ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

久方ぶりの山の中。

2012-07-09 11:08:50 | 日記
 最近は雨が多くて、作業にいけませんでしたから、欲求不満が高まっております。 



 北川村花の谷では水田の作業も一段落。さらに苗の色も濃くなってなにやら逞しくなっています。
 畦のベゴニアも色鮮やかに咲き誇っています。

 生産するだけでなく、花を愛でる気持ちがうれしいですね。


 さて、先日から作業現場を変えて新たなチャレンジを始めています。

 場所は今までのところより、少し遠く高い場所でしょうか。
 面白いのは、地質がまるで違うと言うところかな。

 これを見ればすぐにわかる方々も多いでしょう。



 星神社参道です。
 ここからまだ車で尾根道を10分ぐらいです。

 赤土山でほとんど岩がありません。急傾斜地であることに違いはないのですが、ごろごろと石が転がっているわけでもなく、少し雨が降るとヌカルンでしまいます。

 

 山の傾斜地を切り出して山道が出来ていますが、軟弱地盤だけにいたるところに崩壊地が出来ていて、これの修復修理作業をすることにしたのです。
 特に雨が降ると水が集る場所などは、どうしようもなく少々の整備など、一気に流してしまっています。
 こんな場所にでくわすと、妙に楽しくなります。「いったいどうしてやろうか」といった感じです。





 この場所のすぐ上を重機が移動するのですから、これ以上崩落しないように土を留める必要があるのです。

 やりがいがありますね。ウィークデーも仕事をほッポリ出して行きたくなっています。

 石垣を築きたくとも石はなく、さて。
 木と小石を組み合わせて、何やら出来ないものかと思案中です。

 周囲が薄暗くなって、帰路に着く途中、林業の話や自分達の作業について少し話をしましたが、その話は次回のお楽しみとしましょう。



 足元から下を見ると、急斜面に木々が折り重なっていて、山が叫んでいます。

 「もっと手を入れろ。」「山が荒れるぞ。」

 しかしほとんどの山が放置されているのです。
 採算が取れないからなあ。
 何をしても。
 今しっかり考えて、何か対策を講じないと、「山は荒れ放題という事になるのは、目に見えているのです。」

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