とにかく私は
空気が読めないのだ。
そう思われる、自分でも感じる一番の原因が、「これを言ったら相手に利用されるよ」っていう空気が読めないということ。
こんなこと自分で言うのはどうかと思うけれど、私はとにかく他人を利用しようとか、他人が損をするような場面で自分だけが得をしようとか言う頭が全く回らない。
だから、他人がそういうことをするという想像力が働かない。
ビジネスの世界では、騙したり騙されたりということが割と日常的に行われていて、とにかく隠すことが多い。
ちょっとでもこちらの弱みを見せたり、必要以上に親切にしたりすると、逆手に取られて損をするばかりなのだ。
私は直属の上司から口が軽いと思われているけれど、私は言ってはいけないとわかっていることは絶対に他言しない。
ただ、今の自分の立場で誰にどの情報を流してはいけないのかということがイマイチわかっていないから、上司が上長に秘密にしたいと思っていることを私が言ってしまうと、「owned_ownerは口が軽い」ということになる(社内でも色々しゃべっちゃいけないことがあるみたいで、よくわからん。個人の方向性によって変わるものだと思うけど)。
それで最近ずいぶん悩んでいた。
…そんな話とは全く関係ないのだけど、今日、会社の役員の一人から飲みに誘われた。
昔から付き合いのあるお客さんと急に飲むことになって、私の上司(女性)を誘おうと思ったのだけど、あいにく上司は休みで、それでも女性を!ということで(これは昔の価値観だと思うのだけど)、とりあえず私が誘われた。
で、まあ、駅近くの飲み屋で役員と二人でスタンバイしていたのだけど、お客さんが急に仕事が入ってこられなくなったとのことで、結局2時間、二人で飲んでました。
上司が教えてくれない他社との関係の話とか、取引先との歴史とか、会社の話とか、うちの会社の行く末とかを色々話して、なんだかヤル気が出てきましたよ。
もう、
余計なことを言ったがためにチーム内で微妙に無視されたり(aggressiveなイジメではなく、相手がただ単に不貞腐れていただけ)とかして、なんだか暗い一週間だったのだけど、最後にスッキリしました。
今は受注(ルート)営業でなんとかなっているけれど、新規の顧客を開拓しなければいずれ会社は潰れるよ、というのが私が肝に命じていなければいけないこと。
通常仕事をもらっている業種じゃなくて、もっと上(メーカーとか、流通をつかさどっているところ)を目指さなければいけない。
ずっと気になっていた協力会社のお兄さんは、なんだか最近我儘で、私が好意でしていることもなんだかアタリマエになっていて、オマケ的なサービスがないと結構失礼な態度を取る有様で、「男尊女卑な業界」の顔が見え隠れして、なんだかガッカリしてしまうことがあった。
あくまでも協力関係にある会社なんだし、良好な関係を築こうとか、自分がやりやすいように協力してほしいと思ったら、言い方とか態度とか考えなきゃいけないと思うんだよね。
そういうことが出来る人だと思っていたのに、残念。
違う方向を向いて頑張ろう。
nvocc