その昔、付き合っていた彼氏に「好きな詩を教えてください」と言ったら、谷川俊太郎の「生きる」を紹介された。
誰でも一度は聞いた覚えがあるかもしれない「生きる」。
少しでも人生について考えたことがある人なら、少し涙が浮くかもしれない。
「生きる」。
生きる
谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木漏れ日がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと
(続く)
これだけで谷川俊太郎の詩集を買いたくなる。
ほかの詩も、心に響く。
なんの回し者でもないけれど、いろんな人に谷川俊太郎のいろんな詩を読んでほしいと思う。