倒産１００．

　アメリカの銀行が2009年に１００件倒産したとの発表を、米連邦保険公社がしました。もし日本でこうした事態になると、パニックになるでしょうね。17年ぶりだそうですが、20年ほど前にもこうしたことがあったってことだから、これもすごいですね。

　米経済は金融危機から少し回復基調との見方が強かったのですが、これで尚、厳しい評価が続くでしょう。

　しかし、アメリカってすごいですねえ。
　平気でつぶし、それを外の会社がそうした業務を引き継ぐのですから。
　日本でもし、もしですが、１００もの銀行が倒産すると、考えられないことですが、それこそ金融恐慌が起こります。

　日本は、アメリカほど自由主義経済システムになっていない分だけ、今回のような状況では、悲惨なことにならないのかもしれません。

　これから、したたかなアメリカのやりたい放題が始まります。

　自由主義とは、放任主義なのかな。
　自由主義とは、自己責任主義なのかな。
　自由主義とは、自信の表れなのでしょう。アメリカの自信です。
　地方銀行とはいえ、１００もの銀行が破綻したのです。

　ただこれで終わりはしません。2009年はまだ2ヶ月あるのです。多分今の状況では、まだいくつかの銀行がそうした状況になるのでしょう。
　そして、どこかの近くの銀行が大きくなります。

　アメリカとは、そうした国なのです。

　田舎の理屈です。それは、預金者保護だけが問題なのです。
　誰が経営をしようと、いいのです。利益を出して配当が出来ない金融機関は退場するのです。