ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

哲学。

2010-08-23 00:08:33 | 今日の一面
 ハーバード大学の教授の著述をきっかけにしてだろうか、哲学書が本屋で売れているのだそうで、特設売り場まであるのだそうで、ちょっと驚きです。

 哲学なんて、図書館に行くとプレートを見たことがある程度で、ジックリ読んでみたいなどと、ここ30年ほどは思ったことがないのです。

 30~40歳台の方々が、哲学書を読まれているのだそうですが、いいですねえ。
 若い方々がゆっくりと考える時間を持つのは、本当にいいことかと思います。

 最近の傾向としては、豊かさと自由度を誇っているのですが、価値の基準としては、そればかりでもないように思えるのですし、今人間は「真なる規範」を失っているような気がして、今日の新聞の一面を、記事を見入ってしまいました。

 哲学にもいろいろあるからなあ。

 私は、生き方もですが、死に方についても考えなければならないような、年代になってきておりますが、未だに不熟につき彷徨っております。

 それだけに、最近の児童虐待や老人介護問題などの、悲惨なニュースを聞くたびにアノミーについて考えているのです。自分の小ささに思い悩んでいます。

 結局のところ、出来るだけのことをやることで、自らを慰めているだけなのです。
 今日はまだ、体のあちこちが痛いねえ。情けないねえ。



 花はただひたすら時期が来れば、花弁を広げるのです。
 彼らの全能力を、さらりと出し尽くしております。

 高知新聞。やるじゃあないですか。この記事を一面に持ってくるのですから。

 

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