東京で実家暮らしで、自分は本当に今恵まれていると思うけれど、自分勝手なことを言えば、この一週間は本当にただ今だけを見つめて生きていた。
mixiやtwitterを見ていてもそうだけど、東京や埼玉や千葉に住む人たちは、直接大きな被害を受けていなくても、ただただひたすら今を生きていたように感じる。
生きるってどういうことか、みんなが強く感じたように思う見える。
上から目線を承知で。
私は幼いころから貧しい家で育ち、今日食べるものがないかもしれないという環境で生きていた。
バブルのさ中、学校から当然のようにに来る「●日までに●●を買って下さい」の言葉を親に伝えるのが辛かった。
生きるっていうのは、明日がわからないということ。
それだけをわかっていれば、人は迷うことが無いように思う。
上から目線だけど、生きることに明確な目標なんて無くていい。
生きている、ただそれだけが生きる目標だから。
久々に今だけを見つめて、この一週間はあっという間だった。
裕福な同級生たちも、同じ感覚でいたようだ。
余裕があるに越したことはない。
でも、「生きる」という一瞬先を見つめることは、何よりも大切だと、今切に感じる。
苦しい、ということは、無いほうがいいということはもちろんわかっているけれども。