奈半利川本流の赤茶けた水のことを考えると「水は澄んでいました。」



 この場所、砂利が多く溜って、小さな子供達でも水遊びが出来そうな処になりました。

 だんだん良くなっています。
 花の谷の渓流は、より良くなっています。

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