ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

分からないことだらけ。

2011-05-22 00:23:38 | 今日の一面
 今日の高知新聞の一面に「海水注入 首相指示で中断」
 「再臨界恐れ55分間」
 とあります。大震災があった翌日、すでにこうしたことがあったとの記事が出ているのです。首相が海水注入を止めさせたというのです。

 それがネット上の情報では全く違う内容になっています。

 炉心溶融を起こした東京電力福島第1原発1号機で3月12日夜、炉心を冷やすために始めた海水注入が55分間中断した問題で、政府・東京電力統合対策室は21日の会見で経緯を説明した。12日午後7時過ぎに注入を始めたのも中断したのも東電独自の判断によるもので、その事実を官邸は知らなかったとした。中断が冷却作業に与えた影響について経済産業省原子力安全・保安院は「現時点では分からない」としている。(毎日新聞)

 読者は何を信じればいいんだろう。

 犯人探しより、現場をなんとかして欲しいものです。
 どちらかの情報が意図的に流されたものか、推測で出された情報でしょうが、責任問題より今はやらなければならないことがたくさんあるはずです。

 ただマスコミはキチンと取材をしていただかないといけません。
 活字になると、情報は独り歩きを始めるのですから。
 いやでもそのうち真実は白日の下に晒されるでしょう。

 いまは原子炉をなんとかして欲しいものです。
 これ以上の災害を生み出さないでほしいところです。

 なにも分からないのです。
 事故発生当初から東京電力の発表も政府からのものも、どうも眉唾ものなのです。
 自己保身に走りすぎているような感じがします。
 解しがたいね。

 どうしてこうなるのかも分かりません。
 ただ確認の仕様がありません。
 残念ながら。


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 少し怖いね。
 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
末は博士か大臣か (たけちゃん)
2011-05-23 09:12:44
自分たちの親の世代は
「ウソをついたり人を騙したりしたらいかん」
「ちゃんと周りの人のことを考えて行動せんとりっぱな大人には成れんぞね」

と言って子供たちを育ててきました。

犯人探しに懸命の論点のズレタ国会中継、表面を取り繕う大企業の経営者。
利益優先が前提の「報道の自由」を掲げる大手マスコミ。

「りっぱな大人」が増えました。

「末は博士か大臣か」

もう死語になったんですね。

情報が溢れる今の時代、真実を見極める術を身に付けるのも必要かと。。
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これから。 (ふくろう親父)
2011-05-23 10:17:40
今発進されている情報が誰かの意図を持って操作されていることについては、仕方がないと思うのですが、受け取る側の感性が試されているように思います。

悲しい時代です。

そのうち、大本営発表みたいになりそうな気がするね。
いやでも情報が錯綜すると、誰かが取りまとめようとするからです。
嘘を嘘で塗り固めようとするからです。
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