ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

疲れたけど、楽しかった。

2010-11-10 11:28:18 | 田舎の理屈
 楽しい時間でした。
 音楽を野外で聴くことについては、いつもの事ですが、楽しいことです。
 コンサートホールなど無くとも、音楽に親しむ場は作れるのです。



 昨日、山の日の事業で、山の中でコンサートを開きました。
 KENKEN&西岡の二人のJAZZというよりポピュラーソングの歌を聞きました。
 なかなか上手でした。

 観衆は奈半利中学の2年生30人と大人たち20人。

 少ない人数を意識してか気さくな話し振りで45分をつないでくれました。

 しかし、寒かった。山の上ですから風通しが良すぎたのです。
 野外のイベントはお天気次第ですから、これだけはつらいことです。
 
 子供達は午前中環境学習をしてから林に入り、間伐やら枝切りをしてから、昼食。そしてコンサートだったのです。




 山の中では宝探しなど結構楽しんでいたようです。

 普段の日常生活ではのこぎり片手に山に入ることなど無いはずですから、結構いい経験になったことでしょう。

 疲れましたね。今日はちょっと風邪気味です。

作業の証拠写真。

2010-11-07 22:52:07 | 花の谷
今日、写真の整理をしていたのです。偶然見つかったのです。
 竹林での竹伐採作業が証明されるものがありました。
 8月の写真です。


 結構以前は竹が在ったのです。本当に密集していたのです。そして広がっていたのです。



 今の写真ですが、季節は秋となりました。さらに竹の本数もかなり減って、すっきりした形になっています。
 右下の杉が一本、すっと立っています。これを今切るかどうかで悩んでいるのです。
 家の真上だけに、アマチュアだけでやるのは少し心配なのですが、さてどうするか難しいところです。

 安芸郡北川村宗の上の竹林で伐採作業を頑張ってきた証拠の写真です。
 やったね。

今日は太極拳の日

2010-11-07 19:12:08 | 太極拳
 朝早く電話が鳴った。「みんなあが、待ちゆう。」
 寝過ごしてしまい、集合時間までしっかり寝ておりました。

 「先に行って。」

 自分の車で後を追うことになってしまいました。
 会場は高知県香南市夜須のヤッシー・パークです。 
 太極拳の愛好家による交流会が開催されたのです。
 私は、相変わらず進行役でマイク片手に喋っておりました。 
                  

 交流会が始まるまで、練習に余念が無いのです。
 普段は体育館の中での運動だけに、広々とした場所は気持ちがいいのでしょう。
 みんな緊張はしているようですが、明るい顔をしています。

 順番に10の演目が次々と披露されました。
 ただ時々、雨が降り始めて、室内に移動したり、降り止むと屋外に出たりと忙しいことでしたが、なんとか最後まで無事終了。

 よかった良かった。







  最後はみんなで一緒に体を動かして、終了です。

  みんな少しずつ上達しているようです。
  来年も出来るといいですね。またあの方々と会いたいものです。
  「みなさん元気でいてください。」

妙に山が良い。

2010-11-07 00:52:43 | 花の谷
 今日は西谷林道の最上部、車で行ける最高地点まで行ってきました。
 週に一回、土曜日の午後の贅沢です。

 車で1時間弱かな。ゆっくりとゆっくりと、車を走らせて行きました。

 突然通行止めのサインがあったことから、それ以上、車を走らせるのはあきらめました。
 

 その場所には杉材が山積みされ、作業中だったのです。

 来た!!。出来るだけのことは、短い時間でやってみたといった満足感がありました。

 少し下って南の方角を見ると、重なっている山々が連なって、海は見えなかったねえ。
 標高がそれほど高くないってことですね。

                 

 ここで、お弁当を食べてから、竹林に向かいました。今日の作業で雑木林の救援隊は一時休止としましょう。
 まだ、いくつかの作業が待っていますからね。

                 
                 

 すこし変わったかな。前と後です。
 明るくなった分だけ、竹を伐採したことになります。
 場所は急傾斜地で結構幅があることから、向こうが透けて見えるほどやりたいですね。
 今回は一時中止です。
 忙しいことです。           

出発地点がありました。

2010-11-04 07:30:22 | 森林鉄道物語
 高知県安芸郡田野町。かつて魚梁瀬森林鉄道の終着地点、貯木場があったところです。いまはもう、その気配すら感じることは出来ないのですが、田野町に貯木場があったことは、色々な場所や資料からイメージを膨らませることができます。

 古い写真があります。
 説明書きには、田野海岸の船積み作業(昭和30年)とあります。
 2隻の船が木材を積み込むために、海岸近くまで来ています。
 しかし大きいですねえ。杉の木のサイズ。
 森林鉄道で運ばれてきた木材が、今度は船で出発するのです。
 海岸で木材を船積みする作業員もたくさんいたのです。
 ただ、波打ち際で木が波にあおられて動くため、危険な作業だったようです。

 陸上運送より海上運送のほうが、当時は理にかなっていたのです。高速道路を中心とした基盤整備は出来ていないのですし、性能の良いトラックもまだ無いのです。



 現在の田野海岸です。奈半利川にダムが3つも出来たことにより砂利等の補給がされなくなったことから、海岸の砂浜が磨り減ってしまったのです。そして海岸調整のために離岸堤が、堤防の前には消波ブロックの山が築かれています。こうなると船は近寄れませんね。
 もちろん船で運ぶ何物も無いのですがね。

 かつてこの場所は、高知県中芸地域の最上流域から魚梁瀬森林鉄道によって運ばれてきた木材が、運び出されたところなのです。
 
 いまは、働く男達はいません。ただ波が打ち寄せ、時おり散歩する方々がいるだけです。